ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(ミラノ五輪)、フィギュアスケート個人戦は男子シングルのショートプログラム(SP)とアイスダンスが終了。次は2月13日早朝の男子フリー開始まで、あとわずかとなりました。
今回は男子SP第4・第5グループを振り返ります。
使用曲変更による影響も視点に入れた、第1~3グループの振り返り記事はこちら。

男子SP関連情報リンク
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滑走順とリザルト
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ミラノ五輪2026フィギュアスケート競技リザルト(ISU版)
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競技フル動画
NHK ONEで男子シングルSP全選手の演技を視聴できます。町田樹さんの解説入りですが、会場音声のみにしての視聴も可能です。
※視聴期限については通常は放送後1週間ですが、今回の配信期限は私が確認した限りでは明示されていません。大会終了後しばらくは視聴可能ではと推測していますが、早く終了する場合もあるので配信動画をご覧になりたい場合はお早めに。
NHK ONE 男子シングルSP競技フル動画
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団体戦と個人戦の日程について
団体戦フリーから中1日でのSP
団体戦でSP/フリーの両方を滑った男子シングル選手は、イリヤ・マリニン選手(米国)のほかにスティーブン・ゴゴレフ選手(カナダ)とニカ・エガーゼ選手(ジョージア)の3名。団体戦フリーのみを滑ったのは、佐藤駿選手とマッテオ・リッツオ選手(イタリア)です。
このうち団体戦よりもいい演技ができたと言えるのは、イリヤ・マリニン選手のみ。他はいずれも団体戦の時に比べると若干調子を落としています。
マッテオ・リッツオ選手は演技後のインタビューで「僕は27歳で、20歳じゃないから(フリー演技後中1日での)調整が大変だった」という内容を話しています。

私見ですが、男子シングルもアイスダンスも、団体戦のフリー/フリーダンスに出場して中1日で試合を行った選手たちには、個人戦の演技に少なからず影響が出ているように感じました
本当にこの日程は何とかならないものでしょうか…
参加選手数がより多い世界フィギュアスケート選手権でも、1日に2カテゴリのSPを実施しています。1日2カテゴリずつの実施にすれば、中5~7日ぐらい空けることは可能なはず。
1日1カテゴリずつしか実施しないのは、アメリカの放送時間の都合や、同じリンクを使うショートトラック競技との兼ね合い、選手たちの現地滞在期間を伸ばしたくないなどの事情かもしれません。
しかし、「選手ファースト」の精神でこの日程は再考してほしいです。
団体戦表彰台による「刃こぼれ」の影響は?
イタリアと日本の選手たちには表彰台によって傷ついたブレードの影響もあったかもしれません。

しかし、ブレードの影響を語るには、それ以外の阻害要因が多すぎるんですよね。過密日程、ブレードの刃こぼれ、五輪の緊張感、本人の体調や実力…その日その日の演技を左右した原因は多種多様。どれが一番影響を及ぼしているのかは本人たちもわからないかもしれません。
(追記:特にアスリートには「言い訳をするな」という精神性が求められがちなのも大きいかも。影響ないと言っていても、そう自分に言い聞かせているのかもしれないし、私は100%言葉通りには受け取っていません)
第4グループ
このグループからは、表彰台&入賞圏内が期待される選手達が増えてきます。滑走順にそれぞれの演技を振り返っていきます。
マッテオ・リッツオ選手(イタリア)
団体戦フリーで会心の演技を見せ、イタリア銅メダル獲得に貢献したマッテオ・リッツオ選手。
でも、ベテラン選手にはやはりフリー後の中1日はきつかったようです。4回転トゥループの着氷が乱れるなどして84.30、16位でのスタートとなりました。
(下記のGoldenSkateのInstagram投稿でインタビュー詳細が読めます)
※各選手の埋め込みが表示されない場合はこちらを参照
おそらくこれが彼の最後の五輪となるでしょう。フリーは再びいい演技で締めくくってほしいです。
アレクサンドル・セレフコ選手(エストニア)
個人戦開始前の「注目選手紹介記事」で、厚めに紹介したアレクサンドル・セレフコ選手。

彼は五輪SPの放送で世界中に女性ファンを増やすのではないか?と予想していたのですが…
前半はプリンスの「Kiss」に乗せて絶好調だったのに、得意のトリプルルッツでまさかの転倒。SPに必須の「3回転以上を含むコンビネーションジャンプ」を入れることができませんでした。
上記の試合後インタビューでは恋人(米国ペアのエミリー・チャン選手)の話まで聞かれていました(笑)

