フィギュアスケーター出演バラエティ番組 ~過去の名番組&今後の妄想~

フィギュアスケート出演バラエティ番組の投稿用アイキャッチ画像

今回はちょっとお気楽?な話題です。

新機軸のアイスショー「Everlasting33」&「氷艶2024」の上演が近づいてきたこともあり、出演するプロスケーター達のテレビ番組露出が増えています

そこで、過去にフィギュアスケーターが出演してきたバラエティ番組の数々を振り返り最後に「宇野昌磨さんが今後出るとしたらどんな企画がいいか」を妄想してみます(笑)。

目次

今春はアイスショーの広報でプロスケーター達の出演番組多数!

私は好きなスケーターが出演する番組はドキュメンタリーorバラエティのジャンルを問わず録画して視聴するようにしていますが…最近のプロスケーターのテレビ出演が多すぎて追いきれません(苦笑)。

浅田真央さんの「それSnow Man にやらせてください」の番組録画はまだ見られてないし、高橋大輔さんなんてワイドショーレギュラー出演まで始まっちゃったんで全チェックは諦めました。出演全番組をチェックするコアなファンの方はさぞ大変でしょう。

幸か不幸か首都圏でしか放送されないものが多いのですが、関西ではなぜか首都圏で3月放送済みの高橋大輔さん出演番組原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅⑳が5/18に放送されまして。

(U-NEXTでなら今も視聴可能。有料だが31日間無料トライアルあり)

「氷艶2024チケット発売中!」って最後に出るものと思ったら私が見た放送では何も宣伝が無くて「!?」となりまして。

調べてみて初めて「2か月近く前に放送済み」だったとわかりました。

番組自体はロードムービーを生み出すルール設定がよく考えられていてすごく面白かったです。好感度プラス体力&根性がないときつい企画だからお声がかかったのでしょうか?

そういや高橋大輔さんは去年出演していた「帰れマンデー見っけ隊!!」でもめちゃくちゃ歩いてました。

「有名アスリートタレント枠」でフィギュアスケーターの露出が増えるのは、フィギュアスケートに関心を集め続けるのにはいいことだと思います。地上波テレビは視聴率こそ低下していますが、良質なコンテンツが作れた時のパワーはまだまだ大きいですから。

どのスケーター達も滑っている時が一番好きなので、先日の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」みたいにスケートの魅力も見せてくれる番組が増えるとより嬉しいんですけどね。

こちらもU-NEXTだとまだ視聴できるようです(有料だが無料トライアル期間あり)

フィギュアスケートを題材にしたバラエティ番組のパターン

私はフィギュアスケーターが出演していれば、真面目なスポーツドキュメント番組もお笑いトーク番組や旅番組も楽しんで観るタイプです。

体力勝負の「逃走中!」とか「関口宏の東京フレンドパーク(終わっちゃったけど)」等も好きでしたね。昌磨さんたちの世代になってからはこの手の番組の出演がめっきり無くなって寂しかったな。

小塚崇彦さんが井戸周りグルグル走り回って賞金獲得した「逃走中!」は我が家で未だに話題になります。

子どもたちがちょうど「逃走中!」に一番ハマってた時期だったのでインパクトがでかかった。私の影響でフィギュアスケーターのことよく知ってましたしね。

でも、「フィギュアスケートそのものを題材にしたスポーツバラエティ」が私は一番見ごたえがあって好きです。

その手の番組は、大きく下記の2種に分けられるかなと思います。

  • タレントさんがフィギュアスケートをイチから学ぶ
  • フィギュアスケーターが技術を生かした企画に挑戦する

それぞれ、記憶に残っている番組を上げてみましょう。

「タレントがフィギュアスケートをイチから学ぶ」

2023年12月「午前0時の森」

最近だと昨年12月に日本テレビ「午前0時の森」という番組で村上信五さんと劇団ひとりさんがフィギュアスケート演技に挑戦していたのが記憶に新しいです。

※HULUならまだ視聴可能です(1ヶ月間無料トライアルあり)
Tverでの配信は終了しています

タレントがフィギュアスケートに挑戦する企画は過去に何度もありましたが、「採点する側」にも挑戦するというのは斬新でした。

村主章枝さんがお手本演技を披露されてたんですが、「劇団ひとりさんと村主章枝さんはどちらもお父様がパイロットで、同時期にアラスカに在住していて家族ぐるみで交流があった」というこぼれ話も面白かったです。

