全日本フィギュア2025後の「回復録」|宇野昌磨さんの近況、フジの放送&配信の変化ほか

クリスマスツリーを背景にテーブルに赤いキャンドルが燃えている光景
Happy Holidays!

全日本フィギュアスケート選手権2025(第94回全日本フィギュアスケート選手権大会/全日本選手権/全日本)」の観戦から月曜夜に帰宅しました。

ここ数日は全日本の配信も放送もごく一部しか見返せていないし、観戦記を書く気力も追いついていません。楽しかったはずなのに、しばらくは何も手につかない。私は全日本を現地で観たあとは、毎回同じ状態になります。

この記事では、そんな「全日本直後の腑抜け期間」に触れていたコンテンツ――フジテレビの全日本配信&放送の変化、海外での国内選手権(ナショナル)情報、宇野昌磨さん関連の番組やゲーム配信について整理していきます。

観戦直後の余韻が抜けない数日間に、私の気持ちを落ち着かせてくれた出来事を時系列でまとめる、いわばリハビリ期間の記録です

友野一希選手や三原舞依選手・樋口新葉選手・坂本花織選手の同世代トリオの演技についてのフレッシュな感想だけは、近日中にしたためる予定です。

目次

フジテレビの放送&配信内容の変化に驚く

競技外のライブ配信がアーカイブ視聴可能に

これまでの全日本では、フジテレビは「スケーターとつながろう!(演技終了後の選手がファンから送られたメッセージを見てリアクションを返すコーナー)」と「キス&クライ配信(キス&クライでのコーチとの会話が聴ける)」などをライブ配信していました。

しかし今年は「キス&クライ配信」はなかったものの「グリーンルーム(暫定3位以内の選手が待機する部屋)配信」が提供されたうえ、アーカイブが残りました。

これまでの全日本では、競技以外のライブ配信はアーカイブが残らなかったのでこれはとても画期的なことです。現地観戦に行く層こそこういうコンテンツを見たがるのに、現地に行くと見られなくなってしまうーというジレンマが長年ありましたから。

ありがたいことだと感謝する一方、「もう少し前からアーカイブを残していてくれたら私は2023長野全日本を現地で見られていたかもしれないのに!」と思ってしまいました。

(「現地に行ったら各種配信が見られなくなる」というのは、私が長野遠征を諦めた理由の一つなので…)

※各種配信はフジテレビSPORTすぽると!YouTubeチャンネルで現在(2024/12/24)も公開中!
新たな配信動画が増えてて見つけづらい場合はチャンネル内検索で「全日本フィギュア2025」で検索すれば関連アーカイブが表示されます

地上波放送では予定演技構成が常時表示に

現地観戦中、SNS上の「暫定技術点表示の下の表示って、これずっと出てるの?」「初心者向けにはわかりやすいかもね」というやりとりの意味がよくわからなかった私。

帰宅後に放送を見て、「なるほど、このことを言っていたのか!」と納得しました。

テレビ画面撮りしたので見づらくてすみません

最初はちょっと邪魔に感じましたが、全選手の予定構成が頭に入っているわけではないのでありがたいなーとすぐに思い始めました。

テレビ観戦初心者の方にはFとかLzなどの表記はちょっと暗号めいて見えるかもしれません。でも、放送を視聴していればジャンプ名の略称であることは推測できるでしょう。選手によっては予定構成を急遽変更していることがわかって興味深いのではないかな?と思いました。

漫画「メダリスト」の試合のシーンで、こんな感じに予定構成要素名を並べ、ゲームのようにクリアしていく描写があります。

そこにヒントを得たのか?と思いましたね。

ちなみにFOD(フジテレビオンデマンド)配信映像にはこの表示はなし。BSやCSでは表示が入っていましたが、地上波放送のない前半グループやカップル競技には入っていなかったです。なので、あくまで地上波テレビ放送を視聴する初心者向け対応ですかね。

でも、観戦慣れしている人にも選手ごとの予定構成の差がわかりやすくなりますし、予定構成と実施構成にどれだけ差が出たのかも順を追って確認できます。単に緑黄赤のボックス表示よりもこちらの方が情報量が多くてよいのではないかと思いました。