私は思わずテレビの前で叫んでしまいました
「コンビネーションなしだったらSP落ちもありうる?」って一瞬パニックに
でも、4回転トゥループもトリプルアクセルも綺麗に入ったし、高い演技構成点(PCS)が取れる彼なら落ちるわけはありません。彼自身もフリー進出は確信していて、キス&クライでも動揺は全く見られませんした。
前半が良かっただけに、後半のコンビネーションジャンプが綺麗に入っていれば90点台は確実で、PB更新してフリー後半グループに入ったでしょう。
まさかのフリー前半グループ滑走で、世界にセレフコ兄弟の存在を知ってもらうチャンスが減ってしまったのが残念です。

コンビネーションジャンプさえ入っていれば、最終グループ入りだってありえただろうに、本当もったいなかったです
(正直なところ最終グループ入ったら崩れてしまう予感しかしないですが…)
「ワールドで完璧なSPを見せてほしい」と思いましたが、今後上位に追い上げない限り、3月のワールド代表には弟のミハイル・セレフコ選手が選ばれそうな予感もします。五輪フリーでSPの雪辱を果たしてほしいです
ダニエル・グラッスル選手(イタリア)
ダニエル・グラッスル選手は、先日の団体戦SPに出場。団体戦表彰式にも参加していたので調子が心配されていましたが、好演技でした。
4回転ループでごく軽微な回転不足「q」を取られましたが、「q」ですんだのなら、回転不足を取られがちな彼としては良好な結果です。93.46でSP4位につけました。
北京五輪後にロシアのエテリ・トゥトベリーゼコーチに師事したことや、ドーピング検査の関連で海外ファンからは手厳しく見られている彼ですが、母国イタリアでは大きな声援を受けていました。ホームだとメンタルが落ち着きそうなので、フリーでもいい演技ができるかもしれません。
彼のフリーは映画「教皇選挙」のサントラを利用した個性的なプログラムです。ジャンプが全部入り、回転不足判定を一つもとられなかった昨年の名古屋グランプリファイナル(GPF)の演技では194.72を出しています。
彼がベストな演技をして、SP上位勢3人に万一大きなミスが出てしまったら彼がメダルをさらう可能性もあります。
ルーカス・ブリッチギー選手(スイス)
昨シーズンの欧州選手権(ユーロ)王者の、ルーカス・ブリッチギー選手。
彼は27歳のベテラン選手。ここ数年でいぶし銀的な魅力が増して私の応援度合いも上がってきているのですが、残念ながらSPは決められませんでした。冒頭の4回転トゥループが大きく乱れ、それに動揺したのか後半のスピンでも乱れが続きました。
得点は80.87、まさかの19位。アレクサンドル・セレフコ選手と同様、彼もフリー前半グループになってしまいました。
上記にもある演技後のインタビューでは、調子はすこぶる良くて練習では1つもミスが無かったと話しています。それなのにミスが出てしまうのが試合の、五輪の難しさと言えるでしょう。
ケヴィン・エイモズ選手(フランス)
このグループで最も心臓に悪かったのがケヴィン・エイモズ選手です。
良い演技をするときはとんでもなく良いが、一度歯車が狂うとその狂いっぷりが凄まじい選手だからです。
見守る側の不安もひとしお
何度も「大遭難」を繰り返してきただけに、彼を団体戦SPに選んだフランスの連盟はさぞ勇気が要っただろうと思います。
フランスに団体メダルの可能性はほぼ無かったとはいえ、エイモズ選手が個人戦を前にボロボロになってしまうリスクもあったわけで…
しかし団体戦SPをまとめきれたことで、個人戦には良いステップとなりました。私もおかげで団体戦に比べると不安感が若干軽減はされました。

それでも、不安は消えません
演技前も演技中もドキドキものでした
珍しくスピンで若干の乱れがあったものの、予定構成を見事にまとめて92.64、SP7位。フリーの「ボレロ」が見られます!
是非読んでほしい、演技後のインタビュー
上記のInstagramでの彼のインタビューはとても読み応えがあるので、是非日本語翻訳をかけて全文を読んでほしいです。
マッテオ・リッツオ選手との信頼関係について語っている部分が素晴らしいです。(「あのリトアニアのユーロの後でそんなことがあったのか!」と思いました)後半では、SNSを中心に展開されている彼へのバッシング、LGBTQに対するヘイト活動についてのメッセージが書かれています。
三浦佳生選手
三浦佳生選手も、今季はケヴィン・エイモズ選手に匹敵するほどの調子が乱高下する試合が続いていました。
なので私は彼の演技前には強い不安と緊張に襲われるのではないかと思っていたのですが…意外にも、事前のエイモズ選手に比べると私のハラハラ感は薄めでした。
覚悟を決めて見守った演技
それには、事前に伝えられていた靴のアクシデントもあります。