2023年3月「アイ・アム・冒険少年」


更に1年前だと「アイ・アム・冒険少年」の企画がありました。

ロケ時の安全管理には少々疑問が残る番組でしたが、スパイラルの体勢を取るのがいかに大変か等(足を頭より上に上げないと認定されないのだが、体勢保持が激ムズ)、一つ一つの基本技がいかに大変かをわからせてくれました。

芸人のやす子さんがバニーホップの練習中?(うろ覚え)に頭を打ってしまったのをきっかけに恐怖心が出てしまって滑れなくなったあたり、ガチ感すごかったです。

過去には荒川静香さんが嵐のメンバーにフィギュアスケート指導してた番組もありましたね。フィギュアスケートファンとしては今後も定期的にやってほしい定番企画です。

youtuberでは、東海オンエアさん(としみつさん)のフィギュアスケート挑戦企画もすごく面白かったです。

運動神経よい方なのにモホークターンに凄く苦労してらして、「そうかそんなに難しいんだ」って発見でしたし、途中で小塚崇彦さんがガチで指導に来てたのも楽しかったな

フィギュアスケーターが技術を生かした企画に挑戦する」

逆にフィギュアスケーターが、その技術を生かした課題に挑戦させられる企画も定番。私はコレが一番の大好物です。

この範疇の過去企画を挙げ始めたら本当にキリがないので、特に記憶に残っているもののみピックアップしてみます。

安藤美姫さんの「トリビアの泉」

視聴者の「フィギュアスケートの選手はどれぐらい回転すると目が回るのですか?」というささやかな疑問を大真面目に実験&検証する番組。

番組放送はトリノ五輪の2年前の2004年。当時注目を集め始めていた安藤美姫さんが実験台に選ばれました。回転マシーンでどれほど回しまくってもケロっとしていた16歳の安藤美姫さんがとてもかわいらしかった記憶があります。(最終的には1000回まで回したけどドクターストップで実験中止w)

懐かしくなって思わず見返してしまいました(笑)。今見てもめちゃくちゃ面白い。

私の好きなスケーター全員にやってもらいたいぐらい。この番組収録時同様ちゃんと医師の監修つきで。

荒川静香さんも回転いすで回されてたし、昌磨さんも小学生の頃からぐるぐるバットさせられてたし、フィギュアスケーターをぐるぐる回した後に歩かせるのは超定番企画だけど私好きです。

直近では某ワイドショーで荒川静香さん&高橋大輔さんにぐるぐるバットやらせた後にお玉でピンポン玉運びさせてましたが、場所が炎天下の屋外だったことで「メダリストにやらせることか」と批判が来ちゃったそうで。どんな企画でも安全第一ですね。

ちなみに2021年にはNHK「チコちゃんに叱られる!」で村上佳菜子さん協力で「なぜ目が回らないのか」の科学的検証をやっていたようです。

「チコちゃんに叱られる!」で検証されていた内容に興味のある方は下記の記事で概要がわかります。「訓練によって脳から目が回らない物質が出るから」だそうで…普段やらない右回転だと目が回るらしいです。

右回転もできる宮原知子さんやジェイソン・ブラウン選手、鍵山優真選手にはいつか挑戦してほしいですね(笑)

荒川静香さん&清水宏保さんの金メダリストによる異種格闘戦


2015年11月22日テレビ朝日放送の「ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV」内の企画です。

スピードスケートの清水宏保さんと フィギュアスケートの荒川静香さんが フィギュア&スピードスケートで対決するというもので、凄く面白かった記憶があります。確か「スピードスケート500m」&「2回転ジャンプ」での対決でした。(ハンデはあり)

「同じスケートでも靴が変わるだけでこんなに滑れなくなるのか!」という新鮮な驚きと、「オリンピアンともなると勝手が違ってもすぐ滑り方をものにしてしまうのか!」という感心が両方味わえてお得な番組でしたね。

