ミラノ五輪フィギュア男子&アイスダンスの見どころガイド|日程・放送予定・ルールとメダル争い予想

青空にたなびく五輪旗と白いフィギュアスケート靴写真が左右に配置されている画像

ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(ミラノ五輪)フィギュアスケート競技は団体戦が終了し、アイスダンス、男子シングル、ペア、女子シングルの合計4つのカテゴリの「個人戦」のフェーズに入ります。

本記事では、個人戦アイスダンスと男子シングルの日程・放送予定を整理。あわせてアイスダンスの基本情報やメダル争いの見どころをまとめています。

※「男子シングルの見どころ」は、明日2/10に大幅追記予定です

目次

今後のフィギュアスケート競技【個人戦】 スケジュール

ミラノ五輪での今後のフィギュアスケート競技の実施スケジュールは下記のとおりです。

日程実施予定時刻(日本時間)カテゴリ(種目)
2/10
(火)
03:20~06:53 アイスダンスRD
2/11
(水)
02:30~06:44 男子SP
2/12
(木)
03:30~06:51 アイスダンスFD
06:51~07:05 アイスダンス表彰式
2/14
(土)
03:00~06:57 男子フリー
06:57~07:10 男子表彰式
2/16
(月)
03:45~06:54 ペアSP
2/17
(火)
04:00~06:53 ペアフリー
06:53~07:15 ペア表彰式
2/18
(水)
02:45~06:59 女子SP
2/20
(金)
03:00~06:57 女子フリー
06:57~07:10 女子表彰式
2/22
(日)
04:00~06:30 エキシビション
2025/12/22 ISU発表公式スケジュールに基づき作成 都合によりスケジュールが変更になる場合があります

【個人戦】アイスダンス&男子シングル テレビ放送&配信予定

男子シングルはフルで生放送あり

男子シングルSPはNHK総合、フリーは日本テレビ系列とNHK BSでの生放送の予定です。

アイスダンスの一部は地上波テレビ生放送なし

アイスダンスはRD・FDともNHK総合⇒Eテレの流れで地上波テレビ生放送が予定されています。

ただし、全組の生放送はなし。前半登場組をライブで見たい場合は配信で視聴するしかありません。(FDはディレイでの全組放送の期待は持てそうです)

アイスダンス表彰式は放送予定時刻の延長が無い限り日本のテレビでは見られないかもしれません。

放送&配信予定一覧

男子シングルとアイスダンスの放送&配信予定は下記のとおりです。

日程競技内容放送&配信予定
2/10
(火)
アイスダンスRD
03:20~06:53
【生放送】
▼NHK 総合
04:35~06:00
▼NHK Eテレ
06:00~06:50
※後半Gのみの放送
 
【録画放送】

▼NHK BSP4K
08:00~11:00
【ライブ配信】
TVer(3:15~)
※英語実況
NHK ONE(3:15~)
※日本語実況
2/11
(祝)
男子SP
02:30~06:44


【生放送】
▼NHK 総合
02:25~06:40

【録画放送】
▼フジテレビ
ハイライト
08:00~10:00
▼NHK BSP4K
08:00~11:40
【ライブ配信】
NHK ONE(2:25~)
※日本語実況
2/12
(木)
アイスダンスFD
03:30~06:51
表彰式
06:57~

【生放送】
▼NHK 総合
03:40~06:00
▼NHK Eテレ
06:00~06:50
※表彰式は放送なし?

【録画放送】
▼NHK BSP4K
08:00~11:10
【ライブ配信】
TVer(3:25-)
※英語実況
NHK ONE(3:25~)
※日本語実況
2/13
(金)
実施なし
2/14
(土)
男子フリー
03:00~06:57
表彰式
07:03~07:10

【生放送】
▼日テレ
02:34~07:55
▼NHK BS
02:55~06:55
 
【録画放送】
▼BS日テレ
ハイライト
12:00〜14:00
▼NHK BSP4K
13:00~16:30
【ライブ配信】
TVer:日テレ版(2:34~)
TVer(2:55-)
NHK ONE(予定)
放送予定は都合により変更になる場合があります

この二つのカテゴリで団体戦決勝に出場した選手は、中1日で個人戦を迎えることになります。団体戦出場しなかった選手の方が調整はしやすいでしょう。

アイスダンスの個人戦はRDとFDとの間に中1日ありますが、男子シングルはSPとフリーの間に2日空いています。通常の試合で2日空くことはめったにないので、合わせづらいような気がしますが、空いた方がいいという選手もいるかもしれません。