画面の1割ぐらいを占領するので「邪魔」と感じた人もいるかもしれませんが、慣れれば視界からは外せるんじゃないでしょうか?なので私は歓迎派ですね。

しかし、配信や放送は未だにあまり視聴できておらず

見返そうと思ってはいたけれど…

実は私、帰宅後は全日本の配信や放送をほとんど視聴できていません。

男女シングルの「グリーンルーム配信」は気になるところ、評判になっていたところをつまみ食い視聴した程度。

テレビ放送は、りくりゅうの三浦璃来(りく)選手の6分間練習での負傷を伝えたニュースを全録レコーダーでチェックしたのと、CSで録画されたペアと男子フリーのオープニング&大島光翔選手のフリー演技を観ただけです。(追記:「勝敗」から切り離された部分だけ見たーと言ってもよいかも)

全部結果を知っている状態だと、煽りのVTRを視聴するのが少しむなしいっていう気持ちはあります。

でも、思う結果を出せなかった選手たちの姿を見たくないーというのとはちょっと違うんですよね。「あれは最高の演技で、最高の瞬間だったな」と思うシーンもまだ見返す気になれないので。

まだ生々しく残っている現地観戦の記憶。その余韻が続いている期間には、別視点からの映像を入れたくないという感じでしょうか?

グリーンルームの様子も、色々面白いエピソードを小耳にはさんでいるのでじっくり見てみたいなとは思っているんですけれど…。実は過去も「スケーターとつながろう」企画を「自分用に画面録画しておいて後で見よう」と思っていたのに結局チェックしないままだったことがあるよなーって思い出しました(苦笑)。

なので、全日本についての情報は今のところ報道記事や、フィギュアスケートファンの感想をちょっと探った程度です。

全日本直後はいつも…

フィギュアスケート観戦記を定期的に発信している立場としては、もう帰ってきて数日経っているのだからいい加減観戦記書かないとなぁ…と思ってはいます。

でも、なかなかその気になれない私。

「そういえば去年はどうしてたっけ?」と思って、昨年の12月下旬の記事を自分で見返してみたら…去年もほぼ同じ状態でした(苦笑)

大会開催中に書いた記事は最小限。直後は代表選考に関する記事と、競技最終日のショート感想記事を上げた後はほとんどリハビリ期間になっていて、宇野昌磨さん関連番組を見たり家族旅行に行ったり。全日本情報はあまり一気に追わずにゆるゆると過ごしていました。

まとまった全日本鑑賞記を公開し始めたのは、年が明けた1月7日からでした…

遅っ!!(苦笑)

今年も明後日から家族旅行に行く予定をしているので、それまでに強烈な記憶を残したベテラン選手たちの演技のことのみを書き留めて、じっくりした鑑賞記は年明けにゆっくり取り掛かるつもり。それまでに現地観戦の記憶を消化し、放送や海外掲示板での反応などもチェックしたうえで自分の気持ちを整理したいと思います。

全日本ではなく、外国の国内選手権大会の情報を追う

さて、ここからは私の「2025全日本疲れ」からの回復過程で触れたコンテンツ情報のまとめです。

まずは、日本以外の国内選手権情報から。

同時期に5か国でナショナル開催

全日本と同じ週末にロシア・フランス・イタリア・ブルガリア・スイスで国内選手権大会(ナショナル)が開催されていました。

しかし私は全日本に集中したかったため、開催中に情報をチェックしていたのは代表争いが気になるイタリアのみ。それ以外は全て帰宅後にゆっくりチェックしました。

イタリア

ちなみにイタリアのナショナルには、ニコライ・メモラ選手もガブリエラ・フランジパーニ選手も欠場、五輪代表候補選手4人中2名(ダニエル・グラッスル選手&マッテオ・リッツオ選手)しか出場しないという事態に。

その結果、男子シングルの五輪出場が確定したのは優勝者のダニエル・グラッスル選手ただ一人もう一名は現時点では未定です。ユーロ(欧州選手権)の結果で決めるのかもしれません。

このまま怪我で他の2名が脱落してしまって、マッテオ・リッツオ選手が不戦勝進出のような形になるのか?

