「名古屋フィギュアスケートフェスティバル ファイナル」現地鑑賞記|名フェスの歴史を感じた一日

夕焼けに照らされる2026名フェス会場の日本ガイシアリーナ外観
名古屋フィギュアスケートフェスティバル2026の会場・日本ガイシアリーナ

2026年1月4日(日)は、「名古屋フィギュアスケートフェスティバル ファイナル」に行ってきました。

私にとって「名古屋フィギュアスケートフェスティバル(名フェス)」は、あくまで「配信で見る新年のアイスショー」でした。長らく競技中心にしかフィギュアスケートを追っていなかったので、配信を観始めたのも宇野昌磨さんが久々に出演を決めてから。初めて現地に足を運んだのは去年でした。

20年以上ある名フェスの歴史を語れるような鑑賞経験はありません。
なので今回は今年の現地鑑賞経験を中心に書いていきます。

名古屋への日帰り遠征は、宇野昌磨さんゆかりのレストランに立ち寄るところから始まりました。

目次

宇野昌磨さんゆかりのレストランで腹ごしらえ

今年も行きは友人と一緒に近鉄で名古屋入り。

昨年は名古屋駅で味噌煮込みうどんを食べましたが、今年は友人が未体験の「uno cafe」に行けたら行こうかーと話していました。しかし、あいにく予約で出遅れ。

そこで宇野昌磨さんが出演した「人生最高レストラン」で紹介されていたビストロ文化洋食店」に行くことに。

昌磨さんが練習時のお弁当によく食べていたという「ポーランド風カツレツ」を頂いてきました。

彼が実際に食べていたのは、下記の番組公式SNS投稿に掲載されているようなテイクアウトですが…

お弁当を食べられそうな場所もないし(1月の寒風の中公園で食べるわけにも…)、店内で暖かい料理を頂いてきました。

前菜盛り合わせ
パンのオリーブオイル&塩も美味
豚ロース薄切り肉にモッツアレラチーズとハンバーグを巻いて揚げ、更にオーブンで焼きあげるという手間暇かけたお料理

ボリュームがあるので食べきれるかどうか心配していたのですが、意外と脂っこくなくて全部平らげられました

腹持ちは抜群で、名フェスが終わる20時半過ぎまで満腹状態。結局この日は新幹線車内でみかん1個、帰宅後お吸い物を1杯飲んだだけーーと、夕食抜きで平気でした。さすがハードな練習をする少年の胃袋を満たしてきただけあります。

特にデザートが最後のダメ押しで効いた気が…もちろんデザートも完食いたしました(笑)。

私が選んだデザートは、りんごのミルフィーユ パイ生地にジンジャーが効いていて美味でした

念のため整氷休憩中につまめるようにとパンを鞄にしのばせていたのですが、一口も食べたい気にならずでした(笑)

会場へ!

遅めのランチを楽しんだあとはいったん名古屋駅に戻って土産物購入。そして会場の日本ガイシアリーナへ。去年より開演が1時間早いので、まだ空が明るいです。

入場してすぐのロビー内には、第一住建グループさんから友野一希選手へのフラワースタンド去年この会場で先行販売していた書籍「満知子せんせい」の大きな看板がありました。

…と思ったらすぐそこで山田満知子先生がサインをしていらっしゃるじゃないですか!サイン本は去年限りのサービスかと思いきや、今年も!?と驚きました。

でも去年購入済みの私は、サインを貰うにはもう1冊購入しないといけないので断念…というか先客が多数並んでおられたので、時間切れでどのみち無理でした(苦笑)。

第一部

今年もスタンド席での観覧です。去年かなり寒かったので、今年は装備厚めで行って大正解でした。

スペシャルゲスト5名⇒ノービス・ジュニアスケーター演技へ

今年は「ファイナル」ということもあって、スペシャルゲストが5名も登場します。冒頭にプロスケーターが一気に連続演技してから地元ノービススケーターが登場するという、異例の流れでした。

名古屋フィギュアスケートフェスティバル ファイナル
場内掲示のプログラムより引用

第1部】
オープニング 出場者全員

本郷理華
村上佳菜子
無良崇人
鈴木明子
安藤美姫

窪田あこ  グランプリ東海クラブ
森成美   名東 FSC


和田薫子  中京大中京高校
櫛田育良  木下アカデミー
岡田芽依  名東 FSC
中田璃土  TOKIO インカラミ
島田麻央  木下グループ


表彰 愛知県スケート連盟優秀選手章

オープニングは全員での演技。フレディー・マーキュリーの歌声(曲は「I Was Born to Love You」だったような…?記憶がかなり怪しいので間違っているかもしれません)で、今年も本郷理華さんの振り付けとのことでした。