二人が互いの競技用衣装を着て笑いを取りに行くあたりも好感度高かったです。(荒川さんはモジモジくん状態になり、清水さんはど派手な衣装に身を包みました)

荒川さんはそういえば他の番組で流氷の上でイナバウアーさせられてましたね。本田真凜さんに氷の湖で滑らせてた「イッテ!Q」ですね。こんな無茶な企画も引き受けるプロ根性凄いなと感心した記憶があります。

余談ですが、実は私にとって荒川静香さんはプロになってから好感度が増していった異色なスケーターです。

応援し始めたのはトリノ五輪直前だったうえ、私はトリノ五輪ではイリーナ・スルツカヤ選手(当時)の金メダルを願っていたので彼女の快挙には何とも複雑でして(苦笑)。

今の進化した滑りが好きーというのが最大の要因ですが、バラエティ番組出演時のプロ根性に感服したっては私の中の好感度上昇に一役買っているかもしれません(笑)。

高橋大輔さんのフィギュアスケートチャレンジ各種

高橋大輔さんはスケート技術を生かした秀逸?なチャレンジ企画がめちゃくちゃ多いです。

「新春アスリート頂上決戦! SHOW GUTS SPORTS 2015」

高橋大輔さん引退翌年の正月特番で、早速チャレンジしています。

くじ引きで決めた「動作の課題」をフィギュアスケートの技をやりながらこなすーという挑戦企画です。

  • カクテルの乗ったお盆を持ちながらシットスピンをする
  • キャメルスピンをしながら魚肉ソーセージを食べる
  • ステップをしながらネクタイを締める
  • スパイラルをしながら鏡餅を完成させる(台⇒餅⇒ダイダイを順に置いていく)
  • ジャンプをしながらくす玉を割る(飛び上がった時にくす玉の紐を引っ張る)
  • 曲がりくねった極細ルートを片足スケーティングで滑り切る

バラエティに振りまくった企画なのでフィギュアスケートファンの中で賛否両論あるかもしれません。

私も「魚肉ソーセージ食べさせるのはちょっとどうなんw」とは思ったし、「鏡餅を載せるだけだと良さをイマイチ出しきれてないのでは」…ぐらいの軽い不満は感じましたが、バカバカしい企画の中にもプロの技術を存分に見せてもらえたので、私はすごく楽しめました。

「ウルトラマンDASH(2017正月特番)」

こちらは「氷艶2017」の広報も兼ねて出演した2017年の正月特番「ウルトラマンDASH」

リンク上に大勢の客がいるフードコートを再現。ウェイターに扮した高橋大輔さんが「注文された品を氷上で届けられるか」という下記のチャレンジを時間制限内に行うーというもの。こちらも新年番組らしいバカバカしさが満載の企画でした。

  • ラーメンの替え玉を注文した客の前でスピンしながら湯切りする
    (レイバックスピンが美しい!)
  • 床に散らばるおもちゃを片足滑走でよけながら今度は二玉を湯切りw
    (「てぼ」をダブル持ち!)
  • 狭いルートを華麗なジャンプやスライドで駆け抜け、持って行ったドレッシングを華麗にかける
  • ぐずった赤ちゃんを抱きながら場内滑りまくって最後はスピンであやす
    (赤ちゃんはもちろん人形)
  • どでかい誕生日ケーキを華麗に滑って届け、スピンの風圧でろうそくを消す

サービス精神旺盛?なので単にものを運ぶ時もステップ入れまくりで見ごたえありました。

赤ちゃん(人形)抱えたままジャンプしたら転倒しちゃったけど、しっかりお腹のあたりで抱いたまま落とさなかったのが私的にはツボでした(笑)。録画残しとけばよかったな~定期的に見返したくなります(笑)。

「ドリームオファー」(2013年12月の特番)

実は高橋大輔さん、現役中に既にこの手のバラエティ企画受けているんですよね。2013年12月14日フジテレビ放送の「ドリームオファー 一流アスリートに無茶なお願いしちゃいました!SP」がそれ。

「リンクにびっしり並べられたボウリングのピンの隙間を片足スケーティングで20m進めるか」という挑戦企画。おそらくソチ五輪シーズン突入前のオフシーズン中の撮影じゃないかと思われます。

