今週末開催のグランプリシリーズ5戦目のフィンランド大会(フィンランディア杯)、私は現地観戦の予定です。
自分自身が観戦を楽しむためにも、この試合の「見どころ」を出発前に整理しておきたいなと思っていますが、その前に「なぜフィンランドまで観に行こうと思ったか」だけ、先にまとめてみました。
アサインされたメンバーが私の為かのような人選だった
最大の理由がこれです。アサイン発表された時点で友人から「フィンランド大会、けろわんの好きな選手揃ってるやん」って連絡が来るぐらいのメンツでした。
特に男子!
日本人は鍵山優真&友野一希&山本草太選手。優勝候補の鍵山選手はもちろん、ベテランである友野&山本両選手の試合を見られるチャンスは少なくなってきている。残り少ないA級国際大会を見られるチャンスは大事にしたい。
そしてケヴィン・エイモズ&チャ・ジュンファン&アレクサンドル・セレフコ&カムデン・プルキネン選手と、私が「かなり好き」レベルの選手が結集している。ルーカス・ブリッチギー&ダニエル・グラッスル選手もいるし!
ダニエル・グラッスル選手は色々やらかして以来、積極応援モードではありません。でも「4回転トゥループとサルコウ跳べないのにルッツフリップループは跳べる不思議スケーター」枠として何年も応援してたので、演技はそれなりに楽しめます。(そういやNHK杯ではサルコウ初めて跳んでましたね)
何より驚くべきことに、ワールドランキングが低い選手たちも好きor気になる選手が揃ってるんですよ!
フィンランドのヴァルター・ヴィルタネン先生とマカール・スンツェフ選手の代表争いがナマで見られる!
(正確に言うとまずは「ワールドのミニマムスコアをどっちが先に取るか」勝負)
私、去年もこのふたりの代表争いに注目して一喜一憂してたぐらいですから、そりゃあ嬉しいですよ
ヴィルタネン先生の挑戦&昨年2月のタリンクホテルズカップでの二人の代表争いについて書いた記事は ↓ です。
そして、ポーランドのウラジーミル・サモイロフ選手は、昨季のモントリオールワールド公式練習初日に「意外にも時々好みの滑りをする選手だ!」と驚いて以来、気になっている選手です。
<11/16追記>
私、下記の記事でどうも違う選手をウラジーミル・サモイロフ選手と混同してしまっていたみたいで別人でした。後日ちゃんと調べて訂正します…
女子もアサイン発表時はルナ・ヘンドリックス&イザボー・レヴィト選手が揃ってたし、日本女子は三原舞依&松生理乃&吉田陽菜選手と3名も入ってるし。アイスダンスもパイポー&フィアギブ揃ってるだけじゃなくて好きなカップルうじゃうじゃいるし、ペアはディアナさん達とチャンハウ組いるし。
いやもう、「ここまで私好みのスケーターが揃ってるんなら、これは行けっていうこと?」って思いました。欲を言えばキリはないけれど、GPS大会でこんな理想に近いアサインはそうそうあるもんじゃないです。
海外開催のGPS大会を一度現地で見たかった
2023年の北京グランプリファイナルこそ行きましたが、グランプリシリーズ大会はNHK杯以外ナマで観たことがありません。
だから、観客への規制が緩やかな国でのGPS大会をのんびり見てみたいなってずっと思っていました。GPS大会って小規模で疲れなくていんですよね。観る方もチャンピオンシップ大会と違って気軽に応援できるし。
しかし一番応援していた宇野昌磨選手が引退してしまった今、「GPS大会を観に海外まで行きたい」と思えることが今後自分に訪れるかどうか…?何年か経ったらまたそういう時が来るかもしれないけど、その時自分がホイホイ海外に行けるような家庭環境にあるとは限らない。
「ひょっとしてGPS大会を海外でのんびり楽しく見られるチャンスなんてこれが最後かも?」って思い始めました。
もし数年以内のワールドやグランプリファイナル開催地がフィンランドって確定していたら、行くかどうかは悩んだかもしれません。
そもそもフィンランドに行ってみたかった
というのも私、そもそもフィンランドに行きたくて。
2017ヘルシンキワールド開催してた時も、事情が許すものなら行きたかったですね。当時は下の子がまだ小学生で国内観戦すら厳しかったですが。
昨シーズンのアサイン発表の時は「昌磨さん、フィンランドのエスポー大会にアサインされないかな。そしたら迷わず行くのに!」って0.5%ぐらい期待してました。
(NHK杯と連戦になるからフランス杯か中国杯のどっちかだろうと思ってました。でも今年鍵山選手が連戦になってるのを見て、そうか~連戦の可能性も意外とあったのかーとビックリ)
昨年のTV番組でエスポーの会場が紹介されてたも時ガン見しちゃいましたよ。
「会場内のレストランからいい匂いがリンクに流れて来る~」って話とか、会場にサウナがあるとか。(さすがに観戦中に会場でサウナ入ろうとは思わないですけどねw)
フィンランドに行きたかった理由
フィンランドは日本から一番近い欧州
フィンランドに行ってみたいなと思い始めたのは、2003年に関空ーヘルシンキ直行便が就航したとき。「フィンランドって日本から10時間かからずに行けちゃうんだ!」というのが驚きでした。治安もいいし、北欧デザイン好きだしこりゃいいわって。
残念ながらロシアのウクライナ侵攻によって飛行機が迂回ルートをとらざるを得なくなり、今は13時間前後もかかってしまうんですけどね(苦笑)。
それでも以前のように9時間半で行ける日がいつ戻って来るか保証はない。再び行けるようになっても、その時自分が海外にふらりと行けるような状況かもわからない。
ーなら「今でしょ!」と(笑)。
何よりも「本場のサウナ」を体験したい!
最大の関心は「本場のサウナ」です。
実はうちは夫婦ともども若い頃からの温泉好き。一家で各地の温泉に入り倒しており、将来は温泉ガイドサイトを開設したいと割と真面目に考えてるぐらいw。海外の温泉はトルコでしか入ったことがないので、老後は国内だけでなくハンガリーなどの海外温泉地にも行きたいとの夢を持っております。
フィンランドは地質の関係上温泉はないけれど、サウナ文化の本場です。私も週1は日帰り温泉施設でサウナに入ってるぐらいにはサウナ好き。是非とも本場のサウナを体験したい!サウナ⇔湖や海の温冷交代浴なんて最高じゃないですか!
日本でも川の横の露天風呂って超大好きなんですよ
露天風呂⇔川の温冷交代浴をやると何時間も楽しめてしまう!
現地でもフィンランドでも空き時間にはサウナに行く予定です。(午前中営業のサウナが少ないのは予想外でしたが、まぁなんとかなりそう)
私が「もしサウナ施設の付属プールでサウナ好きの草太くんや友野くんと遭遇してしまったらどうしよう!?すっぴん&たるんだ腹を出した水着姿では『私日本から大会観に来ました。応援してます』とか絶対声かけられず、逃げ回らんとあかんわ」と大真面目に心配してたら、友人に笑われました(苦笑)。
そういや「ゆなすみ」の森口澄士選手もサウナーだとか。会場や街で応援してる選手たちとすれ違うのは嬉しいけど、サウナですれ違うのは嬉しくないですw
試合そのものの見どころについては遠征荷物のパッキングが完了したら、別途まとめるつもりです。