2024世界フィギュアスケート選手権、競技の現地観戦記録を書き終える前に、会場などで目撃した「あの人」たちのエピソードを先にまとめてみました。息を呑んで見守った男子フリー最終グループを再び思い起こす前に、ちょっと息抜きをしたくなりまして(苦笑)。
後半は「私が会場で見かけた有名人自慢」みたくなって「だから何なんw」って感じになってますが(苦笑)、現地でのウキウキ感を少しはお届けできるかと。いや~楽しかったなぁ。
「アンバサダー」登場を期待したオープニングセレモニー
日本のさいたまワールドの「アンバサダー」の取り組みを参考にしたのかどうかはわかりませんが、2024モントリオールワールドはパトリック・チャンさんとジョアニー・ロシェットさんの二人をアンバサダーに起用していました。
エキシビションにパトリック・チャンさんが出るのは事前発表で知っていたのですが、私は競技開始初日のペアSP終了後に行われるオープニングセレモニーにも「アンバサダーの二人がフラッグスケーター役とかで出て来るんじゃないか」と期待していました。
しかしオープニングセレモニーにアンバサダーは出てこずじまいで、ちょびっとだけガックリ。
世界一のシンクロナイドスケーティングチームの演技は超見ごたえがありましたけどね。SP終了後に「セレモニー&女子の第1グループ見るの諦めてサブリンクの日本男子たちのグループの公式練習観に行くかどうか」をかなり迷った末にセレモニーを選んだだけにね。
(実は私、パトリック・チャン選手の滑りを一度もナマで観たことがなかったので、彼の滑りをナマで観られそうな機会は極力逃したくなかったんです~)
カナダの有名スケーター達が会場のあちこちに出没!
しかし!カナダの連盟は有名スケーター達を出し惜しみしているわけではありませんでした。
エキシビションの日に出るだけと思ってたキーガン・メッシングさん、エラッジ・バルデさん、エキシビションメンバーに名前のなかったナム君ことナム・グエンさんが製氷の合間にたまにリンクに登場してくれるんですよ!
もしかしてエルヴィス・ストイコさんもどっかに登場してたりして?エキシビション観る前は最近の彼を見たことがなかったからリンクにいても判別できなかっただろうし。私がトイレに行っていた時間帯にジョアニー・ロシェットさんとかが登場してた可能性もゼロじゃないなw。(彼女はエキシでは司会やってました)
リンクに現れる時、一人がバズーカみたいなのを抱えて出てきます。中に大会グッズのTシャツとかトレーナー(買うと結構なお値段)とかを詰めて客席にシュポーンッて発射してくれるんですよ。飛んできたグッズをゲットした人はお持ち帰りOK!
この観客サービスタイムは、どの製氷時間帯にやってくれるかが事前にわからないのだけが難点でしたね(苦笑)。比較的トイレに行く人が少なさそうな時間帯にやってることが多かったです。
時にはパトリック・チャンさんが登場して、私のいるエリアにもグッズをぶち込んでくれました。あいにくゲットはできず(笑)。
カナダ選手が演技するときは、キーガンとナム君が空席があるブロックに出張しては巨大カナダ国旗を振り回しに来ます。今度はどのあたりに現れるのかな?って探すのも楽しかったですね。
女子シングルの時のカナダ応援団の話題は、下記の記事のマデリーン・スキーザス選手の項目にちょっと詳しく書いてます。
パトリック・チャンさんがロビーでインタビュー!
男子シングルSPの日、前半3グループ演技終了後の製氷時間に私はめちゃくちゃ急いでホテルに戻ろうとしていました。出かける直前になって充電し忘れに気づいたモバイルバッテリー&ホテルに置いてきてしまったSHOMAバナータオルを取りに行くためです。
第3グループ最終滑走者の演技終了後すぐに会場を飛び出せば、次のグループの最初の滑走者の演技開始にはギリ間に合いそう…ということで早足で出口に向かっていたら…
パトリック・チャンさんと超至近距離ですれ違いました!えええ、彼が観客に直接インタビューしてるじゃないですかっ!!!
