今回はRoad to 26 Trophy(ミラノ五輪プレ大会)の動画情報と、2025四大陸フィギュアスケート選手権のペアSP&アイスダンスRDの結果&振り返りです。
Road to 26 Trophyについては動画情報のみで、演技内容やSPの点数や順位は記載していません。
ただし四大陸選手権については内容についてガッツリ触れていますので、結果を知りたくない方は結果確認後にご覧ください。
四大陸選手権男子SPについては見終わったばかりで脳内が混乱しているので、明日改めて振り返る予定です。

ペアフリーの前に書き終えられなかったら、ペアフリーや女子SPと一緒に振り返るかもしれません
Road to 26 Trophy リザルト
2025四大陸フィギュアスケート選手権リザルト
Road to 26 Trophy 男女SP動画
Road to 26 Trophyの公式配信が無いことを考慮し、Golden SkateさんがInstagramで演技動画をライブ配信してくれました。
いつもなら選手たちの演技後インタビューを数多く伝えてくれる媒体ですが、「今回は演技動画の方がニーズがあるだろうから」とインタビュー数を減らし動画配信に労力を振り分ける判断に。手持ちスマホによる不慣れな撮影ですが、映像が全く残らないよりはありがたいです。
Golden SkateのInsagramリール(動画一覧)
※全カテゴリ全選手配信予定だそうです
サムネイルからは誰の演技動画か判別しにくいので、最後4名ずつのSP動画へのリンクを滑走順で張っておきました(敬称略)。四大陸選手権もあったんで私が視聴したのはごく一部だけですが、ありがたや。
<男子シングル>
デニス・ヴァシリエフスSP動画
山本草太SP動画
ニコライ・メモラSP動画
ケヴィン・エイモズSP動画
<女子シングル>
ララ・ナキ・グッドマンSP動画
イザボー・レヴィトSP動画
吉田陽菜SP動画
ニーナ・ペトロキナSP動画
四大陸選手権 ペアSP
「ゆなすみ」 長岡柚奈/森口澄士組
ゆなすみは6分間練習で綺麗なスロージャンプを下りていたので、長岡柚奈選手の捻挫の後遺症は少しはよくなったのかな?と期待。
本番演技開始後、「おっ、サイドバイサイドもループに?」と思ったら、長岡選手がダブルに抜けてしまって惜しかったです。でもその後のスローサルコウは綺麗に決まりました!ここで長岡選手が一気に笑顔になってそこからは私も緊張から時は慣れた感じで楽しめました。
ISU実況解説のクリス・ハワースさんがリフトのスピード&移動距離に驚嘆してたのが嬉しかったです。次のグループのスケーターの演技中にも「あのリフトは凄かった」って興奮しつつ語ってたぐらいですからね。整氷挟んでたのにw
採点表確認したら彼らのグループ4リフトはりくりゅうの7. 02点には及ばなかったものの、6.92で全ペア中2位!(SP2位のオシェイさん達は6.78、3位のリアトレ6.56、4位(現世界王者)のステデシ6.70)
そりゃ解説も絶賛しますわな。英語圏のスケオタが集まる掲示板でも「まだ3年目なの!?」「凄いリフト!」と評判でした。
この調子だとフリーの構成も冬季アジア大会の時のように落とさずに元の構成で挑んでくるかな?失うものは何もない立場なので体調が許すのなら挑戦してほしいですん。
フィリピン イザベラ・ゴメス/アレクサンドル・コロヴィン組
大会開始前の私なりの見どころの一つとしてあげていた、この組のワールドミニマムスコアの挑戦。

