宇野昌磨さん 北京五輪フィギュア団体メダル授与式おめでとうございます<再々追記あり>

右手に銀メダル、左手にブーケを持ってメディアに向けポーズする宇野昌磨さん
KYODO NEWSの授与式配信映像より(配信URLリンク内は記事内に記載)

※新たに出た報道記事情報等を追記しています(現時点の最終追記は9/16 11:00)

本日、宇野昌磨さんへの北京五輪フィギュア団体の銀メダル授与式が行われました。
2年半の月日を経てようやく渡された北京五輪のメダル。そしてこれが彼の最後のメダルセレモニー。

私は大勢いる彼のファンの一人として、しかと見届けたいと思っていました。今日はその授与式&その後の記者会見についてまとめます。

午前中は「ワンピース・オン・アイス」配信映像でルフィを見ていたので、リアル昌磨さんを見るのがなんだか変な感じでした。

この2週間、見た感じの振り幅本当にデカすぎませんか…(苦笑)

目次

KYODO NEWS(共同通信)チャンネルでのyoutube生配信決定!

共同通信さんのyoutubeチャンネルで授与式を配信するーとの情報が入ったのは今日のお昼まえ

「メダル授与式」といっても定例のJOC理事会での授与のようだし、理事に合わせてスーツで登場して会議開始前に役員さんからシンプルにメダルを渡されるのみだろう。メディアの囲み取材は予定されているらしいから各社取材は入るだろうけど、映像はストレートニュースでちらっと映像が流れるぐらいかな?囲み取材で何を話したかは専門誌の報道に期待するしかないかな?ーと正直あまり期待しておらず。だから凄く嬉しかったです!

彼の最後のメダルセレモニーをナマで見守らせてくれて本当にありがとうございます。アーカイブを残してくださってるので仕事等でナマで観ることが叶わなかった人も、おかげで授与式の様子を全部観ることができます!

急な発表&平日15時という時間帯にも関わらず、最大でおよそ2千人が同接していました

授与式について

入場してきた昌磨さんはやはりJAPANジャージではなく、いつものスーツ(お堅い系)。相変わらずよいお仕立ての高級スーツがお似合いです。

関係者に挨拶を済ませたあとは、理事会の端っこの席に案内されたんですが、座って待機している昌磨さんをほぼほぼずっと映してくれているので超・眼福でした。配信チームの方は視聴ニーズをよくわかってらっしゃる(笑)

本当横顔が美しい青年ですよね…

しかし日曜日までルフィやってた人とあまりに雰囲気が違いすぎて脳内がちょっと混乱w

今日の昼過ぎまで「ワンピース・オン・アイス」の配信映像を観ていた私にとっては、彼はついさっきまで「両手を大きく広げて走り回ってた少年漫画の主人公」でしたからね。落ち着いて歩きながら理事の方々に会釈しているだけで違和感がw

授与式そのものはシンプルに行われました。こうやってメディアも入れた場所で授与してくれて、ライブ配信までしてもらえたなんて本当にありがたいことです。本音を言えば「何としてでもパリでの授与式に全員出席できるよう日程調整してほしかったな」という気持ちはちょっと残っていますが、日本の連盟やJOCができることに限界はあるのでしょう。できる限りのことをしてくださった結果だと思いたいです。

(毎日新聞の倉沢記者からはショート動画提供も)

パリの授与式会場は屋外で天候にも恵まれたため、太陽という素晴らしい照明がありました。一方、理事会会場は通常の電灯のみ?でちょっと暗めだったのだけは、ほんのちょっぴり残念。まぁ報道写真とかはフラッシュ当たってますし、リアルタイムで授与式見られただけで十分お釣りが来ます。(今思うと照明完璧にセッティングしてスクショタイムまであった引退会見ってトヨタさんの強火愛は本当に凄かったんですね)

JOCできちんと授与式やって頂けて本当によかった。未練がましい私は「JAPANユニフォームに身を包んでチームメイト全員揃って笑顔で銀メダルを掲げる写真が後世に残ってほしかったな」という想いはちょびっとだけありますが、もう終わったことを言っても仕方がありません。日本はビンドゥンドゥン授与のフラワーセレモニー時全員揃ってましたしね。(アメリカはヴィンセント・ジョウ選手が出られてなかった)

