引退関連報道の見逃しチェック
日曜朝の「シューイチ!」で取り上げられたとの情報があったので、全録レコーダーでチェック。体操選手だった田中理恵さんが、「フィギュアスケート選手は引退後も演技を披露する場があるのがうらやましい」という主旨の発言をされていたのが印象的でした。
その他、友人が未見だった特集の録画をいくつか一緒に視聴。私がまとめ方に納得いかなかったところは飛ばしたりして、良かったと思えた部分のみを見ました。
子ども時代の映像は何度見ても癒されますね~。
7~8歳からこれだけメディアに注目されていたら大変なことも多かっただろうに、これほどの大選手に育ったのは本当感無量。
できれば私が写真でしか見たことのない、「好きな食べ物」の質問に「おすし」「サーモン」って小首傾げて答えるところを映像で見たかったです(苦笑)。
引退特集の流れではアレを入れようがないのは十分わかりますけどねw
シニア初期のフリー 3連発
引退発表後ずっと、彼の試合演技を見返すと「この緊張感の中で彼の試合演技を見ることはもう無いんだな…」という喪失感が迫ってきて辛かったのですが、「ジュニア~シニア初期の演技なら見られそう」な気がしたので、シニア1~2年目の演技を3つ立て続けに視聴してみました。
今の彼は当時よりぐっと成長しているため、「過去の昌磨くん」と「今の昌磨さん」と切り分けて見られるからかもしれません。
ステファンコーチになってからの演技は「今」につながり過ぎてて、「彼が競技を続ける世界線」が私の脳裏に浮かんできてしまうので、今はまだ見るのがちょっとしんどい気がします。
2015 バルセロナ グランプリファイナル
2015GPFフリーのトゥーランドット、通称「緑トゥーラン」は、私が動画サイトで見返した回数が最も多いであろう演技です。(なにせ10年近く定期的に視聴してますからねw)
よく見返すのは画質のいいCBC版。Eurosportsなど他国版もよく見ますが、よくよく考えると日本の地上波版を見返したことが意外とない。
何より「ステファン好き⇒昌磨好き」となった友人は、2019年以前の試合映像をリアルタイムでほとんど見ていなかったらしく。ディスクに落としてあった地上波放送版を視聴致しました。
この時の演技は、国際映像版がISU公式チャネルで視聴可能です(下記は宇野昌磨選手の演技の少し手前から再生されます)
この頃は4回転トゥループ2本構成&アクセルフリップの3連もダブルアクセルからです。4回転トゥループを後半に跳んだら「後半に4回転を入れるなんてスゴイ!」と驚かれていた時代でした。この10年のフィギュアスケート界のジャンプの進化、えぐすぎますね(苦笑)。
フリー4分半の時代なので、最後のクリムキンイーグルに時間をたっぷり割くことができています。試合のクリムキンイーグルの中では私は今もこれが一番好きですね。(次点はワールドボレロのエンディング直前クリムキン)
この時の疾走感は本当何度見ても凄い!
「つなぎなんか要らん!スピードは正義なんじゃー!」と叫びたくなります。
バルセロナの観客の心を鷲掴みにした瞬間ですね。
ただ日本の地上波放送は演技中の歓声音量が控えめで、見慣れた海外放送版と比べると若干物足りなかったですw
テレビ朝日公式には演技終了直後&順位決定後(シニア1年目でGPF銅メダル!)のインタビューが動画があります。下記は演技終了直後のもの、ノーミス演技で高揚感が残ってるのがわかります。
2016 世界フィギュアスケート選手権(ボストン)
続いて2016ボストンワールドのフリー(こちらも緑トゥーラン)も見ました。
演技映像自体は「あの時、キミは…」で再見したばかりなんですけど、あの番組では演技後の映像は短くカットされてましたからね。放送版録画だと、演技振り返りの時の織田信成さん本田武史さんと高橋大輔さんの解説&涙をこぼしつつ前をまっすぐ見つめ、観客に手を振る昌磨さんの姿をもう少し長く見ることができました。
(5/23訂正 ※解説者名混同して書いていたので訂正しました。織田さんはGPFの解説)
あのキス&クライは本当に忘れられません。
昌磨さん的にはファンのおばちゃんに泣き顔を何度も視聴されてるのはイヤかもしれないけど、あのときの演技はキス&クライも含めて全て鮮明に記憶されています。フィリップ・キャンデロロさんはじめ、各国の解説者からの「君にはまだ未来があるよ!泣かないで」というコメントが空耳で聞こえてくるほどにね。
こちらは公式動画が残念ながらありません。観たい方は字幕の流れるサイトあたりで探してください。
「あの時、キミは…」を一気見したときの詳しい感想はこちらです。
2015ボストンワールド男子シングルはJSPORTS4チャンネルで6/21にアーカイブの放送が予定されています。
スカパー!契約すれば録画できますし、JSPORTSオンデマンドでも視聴可能です
2016 全日本フィギュアスケート選手権