欠場した二人の選手の情報(怪我の具合など)が入手できていないのでよくわかりません。

今のところニコライ・メモラ選手はユーロにはエントリーしています。

フランス

フランスは、ケヴィン・エイモズ選手が怪我をしているらしく、SPは4回転トゥループではなくサルコウに挑戦。フリーはなんと4回転抜きの演技で185.32(国内参考記録)を出して優勝。

アダム・シャオ・イム・ファ選手はフリーで4回転3本入れたもののステップアウトの連続などジャンプミスが多くて点数が伸びずに2位。しかも彼は既にユーロの欠場を決めています

怪我をしているゆえの欠場なのか、五輪に調子を合わせるための戦略的な欠場なのかは不明ですが、何だか心配です

ロシアほか

スイスはルーカス・ブリッチギー選手が269.33(国内参考記録)を出して優勝

ロシアは五輪に出て来るピョートル・グメンニク選手が国内参考点ながら304.95を出して優勝。9月のミラノ五輪代表最終予選のときよりも動きは良くなっているように思いました。

グメンニク選手のフリーは4回転4種5本構成。4回転サルコウと最後のトリプルルッツコンビネーションのファーストがダブルに抜けたものの、他の4回転4本は成功。五輪の場でもこのレベルの演技ができるのであれば、表彰台の可能性はかなり高そうだと思える出来でした。

彼のエキシビションプログラムはロボットスーツを着用したかなりユニークなプロであることを初めて知ったので、表彰台に乗ってエキシビションに登場してほしいなと思っちゃいました。(ロシア系のスケーターは本当にエキシビションの企画を全力でやってきますね…)

北京五輪でROCの肩書だったロシア選手もエキシビションには出ていたので、ミラノ五輪の「AIN(中立アスリート)」もおそらくエキシビションには出られるのかなと思っています。

宇野昌磨さん関連の番組や配信で心を癒す

他国のフィギュアスケートの話題を追うだけでは、「逃避」には十分ではありませんでした。私の気持ちの回復に一番役だったのは、宇野昌磨さんのテレビ出演やゲーム絡みのコンテンツでした。

全日本開催中から既に「逃避」の材料に使わせてもらっていました(苦笑)。

12/20(土)放送「王様のブランチ」TVer動画

宇野昌磨さんが出演する「王様のブランチ」の「買い物の達人コーナー」は、男子フリー当日昼の放送でした。幸いお昼早めの放送だったのでホテルで視聴し、男子フリー決戦前の緊張感を少し緩和できてありがたかったです。

実は土曜日の深夜にも「現実逃避」したくなって、TVerでもう一度見ました。そして、帰ってきてからも1回観ました。癒しには最適でした。

2025/12/20「王様のブランチ」買い物の達人コーナー TVer見逃し配信
※12/27(土)19:00 まで視聴可(海外からのアクセスには日本VPN必要)

ただ、TVerはVTR部分のみの公開なのでスタジオ出演者たちのリアクションが見聞きできないのは少し残念でしたね。

放送では一体何度「可愛い」と言われていたことか(笑)。関西で放送がなかったせいで録画保存出来なかったのがとても残念です。あのスタジオのリアクション込みで再見したかったです。

昌磨さんが買い求めたミルクティーメーカー・レコルト recolte (下記インスタ投稿の2枚目に写真あり)はご実家で長らく使われていたものだということが後ほど判明したのは楽しかったです(笑)

私、ここ1年ぐらいマサラチャイを電子レンジで作るのにハマってるんですけど、これだともっと美味しく作れるのかな?
実は興味津々です

TBSフィギュアの「2択」質問動画第2弾

感情が揺れ動いていた男子フリーの夜には、一時逃避にはうってつけの投稿がTBSフィギュアさんからありました。「究極の2択」第二弾です。

「大カプコン展」の報道続報

東京から戻ってきてからの数日で一番気がまぎれたのは、「大カプコン展」の続報まとめでした。

今日も更に新規動画情報を追加しています。

もはや誕生日の記事ではなく「大カプコン展」の情報量の方が上回ってきました(苦笑)。

「トパンガチャリティーカップ」関連

あとはゲーム配信ですね。男子フリーの日に昌磨さんが参加していた「トパチャリ」こと「第15回TOPANGAチャリティーカップ」の関連動画は試合終了翌日から毎日ちょこちょこと見ています。

「トパチャリ」は歴史あるチャリティイベント

このイベントは2011年からほぼ毎年開催されている、「ストリートファイター」シリーズを用いたチャリティ格闘ゲーム大会。

大会の収益金(参加費や協賛金)は日本赤十字社東京都支部に全額寄付しており、その総額は1000万円以上。その継続的な寄付活動が評価され、なんと昨年に紺綬褒章を受章していました。

そんな立派なチャリティーイベントだったとは!

