私の宇野昌磨さん史<5> 2013~2014 ほぼ全試合で3Aに挑み続け「基礎工事」完了⇒全日本最終G入り

緑色の宝石を背景に「私の宇野昌磨さん史<5>2013~2014の文字(アイキャッチ画像)

私の目線で振り返る「私の宇野昌磨さん史」、今回はジュニア時代3シーズン目です。

私が過去動画や過去の採点表を見返して感想を書き始めると、昌磨さんの出演番組やら新プロやらアイスショー関連の新情報が出て来るもんだから、その都度中断。脳内が新情報で上書きされてしまい、また演技動画を見直す羽目に何度も陥りました(苦笑)。気がつけば前回から3週間以上。

前回の記事はこちら

2013~14シーズンはソチ五輪シーズン。

トリノ五輪前後から火がついたフィギュアスケート人気がバンクーバー五輪で更に高まり、バンクーバー五輪世代&新鋭によるソチ五輪代表争いは一般人からもかなり注目を浴びていました

当時はFOD生配信もなく、テレビ放送がまだ主軸だったころ。2013年全日本フィギュアの平均視聴率は30%。瞬間最高視聴率は関東地区が37・9%、関西地区が36・1%。今では考えられない数値ですね。

当時高校1年生だった昌磨さんは、この全日本フリーで初めて最終グループに入りました!

憧れだと公言していた高橋大輔さんと初めて一緒になった6分間練習。私はこの練習の様子や昌磨さんのフリー演技をよく覚えています。

しかし、当時書いていた鑑賞記を見返してみたら・・・

なんと一言も昌磨さんに関する記述がありませんでした!
自分でもビックリ!!

友人向けに書いていたので、友人たちの興味に合わせて代表争いの話題を延々書いてたんですよね。まぁ私自身の最大の興味もソチ五輪代表争いでしたし、しゃーないか(苦笑)。

ということで、このシーズンの振り返りは私の記憶&新たに見直した過去資料をもとに進めます。ちょっと長いですが、あの頃を思い返したい方はお付合いください。

ちなみにこのシーズン、私が昌磨さんの演技をちゃんと観たのはシニアの全日本選手権のみ。

ジュニアグランプリシリーズで3位&4位(昨季6位&2位)、全日本ジュニア2位(昨季2位)、シニアの全日本7位(昨季11位)、世界ジュニア5位(昨季7位)ーと前シーズン同等もしくは上回る活躍を見せていた昌磨さんですが、私はこのシーズンで彼の噂を聞いた記憶がほとんどありません。

それぐらいフィギュアスケートのライトファンの話題は「過去最高に熾烈な五輪代表争い」&「ソチオリンピック」に集中していたように思います。「しょうま君が全日本最終グループに!」ってのはさすがに話題になってましたけどね。

目次

SP「The Blessed Spirits」

このシーズンのSPはヴァネッサ・メイの「The Blessed Spirits」。男子シングルで好んで使われそうな、とても力強く壮大な曲調です。

ジュニアグランプリシリーズ1試合目リガ大会のSPはまだ動きがこなれてない感じ。珍しく冒頭の3Fー3Tで転倒し、SPは6位。このシーズンの試合記録ではSPでの転倒はこの1回のみ。シーズン通してトリプルアクセル以外の要素は安定していました。(この大会はフリーで追い上げて総合では銅メダル)

昌磨さんの競技用衣装では珍しい色使い

もし私が昌磨さん歴代衣装でランキングを作ったら多分これが最下位です。衣装がどうこうではなく、この頃の昌磨さんに単にあまり似合ってなかったかなという意味で。(好きな人いたらすみません)

衣装の変遷&初のステップレベル4

このシーズンの衣装は、成長過程の昌磨さんに何が似合うのかを模索していた印象です。1年で10㎝も背が伸びたのでキュート系はもう合わないが大人の男の雰囲気でもない。フリー衣装は少年らしさを生かしたものに落ち着きましたが、SP衣装は私にはピンと来ずでした。(昌磨さんの衣装はほぼ全部好きなので非常に珍しい)

でもリガ大会の衣装も現地で見たら印象違うかもしれません。平昌五輪前の四大陸で1回だけ着用した黄色トゥーランも「現地で見るとイイのよ!」って言う人多かったですし。リガ大会の衣装も、大人サイズに仕立て直してがっちり系の選手(昔のヤグディン選手とかデニス・ヴァシリエフス選手とか)に着せたら似合うかも?