そして何よりも、事前の6分間練習で4回転ジャンプを降りているのに何度も首をかしげている様子から「何かがうまくハマっていない感」を感じていました。演技直前の表情も思わしくありません。
私の中には、演技前に既に覚悟ができてしまっていたのです。
一縷の望みを胸に見守った演技は…
それでも「彼なら何とかしてしまうかも?」という期待は心の奥にありました。
なので冒頭の4回転サルコウがダブルに抜けたことは衝撃でした。転倒は身構えていたけれど、「抜け」は予期していなかったので。
でも、その直後にトリプルトゥループを連続でつけたのは見事でした。
あのおかげで6.04点が入りました。
あそこで連続ジャンプをつけていなかったら、つけてもシングルやダブルに終わっていたら、規定要素を満たせず0点になり、SP落ち寸前になるところでした。
後半の得点源である4回転トゥループ転倒は痛かったです。今季磨いてきたスピンもレベルを取り切れず、76.77と本来の実力とは程遠い結果になってしまいました。

今回写真&インタビューを埋め込んでいるGoldenSkateのInstagram投稿に、三浦佳生選手が含まれていなかったのは、悲しかったです。
演技後のインタビューはワールド・フィギュアスケーティングの下記記事で読めます。

第5グループ(最終)
ここからは、メダル候補がひしめきあう最終グループを振り返ります。
佐藤駿選手
フィギュア団体戦の爆発的なフリー「火の鳥」で、全世界の視聴者に強い記憶を残した佐藤駿選手。

あれ程凄まじい集中力をもって演じたその2日後、中1日でSPに挑む。それは、イタリアのマッテオ・リッツオ選手と同様困難が大きかったでしょう。しかもブレードの刃こぼれの影響まで出るなんて…もっといい条件で個人戦に臨ませてあげたかったと思います。
それでも冒頭の4回転ルッツをクリーンに決めるところがさすがでした。次の4回転トゥループでやや回り過ぎたことが原因か、セカンドジャンプへの姿勢にスムーズに入れず2回転になってしまいましたが、失点は最小限に抑えられたと言えます。
ジャンプでの小ミスがあっても88.70を取ることができたのは、今季の活躍&団体戦フリーの成果ではないでしょうか?
フリーまで中2日あることがいい方向に働きますように。更に燃え上がる「火の鳥」が見たいです。
アダム・シャオ・イム・ファ選手(フランス)
「男子シングルの注目選手と見どころ」をまとめた下記の記事内で、私は今大会のアダム・シャオ・イム・ファ選手は「何が出て来るかわからないビックリ箱」だと書きました。

SPのビックリ箱からは、「神アダム」が出てきました。
よく暴れ狂う、彼の「ジャンプの軸」は今回は超安定していて、ミスをする気が全くしませんでした。動きにもとんでもなくキレがあり、この調子のままフリーに臨めたら200点は軽く超えてきそうだなとすら思いました。ステップはレベル4を取り逃しましたが、スピンはオールレベル4。102.55を出し、SP3位発進となりました。
しかし、よくよく考えてみると今回、彼は4回転ルッツを入れていないんですよね。トゥループとサルコウという、鍵山優真選手と同じ安定度重視&加点狙いの構成で攻めてきました。
となると、やはり彼のフリーがどうなるかは読みきれません。でも、神アダムをもう一度観てみたいです。
ニカ・エガーゼ選手(ジョージア)
ニカ・エガーゼ選手はイリヤ・マリニン選手同様、先日の団体戦でSPとフリー両方を滑りました。
もともとスタミナのある系の選手ではないし、個人戦には影響が大きいだろうと予測していましたが、やはり調子は上がり切らず。
二本目の4回転トゥループが乱れ、85.11で15位。今季の欧州王者は、フリー後半グループに残ることができませんでした。
※埋め込みが表示されない場合はリロードまたはこちら
Analysis: Nika Egadze is the best figure skater in Georgia, a country that has yet to win a medal in the Winter Olympics.
— The Washington Post (@washingtonpost) February 11, 2026
But this year, he and his contingent were outperforming countries 15 times their size. https://t.co/6eeC8T2Nan
彼は2022北京五輪時のドーピング問題に関与が疑われたロシアのエテリ・トゥトベリーゼコーチに師事し続けています。そのことで観客から冷たい反応を送られることもありますが、彼自身はジョージア生まれのジョージア育ち。ジョージアの冬季五輪初メダル獲得に向け、団体戦を頑張り抜いたのも事実。
結果団体戦でもメダルにはあと一歩で届かず、個人戦でも実力を発揮できずではあまりに惜しいので、フリーではいい演技を見せてほしいです。
ミハイル・シャイドロフ選手(カザフスタン)
今季不調が続いていたミハイル・シャイドロフ選手ですが、復調してきました。冒頭の4回転ルッツは「q」がつきましたが、後半ジャンプは回転不足がついていません。
演技後のインタビューによると練習でも好調のようです。
強みである高難度ジャンプを取り戻せているように見えたので、フリーで更なる快進撃が見られないかなと期待しています。「五輪で初めてコンビネーションジャンプの後半に4回転を跳んだ男」として記録を残すのもよいかと。
予定構成には冒頭にいつもの「トリプルアクセルから4回転サルコウへの連続ジャンプ」が入っています。決めれば五輪初記録です。