配信中のフィギュアスケート関連の話題が面白い

プロゲーマーが居並ぶ中では今の昌磨さんは実力的にはまだまだではありますが、今回も格上に勝利して見どころを作っていました。本当「ここぞ」というときに強いです。

一緒に戦ったチームのリーダー格の「マゴさん」が、配信中にフィギュアスケートに関する素朴な質問をガンガンしてくれたこともあって、初耳の話題や考えさせられるトークがたくさん引き出されていて楽しかったです。

知らないからこそ聞ける質問だし、昌磨さんはフィギュアスケートをよく知らない人向けの説明が上手なうえに、話している内容が結構深いです。
(全部観終わったら、いつか見どころをまとめるかもしれません)

私がこの数日で見終えられたのはマゴさんによる抜き出し動画の1本目2本目だけで、本配信(前半後半)&昌磨さんのチャンネルでの配信についてはまだ部分的にしかチェックできていません。

「獅白杯東西対抗戦」に参加したときも、参加ゲーマーたちにより異なる視点の配信をいくつも巡って反響を確認するのが楽しかったです。自分の乏しいゲーム知識では、「凄さ」がちゃんと実感できないのでね。「トパチャリ」でも同じことをやれればいいなと思っています。年末年始にちょこちょこ追いかけるつもり。

「けぷぱせとエルデンリング」配信

私が全日本から帰ってきた日の夜には、スマブラ仲間のkeptさん&ぱせりまんさんと一緒に、3人とも初見の協力型サバイバルアクションゲーム「エルデンリング ナイトトレイン」に挑戦する配信行われました。

帰宅時には既に配信が開始していたのでライブ視聴は諦め、配信が終了してから毎日ちょっとずつ見ています。これはチャット欄でのやりとり&画面をちゃんと見ないことには面白くないので、毎回30分ずつぐらいしか見られず、全然見終わりません。(動画は3時間20分ほどありますw)

まぁこれも「トパチャリ」と同様年末年始の間に観終わればいいかな。

しかし彼ら3人が新しいゲームのルールや攻略法を理解していく速さは凄いですね。

ゲーマーの視聴者さんにも感心されていたから、3人とも特に理解が早いタイプなのでしょう。
私は彼らの理解力の早さに追いつくだけで精一杯です。

12/23(水)深夜放送「アカデミーナイトG」

そして、今朝私が求めたのは昨夜TBSで放送された「アカデミーナイトG」の「Ice Brave(アイスブレイブ)新横浜Special Edition」のPRコーナー。私が住む関西は放送区域外なので、TVerで視聴しました。

12/23(水)深夜放送「アカデミーナイトG」TVer見逃し配信
※配信終了まで1週間以上(おそらく年明けまで視聴可能)

Ice Braveのコーナーは15分16秒あたりから。今回は「スタジオには来ずに事前に収録したインタビューを流す」という情報だったので、短いコーナーかと思っていたら14分以上もありました。

東京公演を芸人のリンダカラー∞さんが観に行っていて、ショー鑑賞後に昌磨さんとじっくり対談をしています。アイスショー初見の人のリアルな感想をたくさん話してくれていたのが興味深かったです。なかなか独特な感性ならではの感想もありましたが、私は「うん、なんかわかるよ!」って感じでした(笑)

ショーの映像も思った以上に流れていましたので、「Ice Brave」に関心のある方にはおすすめです。(追記:昌磨さんだけでなく、PIWメンバーも結構映っています)

この三日間は、これらの他にもたまっていた家事を済ませたり、昌磨さんの笑えるX(Twitter)投稿に返信リポストしたりなど、全日本とは関わりのないことにあれこれとかまけていました。

そうすることで、心の中にふわふわ浮いていた様々な気持ちが沈殿していくのを待っていた感じです。

明日からはようやく現地の感想を書き始められそうです。

それでも、「全日本観戦」はやはりイイ

全日本を現地観戦するたびにこんな腑抜けた状態になるのであれば、何でわざわざ観戦に行くんだ?と思われるかもしれませんね(苦笑)。

でも、「感情の嵐」が完全におさまりきるまで一定の時間が必要になるだけで、決してイヤな記憶になるわけではないからです。現地ではないと味わえない空気感・感情は何物にも代えがたい。選手の演技もテレビだけでは凄さが伝わり切らない場合も多い。

会社勤め&育児が大変だった時期はめったに現地に足を運ぶことができませんでしたが、足を運べる環境の今は可能な限り現地に足を運びたいなと思います。

最後に、昌磨さんからのメリークリスマス投稿をば埋め込んで、今日はここまでとします。
昌磨さんはTBSフィギュアさんのためならば、トナカイにもなってくれるようです。

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