タリン杯のSPからは衣装を変更しています。今の昌磨さんはまず着用しなさそうな肩出し系衣装(肌襦袢つき)。ちなみにタリン杯のSPステップでは国際大会初のレベル4を獲得しています!

「今年国際大会で初めてレベル4を獲得!」は年末の全日本実況で言及されていた

フリー「Steps」(昨季より継続)

フリーの「Steps」は昨季からの継続でした。(正確にはSecret Gardenの Steps / Hymn to hope / Moving の3曲を編集したもの)2年連続同じ曲ですが、構成には大きな違いがありました。

このシーズンは1試合をのぞいた全ての試合でのフリー冒頭でトリプルアクセルに挑んでいます。

トリプルアクセルへの挑戦を繰り返す1年

この頃の昌磨さんの練習でのトリプルアクセル成功率がどの程度だったのかはわかりません。

初めて試合で挑戦したのは、2010‐11シーズンの愛知県大会SP。(東日本大震災のあった3月11日~13日に行われた試合)2012年11月の西日本ジュニア選手権のフリーで2年ぶり?に試合に投入しましたが、過去2回のチャレンジはどちらも「3A<<」で転倒でした。

2013-14シーズンの昌磨さんは、シーズン当初からフリーでトリプルアクセルに忍耐強く挑戦し続けます。

JGPSでの3Aは明らかに回転不足
この衣装も次の試合から変更になりました

1年間挑戦し続けたものの、このシーズンでは結局一度も成功できずに終わります。

しかし前半の試合は全て「3A<<」だったのに、年末のシニア全日本以降、インターハイ⇒国体⇒世界ジュニアではいずれも「3A<」です。歩みはすごくゆっくりではあるけれど、トリプルアクセル成功に少しずつ近づいて行っていたのが採点表を見返すとわかります

昌磨さんの歩みを知らぬまま年末の全日本を見た私は、「一か八かでトリプルアクセルに挑戦してきた」と思い込んでいました。だからフリー演技後のインタビューで、「今まで跳んだアクセルの中で一番よかった」と喜びを隠しきれない様子だったのを不思議に思っていました。

今なら彼の喜びが理解できます。今まで何度跳んでも「<<」しかつかなかったジャンプが初めて「<」になった試合だったんですから。やっと階段を一つ登れたという感じだったんじゃないでしょうか?

今にして思えば、2013-14シーズンの1年間、ほぼ毎試合で重ね続けた失敗が翌シーズンの飛躍の糧だったのかもなと思います。

唯一ダブルアクセルを選択したタリン杯フリー

このシーズンのフリーで1回だけトリプルアクセルではなくダブルアクセルにした大会があります。

それはジュニアグランプリシリーズ2戦目のタリン杯。

調子が悪かったのか、ファイナル進出を狙って手堅く行こうとしたのか、私はわかりません。1戦目総合3位だったのでこの大会の成績次第ではJGPF狙えた可能性はあります。

全日本ではこの衣装のパンツ部分を濃いブルーに染め直したんですかね?この時は全身水色です

実はこのタリン杯にはボーヤン・ジン選手とミハイル・コリヤダ選手が出ていたんですよね。更にフィリピンのマルティネス選手(懐かしいです。スピン綺麗な選手でした!)がフリーでトリプルアクセル2本成功させて銅メダルを獲りました。

昌磨さんは総合4位。ジュニア3年間、毎年JGPSメダルは取り続けながらもファイナル進出にはたどり着けずにいました。

ちなみにこの時のボーヤン・ジン選手はフリーで4T・4S・3Aを決めて入れていて(7/15 23時誤記修正)、技術点では昌磨さんを10点以上上回っていました。「ジャンプ高難度化時代」の風がジュニアから吹き始めていたこの頃、根気強くトリプルアクセルに挑み続けていた昌磨さんには焦りもあったんじゃなかろうかと思います。