男子シングルの見どころ

男子シングル選手の見どころ情報については後日追記するか、別記事で公開します。

アイスダンスの見どころ

以下は、アイスダンスにあまり詳しくない人向けに、改めて「アイスダンスの見どころや注目選手情報」を整理してみました。

基本的な内容が中心ですので、詳しい方はどうぞ読み飛ばしてください。

五輪は「アイスダンス」を知ってもらえるチャンス

日本の地上波テレビ放送では、カップル競技(ペアとアイスダンス)の試合が放送される機会が少ないです。放送するのは日本人選手だけ。他を放送したとしても、表彰台のメンバーから1~2組だけという扱いが多いことを長年不満に思っています。

ただし、NHK杯と五輪は別です。全カテゴリの演技が一定数放送してもらえるので、一般視聴者の目に触れる機会が多い。私がアイスダンスに関心を深めたのも、五輪中継だったように思います。

昔は全組同じ曲&同じステップで滑る種目があったのが、インパクト大だったんですよね

単調になってしまうからか廃止されてしまったんですが、あれはスケーターによる滑りの違いが本当によくわかりました

私がスケーティング技術が高いスケーターたちに開眼するきっかけの一つでした

五輪では「初心者向け解説」が楽しめるかも?

現地に派遣できる解説者の数が限られるためか、ミラノ五輪のアイスダンス解説は、男子シングル解説の町田樹さんが兼任になりました。彼は解説前に事前の下調べを入念にされる方ですが、今回はアイスダンスのルール解説についても相当準備されてきたようです。

違うカテゴリの選手だからこそ、アイスダンスの元選手よりも「一般視聴者に近い視点」での技術解説がしやすいのかもしれませんね

フィギュアスケートは定期的にルールの改定が行われ、様々な決まりがどんどん変化してきたスポーツです。中でもアイスダンスはルールの変化が激しく、ついていくのは大変です。

シングル中心で見ているフィギュアスケートファンも多いからか、先日の団体戦内のアイスダンスの基本的なルール解説を歓迎する声も。私はある程度のルールは把握していましたが、それでも初めて知った情報がありました。

RDとFDの違い

現在のアイスダンス競技は、「リズムダンス(RD)」と「フリーダンス(FD)」の2つの演技で順位を競います。

リズムダンス(RD)

競技初日は、2分50秒(±10秒)で行われるリズムダンス(RD)を実施します。

ISU(国際スケート連盟)がシーズンごとに指定するリズムやテーマに基づいて構成されます。決められたステップや要素を音楽のリズムに合わせているかが重点的な評価ポイント、基礎的な技術力と対応力が求められます。

今季のテーマは、「1990年代の音楽・ダンススタイル・雰囲気」

私は「何で五輪年にこのテーマ…」と少々恨めしく思っています

音楽の著作権問題がクリアしやすいのか踊りやすいのか理由はわかりませんがやたらリッキー・マーティンの曲が続くんですよね…

正直今季のRDは例年に比べると好みのプログラムが少ないです

フリーダンス(FD)

競技二日目は、フリーダンス(FD)。プログラム尺は4分00秒(±10秒)です。

「フリー」の言葉通り、「FD」は、自由に音楽を選び、世界観やストーリーを表現するプログラムです。リフト、ステップなどの技術要素を通して、二人の一体感や表現力・個性・演技全体の完成度などが評価されます。

「DUNE」などの映画音楽を用いて映画の中の世界観を表現する組もいれば、個性的な解釈の「ロミオとジュリエット」を滑る組もいれば、古典的な「ロミオとジュリエット」を滑る組もいます。画家ゴッホの人生を描く組や、ローリング・ストーンズの名曲「黒く塗れ」で闘牛士の世界を描く組まで。