山本草太選手は昨季エキシ「Beat it」の衣装、友野一希選手は名フェスオープニングで毎回のように着ている革ジャン姿。皆思い思いの「ロックな衣装」を着て来るのを見るのが楽しいです。

本郷理華さんや無良崇人さん、鈴木明子さんは配信用のリポーターや解説も兼ねての出演です。村上佳菜子さんは13回と名フェス最多出場の功労者。そして安藤美姫さんは久々の氷上パフォーマンスでした。

プロスケーター達の演技中、リンクサイドで友野一希選手が見つめていたのが印象的でした。現役は続行するけれど、将来のスケーター活動のために少しでも学びたいという気持ちからでしょうか?

その後はノービス2名、そしてジュニアの選手たちの演技が続きます。

恒例の暖かいアナウンスにアニメ「メダリスト」声優も参加

演技前には例年通り、愛知県スケート連盟の久野千嘉子さんのプログラム紹介。そして、選手自身のコメントを「メダリスト」の主人公結束いのりの声優・春瀬なつみさんが読み上げます。

櫛田育良選手の紹介を聞いて、彼女が愛知県生まれで邦和スポーツランド出身だったことを久しぶりに思い出しました。中学から木下に移っているのですっかり関西の木下イメージになっていましたね。(今は中京大中京高校所属なので名古屋との縁は復活しています)

整氷休憩中のイベント

愛知県スケート連盟優秀選手章の表彰式

島田麻央さんが今季SPで第1部を締めくくったあとは、恒例の「愛知県スケート連盟優秀選手章表彰式」が氷上で開かれました。

このまま整氷休憩に入るかと思って席を立った観客が多かった中、表彰式終了後に小塚崇彦さんがリンク脇にスタンドマイクを持って登場してきました。

サプライズ?の小塚崇彦さん挨拶

実は第1部の後半、リンク脇で解説していた無良崇人さんなどと喋っている小塚崇彦さんの姿は見えていました。

私は演技の合間に友人と「あれ、小塚くんじゃない?」と話していたのですが、「本当に小塚くんだったのね」と確認できてちょっと嬉しかったです(笑)

名フェス現地観戦の楽しみは「リンク脇に出て来るスケーターたちの楽し気な様子を観察すること」にもあるというのに、今年は双眼鏡を家に忘れてきてしまいまして…

幸いスタンド最前列だったのでギリギリ肉眼で推定はできたんですが自信が持てず、ずっと友人と「あれが〇〇ちゃんでその横が△△くんだよね?」と確認しあっていました(苦笑)

小塚崇彦さんの挨拶は会場掲示のスケジュールにも記載されていなかったので、当初は予定されていなかったことなのかもしれません。トイレに行こうとしていたであろう近くの席の方は、彼が出てきたのを知って慌てて席に戻ってきていました。

彼は2026年愛知・名古屋アジア競技大会のアスリート委員会委員を務めているそうで、話の内容は今秋愛知で開催されるアジア大会のPRが主。しかし、彼が話している間たま~に整氷車が前を横切っていくーというなかなかシュールな展開でした(苦笑)。

私は先日公開した「2026のやりたいことリスト」で「今秋はアジア大会の現地観戦もいいかも?」と書いたばかりでしたから、小塚崇彦さんに背中を押されたような気持ちになりました。
(国際基準競技施設整備の関係上か一部の競技は東京や大阪だったりします)

名フェスの歴史を振り返る挨拶&映像上映

小塚崇彦さんの挨拶にはもちろん、彼自身11回出場した名フェスの想い出話もありました。

そして、開演前&整氷休憩中には場内大型モニターで「名フェスの想い出映像」が流れます。浅田真央さんや高橋大輔さんなどの演技や、木原龍一選手のジュニア時代、宇野昌磨さんのノービス時代の演技や山本草太選手の「サンダーバード」なども流れて楽しかったですね。最後には荒川静香さん&浅田真央さんからのメッセージ動画も流れました。

