5月17日(土)に大阪で開催された「Figure Skating Festival 2025(浪速フィギュアスケートフェスティバル)」に行ってきました!
タイトルの「友野一希プレゼンツ」は大島光翔選手が言ってた言葉から、運営サイドの公式発言じゃないので「!?」をつけてますw

会場は地元大阪だし好きな選手たちが出ているしで、去年の初開催時にも本当は行きたかったんです。でも、「THE ICE」の東京公演とかぶってて行けなかったんですよね。
私の友人が、出演スケーター達によるスケート教室にのみ参加していたので、お土産話だけ聞かせてもらいました。三人の教え方にそれぞれの個性が出まくってて楽しかったそうで。
当時の話はこちら 中盤の“先月末の「スケート教室」情報”の項目です

今年は、昨年の友野一希選手&木科雄登選手&大島光翔選手の3名の出場スケーターに加え、三宅星南選手も参加。1公演&1教室だったのが、2公演&1教室の開催に変更になりました。
私はレッスンには参加せずでしたが、ショー(エキシビション)がどんな雰囲気だったのかを記録するとともに、関連記事情報をまとめました。
チケット購入時の選択:観覧席 or 立見席
上記の案内見てもらうとわかるんですが、観客席より立ち見の方が千円高いんです。
「立ち見が一番高いってどういうこと?」って一瞬混乱しますが、それもそのはず。「リンクサイドでの立ち見」なのです。
私は長年フィギュアスケート見てますけど、リンクサイドでトップレベルスケーターの演技を見たことは一度もありません。
強いて言えばボストン世界フィギュアスケート選手権の公式練習(座席自由)の際に最前列でちょっと見たことがあるぐらい?でも観客席で座って観るのと、リンクサイドで同じ目線の高さで見るのとはまた違うと思うんですよね。

(イベント終了後に撮影)
何よりリンクサイドの壁前で立って見られるって…コーチになった気分が味わえそうじゃないですか!(笑)
ーということで、私は迷わず立見席を選択。1時間程度のショーですから苦でもないですしね。
約30年滑った経験が無い&応援してる選手達に近づくのが恥ずかしいので、今回はレッスンを受ける選択はしませんでした。余りにも長いこと滑ったことなさすぎて自分を初心者にしていいのか中級(前向きには滑れる)にしていいのかが悩ましすぎます(笑)。
いざ、会場へ
会場は大阪のなんば駅の近くにある「浪速アイススケート場」です。
立見席の人は購入順?に番号が割り振られていて、その順で入場との事前案内でした。立見席には席番号はなく、指定されたゾーン内の空いている場所ならどこに陣取ってもOKな模様。

入場開始前は入り口に人がごった返していてちょっとしたカオス状態。雨上がりで湿度が高い中に大勢の人が集まっているので、入場待機中は汗ばむほど暑かったです。

「リンクサイドだと寒いかな?」と思い、念のためライトダウンを鞄に入れて行ったのですが、扇子を持参すべきでした
(ちなみにリンクに近い立見席でも外を出歩く服装のままでOKでした。全然寒くなかったです)
ちなみに昨季引退され、現在は大学在学中ながらフィギュアスケート関連のyoutubeチャンネルを展開している佐々木晴也さんが律儀に観覧席の行列に並んでおられました。「佐々木くんやったら、関係者扱いで別に入れて貰ったらあかんの?」って思いました(笑)
「これだけの人数が時間内に入場完了できるかな?」とちょっと心配しましたが、スタッフの方の誘導に沿って観客同士でも声をかけあい、無事時間内に入場できました。
早めに入場出来た方は、練習風景もご覧になれたようです。私が入場した際に練習していたのは友野一希選手のみ。来季フリーに復活予定の「Halston」の曲かけをしていたので、私はてっきり「今日のイベントでは新SPを披露しないのか」と思っちゃいました。(単に普通にフリーの練習をしていた模様)

ショー開始!
アットホームな感じのイベントだと思っていたら、場内アナウンスがなんだか本格的。それもそのはず、ディズニー・オン・アイスや氷艶2024に出ていらした占部亜由美さんでした。友野選手と同門なので協力されていても不思議ではありませんが、ビックリ。
ショーの構成は、出場4選手が順に
今季用のプログラム1つを披露
⇒投げ込まれた花束を受け取って回収
⇒アンコールで別プロのステップ披露
⇒マイクを持って観客の皆さんに挨拶
ーという流れでした。
そして最後にはグループナンバーを披露し、締めの挨拶。

リンクサイド席だと、本当に目の前を選手が通り過ぎていきますからね~
ジャンプやステップの迫力もいつも以上に感じられて最高でした
大島光翔選手 Footloose
トップバッターの大島光翔選手は2021-22シーズンのフリー「道」の衣装で登場。