昨季ワールド銀メダルがプレッシャーになっているのか、今季の試合では彼らしい元気さが影を潜めている印象でした
五輪では笑顔で演技を終えるところが見たいです
鍵山優真選手
鍵山優真選手は本当にいい演技だっただけに、トリプルアクセルのステップアウトだけが勿体なかったですね。
若干ジャンプ前の助走がいつもより慎重な印象があり、トリプルアクセル前に若干の不安は感じていたのですが、嫌なことにそれが的中してしまいました。
でもまたもやステップ評価満点だし、本人は笑顔で引き上げてきていますし、演技後のインタビューを見ても考え込むことなく「楽しむ」ことが実現できているように見えます。団体戦SPに出て、ブレードの刃こぼれ問題まであったにも関わらず103.07で2位発進は、見事ではないでしょうか?
今季の彼に感じていた不安は、ここにきてかなり減っています。
アダム・シャオ・イム・ファ選手との点差がわずかなので、フリーでは「いい演技が出来た方」がシンプルに上位に来そうです。二人とも1つぐらいの大ミスならば演技構成点(PCS)への影響も少なくてすむでしょうし、ミスを恐れ過ぎずに挑戦してほしいです。

フリー衣装が変わるようなことを話しているので、どんな衣装になるのか楽しみにしておきます
イタリアの観客からは大きな声援を送られています。4回転フリップも入っていい演技で観客の大喝采を受けられることを祈っています
イリヤ・マリニン選手
なぜか生まれた緊張
実は私、最終グループで一番緊張して見守ったのはイリヤ・マリニン選手だったかもしれません。
思い入れの強い選手なら他に多数いるんですが、何というか…「現役王者が大舞台で崩れるところは見たくない」という気持ちが強くて。

これまで彼の演技前に緊張したことは一度もなかったのに、演技開始前から妙にドキドキしている自分に我ながら驚きました
五輪個人戦の初演技は?
予想通り4回転アクセルは回避してきました。
まぁ前半に4回転フリップ、後半に4回転ルッツからのコンビネーション入れるという、今の現役選手で他に誰もできない超高難度構成やってる人に「回避」って言葉使うこと自体、おかしな話なんですが…(苦笑)
全要素を加点付きで決め、108.16でSP首位に立ちましたが、普段のマリニン選手の動きからすると鈍いようには思えました。スピン・ステップでもレベルを取りこぼしています。

フリーのジャンプ構成はどうする?
彼のフリーの基礎点は圧倒的です。多少ミスが出たところで、基礎点のアドバンテージが全てを凌駕します。
フリーは最終滑走になったので、自分の調子&ライバルの点数を考慮して、4回転7本構成にチャレンジしてくるかは決めるでしょう。

私は4回転ループあたりを構成から抜いて、6本構成を予想
それなら4回転アクセルでミスが出てしまっても、他を寄せ付けない技術点は重ねられそうですし
攻めた構成を望む人もいるかもしれませんが、無理はしないでほしいです。
4回転の本数を抑え、後半のコンビネーションジャンプを回転不足なしに確実にクリアすることに全集中した方が確実に金メダルを獲れそうな気もしますが…どういう戦略を選ぶのか注目です。
男子シングル最終決戦は2/14(土)早朝
男子フリーが行われるのは、2/14(土)の午前3:00~6:57です。
男子フリースタートリスト(顔写真入り オリンピック公式サイト(日本)版)
メダルや入賞圏内を目指せそうな選手はどのあたりなのかなどの予想については、こちらの記事に別途まとめています。

あと少しでミラノ五輪の男子シングルが終わってしまうのですね。中2日の日程が功を奏し、いい演技が多く見られることを願います。