過去の出場者などは名フェスのホームページで振り返ることができます。

また、中日新聞社では、長年名フェスを楽しんでこられた観客の声をまとめた記事を出されています。

第2部

シニアスケーター達が順に登場

第2部はシニア現役スケーターたちの演技
全部の演技については書き切れないので、特に印象に残った部分だけを記します。

第2部】
吉田陽菜  木下アカデミー
中村俊介  木下アカデミー
山下真瑚  中京大学
松生理乃  中京大学
壷井達也  シスメックス
樋口新葉  ノエビア
友野一希  第一住建グループ
渡辺倫果  三和建装/法政大学
山本草太  MIXI
中井亜美  TOKIO インカラミ
千葉百音  木下グループ
三浦佳生  オリエンタルバイオ/明治大学
鍵山優真  オリエンタルバイオ/中京大学
坂本花織  シスメックス


グランドフィナーレ

引退を表明した選手たちの演技

壷井達也選手は、全日本選手権終了直後に競技引退を表明しました。チャンピオンシップ大会の補欠メンバーには入っていますが、今後は学業に専念すると思われるので「ひょっとしてこれがナマで観る彼の最後の演技?」と思いながら鑑賞しました。

全日本選手権現地ではその心構えが無いまま見てしまったので、この機会があってよかったです。

樋口新葉選手や坂本花織選手については、全日本選手権で「これが私がナマで観る最後の試合演技」との覚悟で見ることができたので、純粋に演技を楽しみました。

山本草太選手のフリー演技

山本草太選手は去就を明らかにしていませんが、名フェスではフリー「ハレルヤ」に挑戦。ほぼ全員がSPやエキシビション用プログラムをやる中で毎年フリーに挑戦する彼はもはや名フェス名物といってよいかと思います。リベンジ4-3決まったのは印象的でしたね。

スタートポーズをとったのに曲が流れず、笑顔で再度スタート位置に着き直したハプニングも楽しい記憶として残っています(苦笑)。草太ファンは氷上の彼を長く見られて満足だったかも(笑)?

渡辺倫果選手の「ナートゥダンス」に粋な演出追加

今季中国杯のエキシビションでしか観られていなかった、渡辺倫果さんの「ナートゥダンス」が見られたのは嬉しかったです。

※以下、今週末のプリンスアイスワールド(PIW)公演の演出ネタバレになる可能性があるので、ネタバレを避けたい方は「ナートゥナートゥ」のYouTube埋め込み動画まで飛ばしてください。

上記記事でも紹介した、大ヒットしたインド映画「RRR」内の「ナートゥナートゥ」を基にしたエキシビションプロ

サスペンダー芸が楽しい振り付けですが、今回は中国杯で披露したときとは一味違う演出が加えられていました。

演技開始前からリンク脇に中田璃士選手がスーツ風衣装で控えていて、ナートゥダンスを真似ているのが見えたので「ひょっとして?」と思っていたら…その「ひょっとして」が実現しました!

演目の最後の方で中田璃士選手が「RRR」の映画同様乱入してきて「ナートゥダンス対決」を挑み、敗れるーーという映画さながらの展開を再現。イギリスの血を引く中田璃士選手なら、あのイギリス貴族役がピッタリですよね!

この二人はこの週末のプリンスアイスワールド(PIW)東京公演に出演予定です

ひょっとしてPIWショーでも再度これが見られるかも?と期待しています

「ナートゥダンス」の映像を見たことない人には「?」な流れかと思うので、中国杯の記事の時に紹介した「RRR」の元動画(公式)を再度埋めておきます。最後の振り付けはかなり忠実です。

三浦佳生選手&中村俊介選手の「ラストサムライ」競演

五輪出場が決まっている選手達には、演技後のアンコールがあります。三浦佳生選手は、年末の「MOI(メダリスト・オン・アイス)」でも演じた「Number_i」の楽曲「INZM」(イナズマ)を披露。その後、アンコールがあったのですが、久野さんがアナウンスしたアンコール部分のプログラム名は「ラストサムライ」。

場内の観客の大半は今季後半からのフリー「シェルブールの雨傘」が来ると思っていたものだから「ええ?何で今季途中で取りやめたプロを?」と思ったようで、どよめきました。でも、「ラストサムライ」を選んだ理由はすぐにわかりました。同じ曲を今季フリーにしていた中村俊介選手がリンクに現れたからです。

二人して刀で斬り合う振り付けを入れてダイナミックな終わり方でした。実は私、三浦佳生選手のフリー「ラストサムライ」は結構好きだったので、変えちゃったのが結構残念だったんですよね。(変えた理由には納得していて、変更やむなしとは思っています)