スーツ姿でメダルをかけられる&メダルを掲げるーという激レアな姿を現役最後のメダル授与式で拝めたことが幸運だと思うことにします。

こちらは40秒にぎゅっと授与式の様子がまとめられています アーカイブ配信見られる時間の無い方はこちらをどうぞ

もう一つの授与式

今日は弟の樹さん&お母様も会場に同行していたようですね。お父様も一緒かな?
樹さんのインスタストーリーに上がっていた青空背景の記念撮影写真が美しかったです。(ストーリーじゃなくて別の所に残してほしい…)⇒後でちゃんと残してくれてました

そしてありがたいことに「お母様へのメダル授与式」をファンにも公開してくれました

パリ五輪会場に家族と一緒に行って授与式を見守るのも素敵だったでしょうけれど、青空の日のオリンピックミュージアムで息子から銀メダル贈呈されるっていうのも素敵な想い出になりますよね。「ここまでのスケーターになれたのは9割お母さんのおかげ」って最近たびたび発言してますもんね。

メダルの保管予定場所聞かれて「必要とされてるところに」と答えて報道陣の笑いを取っていた昌磨さん

メダルはそのまま名古屋の実家行きでしょうか

9/11 23:30追記 スポニチさんに記事にされていました

囲み取材での昌磨さんのことばについて

メダル授与式が案の定あっという間に終わってしまったので「はぁ…もう終わってしまったか」と思っていたら、何とその後の囲み取材も配信してくれるというじゃないですか!もう最高!

そしてこの時のインタビュー内容がよかった!「やっぱりこの人のファンでよかったな」と思える発言のオンパレでした。

アスリート一人一人が持つ、「自分にしかないストーリー」

五輪でのメダル数3個が、フィギュアスケート界では日本歴代最多だが…と振られた時の返し方が「これぞ昌磨さん」でした。最初に、今は最多かもしれないけど鍵山選手などが今後超えていくだろうーというニュアンスを匂わせてから次のように淡々と続けます。

「メダルの個数で多いというものは本当に喜ばしいことではあるんですけど、僕の銀メダルには自分にしかないストーリーがあって、重みがあると思いますし、本当に全選手が、メダルを取れた人も取れなかった人も、この五輪という4年に1回しかない舞台にいろんなストーリーがあって、いろんな道があって行われているものだと思っているので、僕は僕として素直にうれしいです」

メダルの有無や個数の多寡が全てを決めるわけじゃない、アスリートそれぞれが歩んできた歴史にそれぞれの意味があり、それをもっと大事にしたいって考え方。こういう彼の考え方こそが、私が彼を応援したいと思う理由なんだよなーと改めて思いましたね。

囲み取材全文はこちらで読めます 私は秋田魁新報に登録して無料範囲で購読してます

現役を続ける後輩たちへのことば

現役を続ける後輩たちにかける言葉を聞かれたときの言葉もいいなと思いました。

勝負の世界なのでみんながハッピーになることはないとは思うんですけど、本当にフィギュアスケート男子、すごく熾烈な五輪出場争いにもなると思いますし、すごい見る側としては面白いですけれど、みんなが、おのおのが満足して、もちろん五輪という大きな舞台は大事ですけど、自分なりの目指す場所をおのおの見つけて、それを達成するっていう、本当に大きなことを急に考え過ぎずに目の前のことを、と先輩としては頑張ってほしいなと思っています」

男子シングルの後輩のうち、次のオリンピックに行けるのは最大でも3名まで。そんな事情もあって、「勝負の世界なので皆がハッピーになることはない」と冷静に言い切っちゃう。でもそんな中でどうやって努力していけばいいのか、彼なりに考えた指針を伝えてくれている。「僕のぶんまで頑張ってほしい」などのような定型表現をあまり選ばないところ、きれいごとを滅多に言わないところが魅力的な人だなと思います。

パリ五輪での授与式について

パリ五輪期間はショーで大忙しだった昌磨さんですが、五輪競技のいくつかは何らかの形で見ていたようです。選手としての立場ではなく、視聴者の立場で見て初めて五輪の凄さを実感した模様。印象深かった競技としては男子の体操団体を上げていました。

その後体操団体競技の厳しさに触れた上で、「北京五輪のフィギュア団体チームの頑張りがいかに素晴らしかったか」を語り、「フィギュア団体ももう少しフォーカスされるようになってほしい」との発言に着地していました。そうですよね、北京五輪の団体初メダルだったのに日本の報道余りにも手薄だったもんな…あのドーピング騒動が無ければもうちょっと違ってたんでしょうか。