「これはさすがにガン見したいし、写真にも残しておきたいっ!」と、急いでいた足を止めざるをえませんでした。
「何でよりによってこんなに急いでる時にPチャンがいるのよ~~~~!!!!」と内心叫びたくなる気持ちを抑えてしばし立ち止まり。その後ホテルまでは小走りで往復しましたよ(苦笑)。
ワールド3連覇した超有名人だというのに、極小ハンディカメラ持ったスタッフ1名とパトリック・チャンさんの二人だけでの超身軽なロケでした。
パトリックのインタビューはおそらくカナダのCBCで放送されたのだろうと思いますが、後日Skate Canadaのインスタグラムにショート動画が掲載されていました。ジョアニー・ロシェットさんも会場内で撮影してたようですが私は一度も見かけられずでした。
毎日楽しい「スケーターたちの目撃情報」交換
フィギュアスケートの大会は一般観客が出入りするところも選手や関係者が普通に利用することが多いので、「誰を会場内&周辺で見かけるか」はスケオタのひそかな楽しみです。
「〇〇を見た!」と誰かに報告したくなる世界のスケオタたち
私は現地で知り合った日本人同志で「本田真凜ちゃんがコメント収録してましたよ!」とか「ロビーで千葉百音ちゃんがパトリック・チャンと2ショット記念写真撮ってました!」「吉田陽菜ちゃん見ました!」とか情報交換をちょくちょくしていました。
報告しあうのは自らの目撃情報だけでなく「周囲の席の人の目撃談」もです。「近くの席の人がネイサン・チェンを見かけたって言ってました!」「隣の人が坂本花織ちゃんと2ショット写真撮れたって見せてくれました!」とかね。
特に「ネイサン来てるらしい」って情報はかなりアガりましたね!その日は一日中ロビーうろつく時に出くわさないか期待したけど、すれ違えずでした(苦笑)。
「ええ!あの人がこんなところに!!!」って体験をすると、ぼっち遠征の人も誰かに言いたくてしょうがなくなってしまうようですw。
日本の非スケオタの友人に言ったところで、ありがたみがわかってもらえないですけど、ワールドのチケット買ってるような人なら見知らぬ人でも大抵「ええ!ホント!?」って一緒に盛り上がってくれますからねw。
現地観戦歴長い人だと知り合いも多いだろうから、もっとたくさんの情報集まるんでしょうね。
私が見かけたフィギュアスケート界著名人一覧
自分の想い出記録用に、私が会場で見かけた人たちのリストを残しておきます(笑)。
近くに座っていた人たち
ルーカス・ブリッチギー選手
(モナコのダヴィデ選手と一緒にスイスのカイザー選手の演技を見に来ていた模様)
ルナ・ヘンドリックス選手
(イタリアのメモラ君の演技を見に来ていた模様)
木下アカデミーの濱田コーチと村元コーチ
⇒関係者席が近かったおかげで大勢の選手やコーチ陣が盛んに出入りしていました。出入りするする際にちょこっとだけ喋れました。といっても「グッドラック!」ぐらいしか言えないけどw
観戦の度に思いますが、近い席にいると意外と気づかないんですよね。ちょっと離れてるぐらいの方が気づきやすい気がします。競技中にあんまり周囲見回さないですもんね。それに気づいたとして、さすがにそっちを何度も振り返って見るわけにもいかないし(苦笑)。
ロビーですれ違った人たち
本郷理華さん
(ほぼ毎日、合計4回もすれ違いましたw 近いブロックにいらしたのでしょうね)
フローラン・アモーディオさん
ジャン=リュックベイカーさん
ジスランコーチ
ハマさん(宇野選手のマネージャーさん)
アナスタシヤ・グバノワ選手
イヴァン・シュムラトコ選手
ニキータ・ストロスティン選手
衣装デザイナーのマシュー・キャロンさん
(彼がデザインした衣装展示コーナーに連日詰めていらしたので「すれ違った」というよりは、「会えた」かな?何度も展示を観に行きましたが、いつも誰かとお話しされてたので話せず。“宇野選手の「天国の階段」の紫衣装大好きです!”ぐらいお伝えしてもよかったかも)
⇒今思い出せるのはこのぐらい。他にも一杯すれ違っていたんだろうけど、気づいてない場合も多いと思いますw
メダリストなのに…
エキシビションの後、会場前にごったがえす観客の人混みに紛れて、しれっとアイスダンスのマルコ・ファブリ選手がフツーにスーツケース転がして歩いてましたね。「選手用のバス待ってるのめんどくさいから一人で歩いて帰るわ」って感じに見えました。
「amazonで買ったあのエキシ用ロボットスーツがあそこに入ってるんだろうな」と、本人ではなく彼が転がしてるスーツケースをついガン見してしまった私です(苦笑)。
選手とホテルが一緒だった人、選手&コーチがたくさん乗ってる便に乗り合わせた人、いろんな人の体験談をちょろっとだけ聞けたのも楽しかったです。自分が体験してなくてもお祭り気分のお裾わけ頂いた感じでなんか楽しい(笑)。
空港で見かけた人たち
行きの空港では誰も見かけずでしたが、モントリオールを出る時はアメリカのペアのタラ・ケイン&ダニエル・オシェイ選手たちと同じ便でした。(あのスキンヘッドはめちゃくちゃ目立つw)
空港では他にもカムデン・プルキネン選手と肩が触れ合うぐらいの距離ですれ違ってビックリ!結構好きな選手なので、驚きすぎて息を呑んだだけで終わりましたw
ちなみに後で知ったのですが、カムデン・プルキネン選手はこの日が誕生日だったんですよ。それを知ってたら「Happy Birthday」ぐらい声かけられたのに!
でも見知らぬ東洋人のおばさんにいきなり空港で「誕生日おめでとう」って声かけられたら気持ち悪いか(苦笑)。いやでも「NHK杯でもワールドでもあなたを応援してました。フリーのトスカ好きです!」ぐらい付け加えればファンの端くれだとはわかってもらえたでしょうけど。
でも、結局声かけられなかったような気はします。私がチキンだっつーのもあるけど、なにぶん真夜中3時半に起きて空港直行でノーメイク&長時間フライトに備えたスポーツウェア姿でしたから(苦笑)。
こんなおばさんメイクしてても大差ないしカムデン君はファンの外見なんていちいち気にしないだろうけど、やっぱ化粧などで最低限の武装をしてないと話しかける勇気は出ませんわw
以上、他愛のないこぼれ話はこれにておしまい!