なので、ちょっとだけとはいえ「ラストサムライ」見られてよかったです。昨年9月の木下グループ杯から「ラストサムライ対決」を楽しんでいましたし。

坂本花織選手と鍵山優真選手の「グラディエーター」ステップ競演

坂本花織選手の演技後のアンコールに鍵山優真選手が出てきたので、MOIでやっていた「Time To Say Goodbye」のステップ競演か?とワクワク。

すると、流れて来た音楽は意外にも「グラディエーター」でした。

「ちょっと待ってどっちのグラディエーターだ!?」と一瞬混乱。(北京五輪は坂本選手がSP、鍵山選手がフリーで「グラディエーター」)でも坂本選手のアンコールですから、坂本花織選手版だったようです。

この日の鍵山優真選手はオープニングからフィナーレまで終始楽しそうに弾けてましたね(笑)。最近競技では厳しい表情を見ることが多かったので、ちょっとホッとした気分です。

彼は色んな選手のステップを記憶しているようなので、もう色んなショーでの恒例行事にしてしまっては?とも思います(笑)。組む相手に鍵山優真選手に対抗できるぐらいのカリスマ性を持っている人じゃないと厳しいかもしれませんが、「彼にステップを覚え込みたくなる程印象的な演技をしている」っていうことですからインパクトは大きいかと。

フィナーレ

フィナーレでの一芸披露&サインボール投げ

楽しかったのはフィナーレですね。登場順に再び出てきて一芸を披露してから、全員でちょっと滑ってくれます。最初の方に登場した選手は氷上で待機している時間が長いのでちょっと寒そうでした。男子は相変わらずここではジャンプ対決をしたがります(笑)。

恒例のボール投げでは、大の野球ファンの中田璃士選手が大活躍してスタンド最上段に近いところまでサインボールを大遠投していました。男子選手は遠投頑張ってくれたので、スタンド席もたまに楽しむことができました。

集合写真撮影…あれ、誰かがいない?

最後に出演者全員の記念撮影をしている際にハプニングがありました。手持ちのサインボールを投げ終わって、いったん引き上げてしまっていた選手がかなりいまして。皆撮影のために少しずつ戻ってきたのですが、どうやら誰かがまだ足りない様子。

すると、撮影用のスマホを持っていた坂本花織選手がリンク上で不在のメンバーに電話をかけ始めるという、何とも不思議な光景が見られました(苦笑)。

場内微笑ましく見守っていましたが、電話は繋がらなかった様子?でアナウンスでも集合を呼びかけられていました。

最後に駆け付けたのは、既に衣装を着替え始めていたらしい樋口新葉選手。あぁそりゃ坂本花織選手は連絡先知ってますね(笑)。和やかな撮影風景で楽しかったです。

オンライン配信(有料)は2/6(金)まで

4980円で配信アーカイブ視聴可能

今年の「名フェスファイナル」は、ミラノ・コルティナ冬季五輪が開幕する2/6(金)まで、オンライン配信アーカイブ視聴が可能です。

マルチアングル配信あり

演技を複数のカメラからとらえたマルチアングル配信をしていて、バックヤードでの本郷理華さんのインタビューなども視聴できます。また、お気に入りのポイントを視聴者間で教え合うこともできます。

この機能の紹介をする名フェス公式アカウントのSNS投稿で、鈴木明子さん坂本花織選手&松生理乃選手の過去演技を、スケオタでもある声優の春瀬なつみさんがご覧になっていました。

特に松生理乃選手の演技の投稿では「う~んわかる!」と共感ポイントが多かったので、その投稿だけ埋め込んでおきます。アーカイブ配信が終わったらこれらの投稿も消えてしまうかも?なので、気になる人はチェックをお早めに。

名フェスの歴史をまとめたメモリアルプログラム販売も

オンライン視聴兼購入時には、9000円の「メモリアルプログラム付き」を選択することもできます。ファイナル公演の様子や出演選手へのインタビューを収録した特別版プログラム(52ページ)で、店頭販売はなし。購入受付はオンライン限定です。

私は今年は配信視聴予定はないですが、現地チケット購入時にメモリアルプログラムつきを選択。私はプログラムまで買う公演は少ないのですが、さすがにファイナル公演は記念に欲しくなりました。2月上旬に自宅に送られてくる予定です。

私にとって名フェスは足しげく通った馴染み深いショーではありませんでしたが、名フェスの歴史はここ二十数年の日本のフィギュアスケートの歴史。想い出となるプログラムが届くのを今から楽しみにしています。

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夕焼けに照らされる2026名フェス会場の日本ガイシアリーナ外観

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