おそらく解説の町田樹さんが演技開始前後に端的な説明を入れてくれるでしょう。それを手掛かりにスケーター達が描き出す世界観を堪能するといいと思います。

個人的には地上波放送されない前半グループに解説音声が入るのかが気になっています

全23組のプログラムのテーマを熟知しているわけではないので、町田樹さん解説があるとありがたいんですけどね

注目選手

アイスダンス選手は滑りの技術が際立っており、動きを美しく見せる技術に長けています。難しいことはあまり考えずにただ楽しむのが一番だとは思います。

ーとはいっても、メダル争いに関わる組の情報は、整理しておきます。

日本の組は今回は個人戦出場なし

残念ながらミラノ五輪個人戦のアイスダンスに日本選手は出場しません

団体戦に出ていた「うたまさ」こと吉田唄菜/森田真沙也組は個人戦に出場していても全くおかしくない実力の持ち主です。昨年9月のミラノ五輪の個人戦出場枠を決定する最終予選会ではわずか1.20点の差で出場を逃しました。

今のアイスダンス界のトップ層は30代が中心。組んで3季目で、20代前半の彼らはこれからが注目される若手有望株です。

メダル争いの構図

今大会のメダル争いに関わる注目選手は30代半ばのベテラン選手が多く、今季限りで引退と見られる組も多いです。(ロランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組とライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組をのぞく)

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組(米国)

金メダル候補の筆頭は、現在世界選手権3連覇中のマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組(米国)。アイスダンスと団体戦の日程は近接していて、他に強い組もいるというのに、彼らは団体戦のRDとFDにフル出場しました。

アイスダンスはジャンプが無いせいで素人目には「楽そう」に見えてしまいがちですが、かなりハードな運動量です。連戦はきついと思われます。

ただし、彼らは過酷な日程の試合やショーをしてもパフォーマンスが落ちないパワフルさを備えています。団体戦と同等かそれ以上のパフォーマンスを見せてくれるのではと期待しています。

ちなみに彼らは過去に三回五輪に出場していますが、個人戦での五輪メダルは一つも持っていません。最高位は北京五輪の4位です。
(※エヴァン・ベイツさんは以前のパートナーとも五輪に1回出場しているので、今回でなんと5回目の五輪です)

今回とんでもないトラブルでもない限り、メダルは確実に獲得できると思いますが、できれば金メダルを持って帰りたいでしょう

ロランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組(フランス)

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組の最大のライバルとなるのが、ロランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組(フランス)です。

ギヨーム・シゼロン選手は前回別の女性とパートナーを組んで北京五輪金メダルを獲得しています。今季から、パートナーを組み替えて競技復帰しました。

同調性が求められるアイスダンスでは、組んですぐには成果が出ないのが普通です。しかし、彼らは結成1年目から高得点と高評価をたたき出しています。

名古屋GPFや団体戦RDではマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組が勝利していますが、団体戦連戦の直後だとどうなるかは注目されます。

ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組(英国)

ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組(英国)は、ここ1~2年で評価が急上昇している中堅選手。セルフプロデュースに長けていて、会場の観客を大いに沸かせる演技ができるのが強みの組です。

FDのあっかる~い「蛍の光」に合わせてのカントリーダンス風振り付けは会場を巻き込んで盛り上がります。イタリアの観客を味方につければ表彰台もありうるかもしれません。

パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ組(カナダ)

世界選手権で2大会連続銀メダルを獲得している実力者、パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ組(カナダ)はストーリー性を感じさせる、ドラマチックな世界観を描くのを得意とする組です。

ともに34歳。これが最後の五輪かもしれないこと、五輪メダルを持っていないので今回是非ともメダルを獲得したいであろうことはマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組と同様です。

シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ組(イタリア)

地元イタリアから出場するシャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ組美しいスケーティングでしっとりとした世界観を描くのが得意な組です。

団体戦ではRD/FDともにフル出場してイタリア初のフィギュアスケート団体メダル獲得に貢献しました。

この1~2年はジャッジの評価が割れることがあり、期待通りの結果を出せていない印象がありました。しかし年明けからは活躍を見せており、個人戦でも活躍できるかが注目されます。

彼らも過去の五輪に三度出場していますが最高位は5位。おそらく今季引退なので、地元で良い演技を見せてほしいです。

その他の有望組

上記以外にも、エミリア・ジンガス/ヴァディム・コレスニク組(米国)や、アリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィチウス組(リトアニア)などの注目選手もいます。

他にも好きな選手はいるのですが挙げていくとキリがなくなるのでこのへんで。以上、アイスダンスの注目選手情報でした。

そうこうしている間にあと半日程度でRD開始です。団体戦終わったばかりなのに、ファンもちょっと大変ですね(苦笑)

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