タリン杯のリザルトはこちら

アクセル~フリップの初投入

昌磨さんは2014年のインターハイからフリー後半に「ダブルアクセルからトリプルフリップのコンビネーションジャンプ」を入れ始めます。

私は昌磨さんのテンポのいいアクセル~フリップがめちゃくちゃ大好き。いつ頃、何をきっかけにこの組み合わせに挑戦しようと思ったのか聞いてみたいですね。

連続ジャンプの後半に軸足を変えてダブルアクセルやサルコウをつけるスケーターは旧採点時代にもいたように思いますが、フリップつける選手ってほぼ記憶にないんですよね。

ソルトレーク五輪SPの転倒後、フリーを高難度構成にしたエフゲニー・プルシェンコ選手が降りたジャンプしか私は記憶がありません。

トリプルアクセルが習得できないがゆえ、少しでもコンビネーションジャンプでの点数を伸ばそうと練習し始めたのかな?
ー意外と「フリップ得意だから行けたりして~あれ?出来ちゃった」みたいな感じだったりして(苦笑)。

「シニアで活躍する宇野昌磨」の基礎工事完成

このシーズンの2プロは私はあまりハマりきらなかったのですが、改めて見返すと「基礎工事完了感」が半端ないと感じます。

この1年で「手足を一生懸命動かしていた感」から「独特のタメが生きた所作」に変化した感があるというか…スピンでの指先の動きとかも細かい部分も洗練されていっていて。「シニアで大活躍する宇野昌磨の基礎工事」がこの1年で一気に仕上がった印象なんですよ。

全日本ジュニア メダリスト達の挑戦

ここからは、このシーズン節目の試合3つを振り返ります。

全日本ジュニアでは、メダル争いをしていた田中刑事選手と日野龍樹選手が「おまえ4T挑戦するよな?」と互いに声を掛け合っていました。その会話に加わることができなかった昌磨さんは、4回転には挑戦できなかったもののトリプルアクセルに挑みました。

そして3人全員がフリー最初のジャンプ仲良く転倒するという結果に。これはこれで清々しい結果で「スポーツだね!」って感じで好きです。

日本スケート連盟 2013全日本ジュニアの リザルトページ より

この試合で優勝した田中刑事選手は世界ジュニア代表が確定。シーズン前半成績が互角だった宇野昌磨選手と日野龍樹選手は、世界ジュニア代表の残りの1枠を賭けてシニア全日本で一騎打ちとなりました。

全日本選手権 最終G入りの衝撃

ソチ五輪代表争いがかかる全日本フィギュアスケート選手権の会場は、さいたまスーパーアリーナ、フリーの日は超満員でした。

当時上り調子の若手だった羽生結弦選手はシーズン前半の成績で五輪代表はほぼ当確。高橋大輔選手もほぼ当確だったもののGPFを怪我で欠場したため、回復状況が心配されていました。

他の候補者にはこの年のGPSで連続優勝して「覚醒」感のあった町田樹選手を筆頭に、バンクーバー五輪代表だった織田信成選手小塚崇彦選手のほか無良崇人選手にも可能性はあり、誰が代表に選ばれるのか読めない状態でした。

地上波で放送されなかったSP

私はこの大会の昌磨さんのSP演技をリアルタイムで視聴した記憶がありません。

フジテレビはこの年の男子の後半2グループはSPフリーともに生放送してくれたのですが、SP第2グループ11番滑走だった宇野昌磨選手のSP演技は流さずじまい

「将来期待の人気ジュニアスケーターがSP6位に入ったのに放送しないなんて!」とフィギュアスケートファンからブーイングがかなり出ていた記憶があります。

下記は、後日SP演技が放送されたときのアナウンスコメントです。

<SP開始前>
「今年の世界ジュニア7位、宇野昌磨の登場です。小学校6年生で全日本ジュニアの表彰台に登って注目を集めた宇野。高校生になって迎えるこの全日本選手権は4年に一度、さいたまスーパーアリーナという大きな舞台です。この尋常ではない空気を味方にすることはできるでしょうか?