パリでのメダル授与式に出たチームメイトたちへのコメントは次の通り。

「皆さんに対して先輩らしいことをしてきた訳ではないので、本当に自分の道を進むという感じでずっと選手生活をやってきたので、みんなと特別何かご飯を食べに行ったりとか、特別親しいわけじゃないんですけど、その中でも僕の意思を引き継いで、ああいう舞台で僕のことを考えてくださってとてもうれしかったです」

と素直に感謝していました。

昌磨さんはスケーター仲間との関係を聞かれたときに、一緒にご飯等にあまり行かないことをよく卑下します。でも、人間関係はそういう付合いだけから築かれるものじゃなかろうーと私は常々思ってまして。

届く後輩には凄く届いてると思うから、もう卑下しないでーって思っちゃう。「飲みニュケーション(死語w)」とか言い出す昭和世代ならともかくZ世代なんだからさって(苦笑)

今後についての意味深?なフレーズ

引退後の活動について聞かれたときに、意味深?なことを言っていました。

「競技をやってきた時は競技というものが自分にとって一番大事で、そこでが自分の価値を見いだす場だと思っていましたけど、本当に目線を変えれば、こんなにも世界は広いんだと今痛感しているところで、自分が選びたい道を自分の手で選んでいきたいと思っています」

「次の道は今探し中」といういつも通りのコメントではあるんだけど、「こんなにも世界は広いんだと今痛感しているところ」って具体的には何のことだろう。ああ誰か突っ込んで聞いて欲しかった(苦笑)。

フィギュアスケートとは違う世界に挑戦する予定でもあるのかなって思っちゃいましたね

報道記事まとめ

今夜~明朝にかけてまだ記事が出て来ると思うので、随時追記していきます。

いずれも共同通信さんの配信動画内容を基本まとめた内容なので新情報系はありません。でもこれだけ多くのメディアが報道したんだなという記録のために残しておきたいと思い、拾えたものは全部記録しておくつもりです。

「これが最後のメダルセレモニー」って思うと、現役続行を望んでいたファンの一人としては切ない気持ちにはなりますが、この夏「新しい姿」を見せてくれているのでそれなりに前を向いて受け止められています。ありがたいことですね。

<以下の記事&写真は9/10 23:50 追加>

<以下の記事&写真は9/11 23:30 追加

宇野昌磨さんへ北京2022フィギュア団体銀メダル授与「団体にかける思いっていうのは過去1番強かった」(Olympic.com)

下記は全国版の方のNHKニュース(上記は東海版) ほぼ内容一緒ですが…

こちらは有料記事(毎日&朝日新聞の記事は会見全文書き起こし)

<9/10 22時追記>アップロードチャンネルでメダル&商品報告!

報道各社の動画もぼちぼち来るかなと思ってたら、本人から来てビックリw。アメリカの選手はメダルケースを事前に貰ってたようですが、日本人選手は貰ってなかったんですね。

今日撮って出し!編集スタッフの方大急ぎでお疲れさまです

五輪で貰える表彰状を初めて見ました。メダリストだけではなく入賞者には全員あるのかな?

珍しく(?)Instagramにも当日のうちに写真投稿もあり。

その他動画ニュース、ちょっと長いのが出ました。上記の会見動画のまとめなので使っている映像は同じですが授与が遅れた流れが文字で説明されている分1分40秒になっています。

合計1分47秒あります

9/11追記 舞台裏動画もう一本追加w

翌朝になってから樹さんからまた動画が追加されました。何だか毎日uno1チャンネルが更新されてた時が一時的に戻ってきたみたい。周囲が慌ててるのに焦ってない本人が「らしいな」って感じで楽しかったです。

9/11 23:30追記の「おまけ」

前日のアップロードチャンネル動画が記事にされてましたw

おまけで写真が楽しかったメディア関係者さん達の投稿も載せておきます

9/16追記の「メダル授与式動画」新版

日テレスポーツさんが後日、メダル授与式&囲み取材動画(10分47秒)を上げてくださいました。

共同通信の配信とは映像が異なります。授与式や囲み取材の会場が暗かったですが、こちらは明るく映像加工されているのか挨拶をしているときの表情もぐっと見やすいです。また、発言内容で触れていることがらの写真などもインサートして見せてくれます。「最後の授与式映像・保存版」だと思います!

過去の関連記事

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村
右手に銀メダル、左手にブーケを持ってメディアに向けポーズする宇野昌磨さん

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次