残念ながらジャンプミスが複数出てSPの技術点記録の更新ならず。明日のフリーの技術点で先週のアジア大会を6.4上回る56.66点出せばクリアできる計算です。
予定構成1ミスぐらいでいけばクリアできそうなんですけどね~。でも過去の記録調べてみたらサイドバイサイドのトリプルサルコウ、一度もダウングレードなしで跳べたことないようなので厳しいかもしれません。
アメリカ エリー・カム/ダニエル・オシェイ組
スロージャンプでやはりミスが出てしまった二人。スローの飛距離が出て着氷決まるようになったらなぁ~それ以外凄くいいのに。スピンステップオールレベル4で揃えたせいか、それでもSP70.32という高得点で2位スタート。
Ellie Kam / Danny O’Shea 🇺🇸 70,32
— Golden Skate (@goldenskate) February 20, 2025
Ellie: “I think it was a little bittersweet. I am disappointed about the throw, because everything was so good. It was like we were on the cusp of a great program, but then there was that stupid mistake on the throw.
Danny: “The throws have been… pic.twitter.com/U1O4TzwW9K
後ろのボードの「キラリ!」が写真加工みたいに見えるけど笑顔にピッタリw
カナダ リア・ペレイラ/トレント・ミショー組
カナダの2番手・リアトレ。GPS出てた時は取り立てて印象に残らなかったプログラム「Sing,Sing,Sing」ですが、今回は凄く良かったです。
SP69.79はシーズンベストでSP3位。試合後のインタビューによると、リアさんは韓国到着後(中国って書いてあるけど言い間違いか書き間違いかと)気分がすぐれなくて昨日の練習ができずだったそうで。そんなことを微塵も感じさせない溌剌とした動きでした。表彰台ありうるかも?
カナダ ディアナ・ステラート=デデュク/マキシム・デシャン組
世界王者の二人ですが、今季は敢えてスローペースで調整している印象でした。12月にマキシム・デシャン選手が体調を崩してGPF(グランプリファイナル)棄権となりましたが、1月のカナダナショナルでは優勝してたから、りくりゅうとの対決を楽しみにしていたのですが調子が今一つ。
どうもカナダでの直近の練習中のアクシデントでディアナさんが腰を打ったらしく「直前練習がしっかり積めなかったことが一因だろう」と演技後のインタビューで話していました。
Deanna Stellato-Dudek / Maxime Deschamps 🇨🇦 69,66
— Golden Skate (@goldenskate) February 20, 2025
Maxime: We’ve been putting in a lot of work since getting back home from nationals, working on jumps, skating, and everything. Unfortunately, we had a little accident right before coming here. Deanna had a bit of an issue with… pic.twitter.com/fI6LVASd0p
身長差が大きすぎてこの表示だとマックスさんの顔が切れてしまう…
ワールドまでには調子上げて来るんじゃないかと期待したいです。
「りくりゅう」 三浦璃来/木原龍一組
最終滑走はりくりゅう。
三浦璃来選手が肩を亜脱臼後テーピングすることが多いため「長袖衣装だと肩を動かしづらい時がある」ーとのことで新衣装で臨んだこの試合。
写真見た時は「Paint it Black」なのに紫?って思ったんだけど、リンク滑ってるところ見たら気に入りました。前の衣裳は「ペンキで黒く塗れ!」って感じだけど今回のは「墨汁で黒く塗れ!」って感じ(笑)。墨絵的な美しさが感じられて好きです。フリー衣装とメリハリもつきますしね。

サイドバイサイドジャンプのタイミングが今季ずれがちなのがちょっと気になりますが、どのみち「q」がついてしまったので影響は少なかったかも。その他デススパイラルでレベル取り切れなかったりはありましたが、最終勝負はワールドですからね。まずは大きなトラブルなくSP1位スタートできてよかったです。
74.73と2位には約4点差ですが、ペアは大技多いからフリー勝負なのは変わりありません。明日のフリー、いい演技が見たいです!
🇯🇵 Miura/Kihara take the lead in the Pairs Short Program at #4ContsFigure with a dominant performance! 🔥✨
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) February 20, 2025
Can they hold onto the top spot in the Free Skate and claim victory in Seoul? 👀⛸️#FigureSkating pic.twitter.com/86i3mCDhDq
四大陸選手権 アイスダンスRD
全然チェックしてなかったけど、第一滑走のメキシコのカップル、Harlow Lynella STANLEY / Seiji URANO組って…日本男子じゃ~ありませんか!