私は彼のスケートがとても好きなので、現役続行してくれて本当にうれしい。報道記事の所属が「明大」になってたけど、大学院に行ったんでしょうか?それとも事実上の専業アスリートになったのかな?
彼が披露するプロは、来季フリーの「Footloose」メドレーでした。振り付けをしたミーシャ・ジーさんが5月1日に曲名を公表していたらしいのですが、私はその情報を知らず。いや~ピッタリな曲じゃないですか。
ケニー・ロギンスの「I’m Free」⇒「For the First Time」⇒「Footloose」の3曲が順に使われています。
カッコイイ系の曲でクールにスタート⇒バラードでしっとり⇒最後は誰もがお馴染みのメロディーで盛り上がってフィニッシュ!と言う流れ。
大好物の彼のトリプルルッツが目の前で味わえたのはよかった~ごちそうさまです。ストレートラインステップ開始時の盛り上がり感もいいですね。これは全日本が今から楽しみ~ってニヤニヤしながら見てしまいました。
木科雄登選手 Give me Love
今年大学院修士課程の最終年を迎える木科雄登選手。覚悟はしていましたが、今季がラストイヤーになるとアナウンスで発表されました。
披露するプログラムは、私が去年好きだった昨季SP「Give me Love」。今季もこのプロを続行するそうです。

このプログラム自体がセンチメンタルな曲調だからか、「これがラストシーズンのプロになるのか…」と今から全日本のことを想像してしまい、ついついしんみりしちゃいまして。
「まだこれからシーズンが始まるってのに気が早すぎるだろう。私たちを楽しませてくれているのにいかんいかん」って思って、気分を途中で切り替えました。
三宅星南選手 In the Garden of Souls
三宅星南選手の来季フリープログラム。こちらも振付をしたミーシャ・ジーさんのインスタグラム上で4月に曲名が判明してたらしいんですが、私全然知らなくって。

まさか私が大好きだった、「In the Gardens of Souls(VAS)」だったとは!
私、高橋大輔さんのプロで双璧に好きなのが「In the Gardens of Souls」&「Blues for Klook」なんですよ~
あのシーズンは両方好みのプロで最高でした

ショー後に出た記事(最後の項目にリンクあり)によると、やはり「憧れの高橋大輔さんのあの曲をやりたい!」ということで選んだ曲の模様。衣装に見覚えがないので(忘れてるだけかもしれないけど)、このプロ用に仕立てたものじゃないかと思いました。曲のイメージにもよく合ってると思うし。
これまた今シーズンを通じてこのプロが練られていくのを見るのが楽しみでなりません。
友野一希選手 That’s it!(I’m Crazy)
友野一希選手の来季SPは、先日のプリンスアイスワールド(PIW)横浜公演にて披露済みです。
片手側転をしているごく一部分の映像だけは見ましたが、使用曲は敢えて全く聴かずに行きました。予習好きの私としては珍しいですけど、初見の新鮮さを少しでも味わいたかったので。
でも入場したときに「Halston」を練習されていたので、「あれ?SPやらないの?」って思ったんですが、2023-24シーズンのSP「Underground」の衣装で出てきたので「Halstonではない」と確信。

披露してくれたのは、来季SPの「That’s it!(I’m Crazy)」でした。
いや~~まだ来シーズン始まってもいないのに、動きのキレがスゴイ!
もちろんショーなので4回転ではなくトリプルに抑えた構成なのですが、それ以外の細かい動きの決まり方が例年の序盤とは全然違う。もう振付が既に体の奥まで入り込んできてる感じ。
細かい部分は例年の初秋ぐらいの仕上がり具合にもう来ているような印象すら受けました。これが五輪シーズンというものかって思いましたね。