<終了直後>
「そして笑顔でフィニッシュ宇野昌磨!」

まさかトリプルアクセルすらまだ跳べないジュニアの選手が実力者ぞろいの最終グループに混じって来るなんて、本当に衝撃的でした

16歳とはいえ、ほんの1週間前ぐらい前までは15歳だった子ですからね!

フリー最終グループに混じった高1

最終グループ、宇野昌磨さん以外の選手は全員トリプルアクセル+4回転(トゥループやサルコウ)持ちで、GPS優勝経験あり&四大陸orワールドのメダリストでした。

<2013全日本フィギュア 男子最終グループ滑走順>

#19 羽生結弦(19歳)「ロミオとジュリエット」(ニーノ・ロータ)
#20 宇野昌磨(16歳)「Steps」
#21 織田信成(26歳)「ウィリアム・テル序曲」
#22 髙橋大輔(27歳)「ビートルズメドレー」
#23 町田 樹(23歳)「火の鳥」
#24 小塚崇彦(24歳)「序奏とロンド・カプリチオーソ」

※無良崇人選手はSPでミスがあり、最終前グループ #18滑走

会場全体がとんでもない緊張感に包まれる最終グループ6分間練習開始前。ひときわ鮮やかな水色衣装の小さい少年は最後尾にちょこんと並んでリンクインを待っていました。

昌磨さんは当時のルールでは五輪出場可能な年齢ではありましたが、シニアの国際試合未経験だし実力的にも「五輪代表候補」とは誰一人見なしていない状態。よって彼は「最終グループで唯一ドキドキハラハラせずに演技を見られる選手」でした(苦笑)。

本人も「僕の演技時間をどうぞトイレタイムにしてください」のような、けなげなことを言っていた記憶があります。

何年も注目してきた選手ですから、私はトイレタイムになんてしなかったですけどね(笑)

大観衆を前にしたフリーの演技は…

見守っているだけの観客ですら吐きそうになる緊張感の中、宇野昌磨選手は落ち着いていたように見えました。私がより注目していたのは他の五輪代表候補選手たちですが、「場違いなジュニア選手が一人だけうっかり混じっちゃった感」があまりにも強く、すごく目についたのでよく覚えています。(滑りは全然場違いじゃなかったですが、当時の公表身長は150㎝体重38kgでしたからね)

全日本はシニア構成になるのでフリーはいつもより30秒長くなります。スタミナが心配されるというのに、彼は5つのジャンプを後半に固めうち。しかもそのうち3つがコンビネーションジャンプ!SPフリーともにスピンは全部レベル4で揃えて来て、安定感がピカイチでした。

結果はフリーで意地を見せた無良選手に抜かれてフリー7位&総合7位。

ジャンプ構成はジュニアだったかもしれないけれど、それ以外の技&表現力、そしてあの大舞台で見せた落ち着き溢れる演技はジュニア選手の枠を完全に超えていました。

唯一足りないのは、「トリプルアクセル」

当時はトップクラスでも「フリーで4回転は1本のみ」という選手がまだ多かったので、4回転が無い選手でもシニアでそこそこ戦える時代でしたからね。

「せめてトリプルアクセルだけでもマスターできればシニアで闘えそうなのに…ジャンプ以外何もかもが揃ってるのに本当にもったいない」と感じたのを昨日のことのように思い出します。

フリー演技後キス&クライで高得点が出て、満知子先生も美穂子先生も大喜び。満知子先生に「会場の皆さんに手を振りなさい!」とばかりに腹話術人形を扱うかのように手を掴まれてお手振り&「ありがとうございます」をさせられていた「しょうま君」に会場は暖かい笑いに溢れました。