吉田唄菜選手と一時期組んでたという元アメリカ拠点の浦野誓二選手が何故メキシコで?
すごく興味を持ったので、現地日本メディアに是非取材してほしいです~
中国のワールド代表争いが面白くなりそう
冬季アジア大会の時から気になっていた中国アイスダンスのワールド代表争い。
最初に登場したのは中国のアイスダンス二番手カップル・Zixi XIAO / Linghao HE組。彼らはまずワールドのミニマムスコアをクリアしないことには同じ土俵に立てません。
RD&FDと合計で2.94上げればワールドミニマムに届く計算です。今回の技術点は35.62。0.22点クリアに近づきました!明日のFDでは技術点58.38を出せば届きます。
その直後に出てきたのは一番手のカップルJunfei REN / Jianing XING組。
演技中「技術点が今一つ伸びないな~」って思ってたら「2位」の表示。中国二番手カップルより低いスコアが出てことに彼ら自身も驚いてたように見えました。(今季の直接対決では一度も順位は下回っていないはず)

今回の四大陸代表選手権の代表争い一番面白いのはここかも…
まぁ中国だから四大陸の上位で即決定にはなりませんけどね。
「あずしん」こと田中梓沙/西山真瑚組
あずしんのRD曲は中国一番手のカップルと連続となるアース&ウィンド&ファイヤー。
今季は田中梓沙選手の肋骨の怪我があり辛抱のシーズンという感じになりました。今日もテーピングしてましたがそもそも肋骨くっついたんでしょうか…ハードな練習続けながら肋骨修復する細胞さんたちも大変そうです。
残念ながらパターンステップの最後で引っかかって田中梓沙選手が転倒。59.84でRD12位。転倒が無ければPB出せてたかな?ちょっぴり悔しいRDとなりました。

「うたまさ」こと吉田唄菜/森田真沙也組
うたまさは今季で一番スピードに乗っていた印象を受けました。ちょっと怖かったw
しかしながらPBを下回る65.00。冒頭のパターンステップレベル取れてなかったらしいこと気づいてなかったです。やっぱり私の目ではステップのレベル認定全然わかんないです(苦笑)。上位になればなるほど滑りが凄くなっていくのは素人でもわかるんですけどね。RD8位発進です。

パイポー組がチョックベイ組を抑えてRD1位!
RDではパイポーことパイパー・ギレス/ポール・ポワリエ組が世界選手権三連覇のチョックベイことマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組を抑えて1位になりました。(3位はラジョラガ)
🇨🇦 Gilles/Poirier bring the rhythm and the beach party vibes to the Ice Dance event at #4ContsFigure, dancing their way into first place with a Season’s Best! 🔥🌴💃
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) February 20, 2025
🇺🇸 Chock/Bates keep the competition tight in second, while 🇨🇦 Lajoie/Lagha deliver a stunning Personal Best to… pic.twitter.com/DAuO2vizV0
私チョックベイ好きですが(というかチョック姐さんファンw)、今季のパイポーのRDのプログラム観が凄く好きなので納得です。
バービー&ケンのように各大会で衣装を次々着せ替え人形的に着替えるところだけでなく、ビーチボーイズの曲に合わせた振付のあれこれもバービー&ケン感をうまく生かしていて。
チョックベイの今季のRD、あれ彼らが滑ってるからカッコよくおしゃれに見えますけど、他のアイスダンサーがやったら事件になりそうなプロですよね…(苦笑)。
「3分弱に何曲詰め込むねんw」って面白さはあるから嫌いじゃないし、あの無茶な曲編集をねじ伏せてしまう彼らの実力は凄いとは思います。でもあのプロをパイポーのプロと比べるとPCSのPresentationのスコアが低くなってもやむなしかと。
アイスダンスFDは明後日土曜日の夜です!