私とにかくこのプロ大好きです
これから更に育って行くのを見るのが超楽しみ!
シェイ=リーン・ボーンさん、いい振り付けをありがとう~と言う感じ
グループナンバー Thunderstruck
最後は4人が揃ってグループナンバーを披露。曲はAC/DCの「Thunderstruck」。
プログラムの時間は5分半弱ありました。(上記リンクの公式動画の尺は4分53秒なので編集してるのかな?それとも別のリミックス?)
冒頭はリンクを大きく使って4人で滑ってから、中央に4人集合して一人ずつ一芸を披露。木科雄登選手が美しいターンを披露し、大島光翔選手がトゥを使ったダンス、三宅星南選手は一歩たりとも滑らないが渾身のエアギター(笑)、締めは友野一希選手の舞。
そして再び4人で滑り出し(友野選手のジャンプ&3人でのニースラが迫力!)、あとは一人ずつソロで見せ場を披露ーという流れでした。ここの部分のメディア写真が発見できないんですよね~残念。
…と思ったら、平池先生たちのInstagramでプログラム動画の一部が公開されていました!(動画は2枚目です)
さらにイベント終了翌日、運営から参加者には衣装姿の4人の記念写真(高画質)が送付されてきました。これはありがたい~。
花(一輪)の投げ込みOK!
友野一希選手のスポンサーの一つがHDフラワーズホールディングスさんということもあってか、このイベントでは指定のラッピング済みの花のリンク投げ込みOKでした。
会場にお揃いの衣装のフラワーガール&ボーイはいませんでしたが、トレーニングウェア姿のスケーターさんたちが回収を手伝っていました。
後半からは平池大人コーチまで出てきて花拾いを手伝っていたのは楽しかったです。スケーターをよそに、フラワーボーイやってる平池先生を思わず撮影しちゃいましたよ~余りにも珍しい光景過ぎて(笑)。
最後の項目で紹介している記事によると、大島光翔選手はこれが初めてリンクで花束を貰う経験だったそう。花束大量に抱えているのが似合いそうなスタァなのに意外。でも確かに彼の年齢で関東育ちだとそうなるのか~って納得致しました。
来年はどうなるのかな…
このイベントは今年で2回目。出演者達が参加してのスケート教室は、参加者のSNS上の報告を見る限り、今年もとても充実した内容だった模様。

一緒に行った友人(昨年はスケート教室の見に参加)は、来年はショー&スケート教室のセットで行こうと誘われました
ますます「超久々のスケートに早く行かなきゃ!」って思いましたよ(笑)
ただこのイベント、今回出場してくれたメンバー4名のうち2名は(友野一希選手と木科雄登選手)、現役生活は来季(2025-26シーズン)までと語っています。
皆がリンク上で締めの挨拶をしているとき、「来年もこのイベントは開催されそうだけど、この二人が競技用の新プロを披露することはもうないんだな」と思ってちょっとしんみりしてしまいました。
友野一希選手は引退後もスケートを続けるでしょうし、来年以降もこのイベントで新プロの披露はあるかもしれません。でもやっぱり競技用の新プロの初披露とは違うんですよね…こっちの気持ちが。「あぁ今季はこれで戦うのね!」という高揚感があるのとないのは違う。

友野一希選手の「競技用新プロを初見する機会」はこれが最後だったのか…と思うと、ちょっぴり複雑な気持ちです
そのラストの機会はとても思い出深いものになりましたけど
まだ今季エキシビションの披露が残ってるから、それを楽しみにしておきます。
今季彼が出場するGPSは、エキシビションが開かれる大会だといいなぁ…
おはようございます
— 【公式】第一住建グループ (@daiichi10_group) May 17, 2025
曇り空の神戸です☁️
昨日浪速フィギュアスケートフェスティバルにご来場の皆さま、選手各位・関係者の皆さまに心より感謝を申し上げます
本日もよろしくお願いします
I'm at work today because there's a TV shoot#企業公式が朝の挨拶を言い合う
▼画像 友野くん提供🙇♀️ pic.twitter.com/PyAfq89WLt
関連記事&写真特集(無料)
最後に関連記事まとめておきます。

↓ は上記記事に付随している写真特集。24枚も無料で見られておすすめです。


記事ではないですが、あのフラワースタンドが作られた経緯に関するポストをば。
⛸️ #浪速フィギュアスケートフェスティバル#HDフラワーホールディングス さんに素敵なフラワースタンドを作っていただきました!
— 【公式】第一住建グループ (@daiichi10_group) May 17, 2025
双子コーデでニコイチにしたいというリクエストを叶えていただきありがとうございました!
花束みたいなドレスみたいな素敵なお花です💐#第一住建グループ pic.twitter.com/pchFEj9quI
関連記事(有料)
ここからはDeep Edge Plus(共同通信)や毎日新聞のサブスク契約をしている人のみ読める記事です。ショー中に話した内容や、ショー後の取材で語った内容が書かれています。
Deep Edge plus(共同通信)



毎日新聞




これは有料じゃないけど、いい写真なので最後に埋め込んでおきます
#フィギュアスケート 男子の #友野一希 、#大島光翔、#木科雄登、#三宅星南 の4選手が17日、大阪市の浪速アイススケート場で開催されたイベントのエキシビションに出演。スケート教室の講師も務め、ファンと交流しました。#フィギュア
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) May 17, 2025
写真特集→https://t.co/RdWwvTDUI7 pic.twitter.com/95suuuoQkH