この後滑る4人のとてつもない緊張感を前に与えられた一服の清涼剤だった「しょうま君」。
鮮やかな水色衣装に身を包んだ彼の演技は私の記憶に深く刻み込まれました。

…まぁその後の代表争いの緊張感&悲壮感がエグくてその記憶は奥に追いやられちゃいましたけどねw 

2013全日本選手権のリザルトはこちら

昌磨さんがもし現役を続けていたら、ミラノ五輪代表最終選考試合である2025全日本選手権を、2013全日本の織田信成さん&高橋大輔さんたちとほぼ同年齢で迎えるはずでした。

日本男子の層の厚さは過去最強だし、来年の全日本に昌磨さんが出ていたら私の緊張は限界値突破してたかもな…
と思うと、何とも言えない複雑な気持ちになります。

MOIで少年期「タンゲーラ」完成形を披露

全日本後のエキシビション「メダリストオンアイス(以下MOIと略)」では、昨季のSP「タンゲーラ」を披露します。

実は私この時期は仕事に追われていたのでMOIはちゃんと視聴してませんでした。(地上波で昌磨さんの演技が放送されたかどうかすら謎)

後年動画で見たんですが、これが「現在の宇野昌磨の原石」的なキラキラ感がとんでもない演技でして!今も定期的に見返すお気に入り演技のひとつです。下記の記事に使われている黄色い衣装の時ね。

ジャンプの着氷の乱れは若干あっても、そんなこと記憶からすっ飛ぶぐらい進化がスゴイ。2012‐13シーズンのSPとは別モノ。

1年で身長が10㎝伸びただけでなく、筋力がついたからなのでしょうか。ポーズの保持、ポーズからポーズへ行くときの動きが実になめらかになっていて同じ振り付けでも全然印象が変わって見えるように思います。当時私がこれを現地で観てたら、この時点でファンとして入信してたんじゃないかとマジで思います(笑)。

世界ジュニア5位入賞!

私がこのシーズンの世界ジュニアの演技映像を観たのもシニアデビュー後です。

その時点で私は昌磨さんのアクセルフリップの虜になっていたので、「えええ、この年からもうアクセルフリップ入れてたんだ!」と演技動画を見てびっくりしたのをよく覚えてます。

世界ジュニアでの最終順位は5位。
出場男子の中でただ一人、SPフリーともスピンステップオールレベル4を達成しています。

SP上位7人は昌磨さん以外全員トリプルアクセル持ちでしたが、SP3位に食い込みます。でも、さすがにトリプルアクセルが跳べないとジュニアといえどもメダル争いは厳しかったようです。

ちなみにフリーで「スピンステップオールレベル4」を達成したのは昌磨さんと優勝者の二人だけ。優勝と5位を分けたのは、トリプルアクセルの有無と言っても良いと思います。

この年の世界ジュニア優勝はトリプルアクセルを持つカナダのナム・ニューエン選手、2位がロシアのピトキーエフ選手でした。両者ともシニアでは体型変化に対応しきれず苦労します。ジュニアで活躍した選手がそのまま大成できることは限らないんですよね…。

ちなみにこの時の3位はネイサン・チェン選手です。彼は股関節の大怪我で残念ながら世界ジュニアのタイトルを獲れなかったけれど、昌磨さんより先に世界ジュニアのメダル獲ってたんですね。

2014年世界ジュニアのリザルトはこちら

1シーズン通して挑んだけど超えられなかったトリプルアクセルの壁。ジャンプ習得に悩む昌磨さんを見た無良崇人先輩が「4回転トゥループ先に練習してみたら?」とのアドバイスをくれたことが、流れを変えることになります。

「辛抱の1年間」だった2013‐14シーズンの振り返りにすら、こんなに時間&文字数を費やしてしまいました(苦笑)。

翌2014-15シーズンはじっくり振り返りたいことが多すぎるんですよね。4T成功、3A成功、ジュニアグランプリファイナル初進出⇒優勝、全日本初表彰台で2位、四大陸でシニア国際大会初出場5位、最後のとどめに世界ジュニア優勝…ドラマ多すぎw 最低でも前半と後半には分けないと無理ですね(苦笑)。

過去の想い出はゆっくり少しずつ振り返って行きたいと思っていますので、お付き合いいただける方は気長にお待ちください

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