6回連続して失敗するも、最後の最後で成功させます。絶対あきらめようとしないあたりがアスリート魂を感じさせまして当時はしびれましたね。ほぼ停止状態になっているところからうまく漕ぎ出して進んでいくのが凄いなと思った記憶もあります。

この企画がその後の各種チャレンジ企画に発展して行ったんだろう」と今では思えます。

片足スケーティング企画は高橋大輔さんにやり尽くされているので、過去企画のクォリティを超えるものはもう作れないかもしれません。

この頃は競技ステップ中に長い片足スケーティング入れるのがトレンドでしたが、最近は減りましたしね

昌磨さんの今後のテレビ出演妄想

私は宇野昌磨さんファンなので、「引退後どんな番組に出てくれた嬉しいか」を既に妄想し始めています。(そういうことでも考えてないと辛いってのもありまして…)

真面目なドキュメント系&トーク番組

真面目に現役時代の功績を振り返ったスポーツドキュメントやスケーター同士の対談企画はもちろん観たい。「昌磨さんをリスペクトした作りで」という要望は最低条件としてありますが。

他競技とのアスリートとスポーツマン精神について語り合う企画も見たいですね。ユニークなメンタルで競技に取り組んできた人だから、ユニークなスポーツ精神を持つ他競技のアスリートとかけ合わせたら深い番組が出来そう。

「極小未熟児だったことが広く知られていない」ということが引退時にわかったので、低出生体重児や早産児を育てておられる親御さんのもとに届くような番組なり情報発信なりも今後増えるといいかなと思ってます。

バラエティ番組

ユニークな人柄なのでグルメ番組やお笑いトーク番組等でのバラエティ番組でのエピソードトークには事欠かないでしょう。

旅や観光には全く興味を持たない人でしたから旅番組は今もまだ厳しいかもしれませんが(苦笑)。楽しんでるふりをしようと頑張る痛々しい姿は観たくないので、無理せず「本人が楽しめそうな範囲」で出演してほしいですね(笑)

ゲーム関連の企画はネット上の方がより面白いディープなものができそうなのでそちらに期待します。

今後のテレビ出演で私がもっとも期待しているのは、スポーツ挑戦系バラエティ

それも高橋大輔さんがやったような「スケーターとしての凄さ」が如実にわかる企画です。

昌磨さんにはゲーマーとしての一面もあるので、課題の中にeスポーツの要素をプラスして、「クリアに必要な戦略立案」「推理力」&「反射速度」などゲーマーとしての凄さ」も同時に魅せられるとなおイイかな。

ちなみに皆がすぐに思いつきそうな「クリムキンイーグルでリンボーダンスのバーをくぐらせる」というような企画は既に別スケーターにて実施されております。

2019年の正月特番「ニッポンよ!セカイを倒せ!フジヤマ 日本のNo.1VS世界のNo.1」ジョニー・ウィアーさん&サラ・マイヤーさん VS 安藤美姫さん&小塚崇彦さん のスケート障害物競争企画

おそらく「ジョニーのズサー!」を魅せるため、リンボーダンスみたいなバーを3本連続でくぐるコースを滑らせていました。

まぁもちろん過去に似た企画があったからといって宇野昌磨さんにやらせちゃいけないわけじゃないですけどね!


来年の正月特番に昌磨さんの魅力を最大限に発揮できるようないい企画が入ったらいいなぁ。

でも今年はパリ五輪があるからスポーツバラエティ特番はパリで活躍した夏季アスリート中心になりますかね?ーとなるとミラノ五輪直前となる再来年の正月に期待、でしょうか。

「私の宇野昌磨さん史<2>」で過去演技を振り返るパワーを貯めるためにも、いったん気軽な話題で軽く書こうーと思って書き始めたんですが…

うろ覚えの記憶から事実関係を確認する作業が想像以上に大変過ぎた(苦笑)

この3日間は過去番組リサーチの沼にどっぷりw 
でも楽しかったです(笑)

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村
フィギュアスケート出演バラエティ番組の投稿用アイキャッチ画像

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次