2024年グランプリシリーズ全6戦が終了し、グランプリファイナルが始まる前のこの合間に、4戦目フィンランド大会遠征時に撮影した写真や動画の整理を進めています。ぼちぼちと遠征の記録を写真多めで記録していこうかと思います。
まずは旅の準備から試合初日までをーと思っていたのですが、前段の旅準備情報が長くなったので試合初日公式練習まででいったん区切ります。
フィンランドの旅&写真等に関心がない方は、目次の公式練習の項目をクリックしてください。前項目を飛ばせます。
フィンランドの旅 ~オフシーズンの旅も悪くない~
旅の準備&北極を通過できるレア体験
今季のGPSアサインを見てフィンランド行こうか悩み始めて間もない時点でホテルは抑えておりました(苦笑)。ホテルは直前まで無料キャンセルできるから私は「とりあえず抑えてから悩む派」ですw 実際に泊まる泊まらないに関係なく、ホテル検索して脳内旅行するの好きなんですよね(笑)。
キャンセル時に手数料がかかる航空券は、「行く」と決断した時点で抑えました。冬の観光オフシーズン中、フィンランド航空の関空発ヘルシンキ直行便は週3便のみで、往復とも直行便にすると現地滞在日数が増えすぎてしまう。やむなく復路は羽田経由を選択、現地泊3日&機内泊2日、計5泊6日間の弾丸遠征気味の日程になりました。
ちなみに戦時下のロシア上空飛行が許されていないため、行きは北極圏、帰りはゴビ砂漠の上空を通過。行きのフライトでは、最後に客室乗務員が「北極通過証明書」を配ってくれました(笑)。下記の記事にあるムーミンのステッカーはもう配ってなかったです。
行きのフライトで北極圏を通過していた際、ひょっとして飛行機の窓からオーロラを見下ろせたかもしれませんが、私は夢の中(笑)。早朝5時台に現地着で丸一日動き回るから、機内じゃ寝ておかないとね。
でも、今思えばサウナ三昧するならば往復直行便にしてもう数日滞在してもよかったかも。
娘の学校期間中であること&滞在中の食費の高さにひるんだのですが、ここは贅沢してもよかったかなぁ。
行きたかったのに行けなかった観光地やサウナがあるので、将来機会があれば再訪したいです。
フィンランド人いわく、「11月は一番つまらない月」?
フィンランド在住暦がある友人に、フィンランド国内では「11月は最悪」と言われているーと聞いていました。
4~10月の間は日照時間も長く気候もよい観光シーズンだけど、11月になると「日中が短くなるわ寒いわなのに雪はまだ降らず、薄曇りや雨の日が多くて冬らしい娯楽もろくに楽しめない。クリスマス気分もまだ味わえない、1年で最もつまらない月」だそうでw
今後フィンランド大会が12月に開催されることがあれば、その方がベターですね
私が帰った後にクリスマス関連イベントが本格化してましたw
確かに11月は明るいのは8~16時ぐらいまでだし、観光地によっては営業時間短くなってたり一部閉めてたり。
ヘルシンキ大聖堂の有名な地下聖堂は6~8月のみのオープンです。冬期は無料(寄付)で中に入れるってメリットはありますけどね。
11月のヘルシンキの楽しみどころ
とはいえクリスマスの飾り付けをしている店はちょこちょこ見かけたし、場所によってはライトアップを既に始めているところも。
クリスマスシーズン本格化してないけれど、それなりに「サンタクロースの生まれ故郷」の雰囲気は味わえたでしょうか。
「夜間外出は極力避けよう」と思っていたけど、慣れてからは夜も外出を楽しみました。
寒いから、名物料理のサーモンスープが美味しく頂けるのは良かったです。気取ったお店でも気さくなお店でも、どこでも美味しい。…って2カ所でしか食べてないけど。
それにサウナで体を温めた後に浸かるバルト海は、冬の方がキンキンに冷えてていいですしね(苦笑)。バルト海は日本のような磯の香りはせず、海水もサラサラ。
サウナの屋外スペースは、長時間過ごすには寒風が厳しいので人気が少なかったですw
でも中で暖炉を囲みながらゆっくりサウナ後休憩できるのも冬ならではという気がします。
観光客が少ないシーズンだからこそ、空港での免税手続きが混まないのはよかったです。私は外国人が免税手続き可能な大型スーパー(K-Citymarket)でお土産物を買って免税手続きをしていたので、空港での最終手続きにより数千円返ってきました。
観光ガイド系には軒並み「アジア行き便が集中する夕方は免税手続きが大行列になるから早く空港に行け」って書いてあったけど、免税カウンターでの待ち時間1分も無かったです。
11月のフィンランドも、悪いもんじゃなかったです(笑)
交通至便なのは観光客にも便利
ヘルシンキは治安がよく食事もおいしく、交通至便&清潔で、日本人には過ごしやすい街でした。
公共交通機関が発達していて、市内どこに行くにも地下鉄かトラムかバスで移動できるのもよかったです。Uberタクシー使ったのは公式練習とサウナの予約時間までの時間が無かった際の1回のみでした。
街のあちこちで見掛ける自転車と電動キックボードも、公共交通機関のひとつ。
方向音痴の私は使いませんでしたが、使用料はもちろん必要です。専用アプリで支払うそうですが、アプリ上でどこに使える自転車やキックボードがあるかもわかるらしいです。
フィンランドで接客をしている人はたいてい英語が話せるし、旅慣れない人でも行きやすい国トップクラスだと実感して帰ってきました!
毎日新聞社カメラマンによるヘルシンキの街並み写真&動画が下記で見られます
公式練習見学は楽し
旅行代理店の回し者かのように前段が長くなってしまいましたが、ここからようやくフィギュアスケートの話題です(笑)
当日チケットがあれば練習見学は自由
私が海外観戦で一番楽しいと思っているのは、公式練習が自由に見学できる場合が多いこと。
フィンランド大会運営は、公式練習のみの日も練習見学チケットを発売してくれていました。残念ながら私は試合当日の朝に現地入りだったので初日は見られずでしたが。
当日の試合のチケットを持っていたら当日の全練習見学が可能、出入りも自由です。(電子チケットの出入りチェックは必要)
私は「本場サウナに行きたい」という旅の目的があったため(苦笑)、今回は朝イチの男子シングルの公式練習しか見られずじまいでちょっと残念でした。
練習写真振り返り
以下は試合初日朝の公式練習写真を一言コメントつきで振り返ります。
朝イチと言うこともあって皆ちょっと抑えめな印象の練習だったかな?全員撮ってはみたんですけど、私の腕もカメラも良くないもんで、目つぶってたり顔が今ひとつよくわかんなかったりの下手くそ写真だらけなので、多少マシな写真のみ。
大好きなサウナのためとはいえ、せっかくの機会なのに他のカテゴリの練習を全然見られなかったのはちょっと勿体なかったなと思います。
ちなみにアイスダンスの公式練習では、ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組が接触し、足を負傷したライラ・フィアー選手が立ち上がれなくなってしまい、出場が危ぶまれるような事態が生じていました。私はその間何も知らず、サウナ&海水プールを堪能しておりました。
Update: Lewis hit her with his boot, not with the blade. She had an akward fall after that. It was bandaged when they left the rink. https://t.co/RUggFzb17e
— Golden Skate (@goldenskate) November 15, 2024
会場に移動する際にスマホで情報漁ってて初めて事態を知った次第。
足にサポーターらしきものを巻いてたので心配したけれど、無事RD出場できてGPF進出も決められてよかったです