続けて同じディスクにあった2016全日本フリー(ブエノスアイレス午前零時/ロコへのバラード)も視聴。演技直後、プレッシャーから解放されて感極まり泣いちゃったときですね。
当時の私は「羽生選手欠場なら昌磨くん初優勝確実だね!」と思っていたので、演技終了後に感情を爆発させる彼にビックリしました。「優勝して当然」というプレッシャーの重さを全くわかってなかったんだなーと反省したのを覚えています。
「昔の昌磨くんは本当によく泣いてたよなぁ」…と私は懐かしさを感じながら、友人は新鮮さを感じながら視聴しました。
この時の演技は 「未完~Believe」に収録されているので、DVDやBlu-rayで視聴可能です。(収録映像は会場音声のみです)
2014~2018年(ジュニア~シニア前半)の全日本&世界選手権の演技がほぼ一通り網羅されているので堪能できます。幼少期の映像までサービス(?)で入っております。
2019~2022年の演技は「決意~To Reach Further」にて。昌磨さん&ステファンコーチ&トレーナーのデミさんによるインタビューが一杯入ってて、こちらもおすすめです。
昔の「フレンズオンアイス」昌磨さん出演部分の一気見
2017のトゥーランドットメドレー
私&友人が一番見たかったのは、2017フレンズオンアイスで先輩たちと滑ったコラボ「トゥーランドット・メドレー」。
先日THE ICEの「トゥーランドットをチャ・ジュンファン選手とやる」と聞いて、がぜん見返したくなったコラボです。
コラボの内容は上記の投稿内に書いた通りでした。(記憶合ってた!)
でも、改めて見返すと「昌磨くんの新プロを先輩たちが一緒に滑って、これから五輪を迎える昌磨くんを応援するよ!」ってコンセプトの出演者に外国スケーターのステファンが混じっているというのに深い縁を感じました。
(ステファンコーチは2016年あたりから全日本シニア夏の強化合宿で指導していたので「応援する」立場でおかしくはないんですけどね)
動画サイトでよく見かける五輪プロ「冬」の競演とは異なり、「トゥーランドットメドレー」はあまり見返してなかったので新鮮に楽しめました。
こちらのコラボでもステファンが昌磨くんをハグしてるシーンがあって、何だかじ~んとしてしまいました。
この頃の二人は将来師弟関係になるなんて思ってもいないのがね。
数年分のオープニング&エンディングを堪能しまくり
その後も昌磨さんが出演していた時の「フレンズオンアイス」のオープニングやエンディングを堪能。引退を悲しむ気持ちをしばし忘れ、終始楽しく見返せましたわ。
今後GPSのアサイン発表や全日本の時期になってまたブルーになったら、このディスクを見返そうと思います。
CSの日テレプラスさんは、昔の「フレンズオンアイス」を定期的に再放送してくれています。私が持ってるのも1~2年前の一挙再放送時に録画したものです。「昌磨さんが出演している回のフレンズオンアイスを全部再放送して」とのリクエストが集まれば、再放送がかなう可能性が大きいのでは?と思います。
再放送リクエストで実現可能性が高そうなCS番組としては、JSPORTSの「KENJIの部屋」とか日テレプラスの「Friends+α」(「フレンズオンアイス」のPRを兼ねた荒川静香さんとスケーター達のトーク番組)あたりですかね。本当はTHE ICEの昔のも見たいんだけどなぁ…再放送は厳し気?
あとはフジテレビさんがTBSさんみたいにCSで古い全日本再放送してくれないだろうか…
宇野昌磨さんが高校生の時に出演した「KENJIの部屋」をご覧になったことがない方は、下記のJSPORTSサイトで番組内容が読めます
中京大&中京大中京高スペシャル】宇野昌磨 前編 スポーツテレビ局J SPORTSで絶賛放送中の「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」では、日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二…
【中京大&中京大中京高スペシャル】宇野昌磨 後編 スポーツテレビ局J SPORTSで絶賛放送中の「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」では、日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二…
プリンスアイスワールド & Bloom on Ice で他スケーターの演技も
「フレンズオンアイス」一気見でかなり心が癒された私達。ようやくく「未来」に目を向けられる気分になってきたので、直近CSで放送があった二つのアイスショーの放送のうち、現役若手スケーターたちの演技を抜き出して視聴しました。
新プロを滑っているスケーターも多く、友人との話題は自然と「今季の試合を私たちはどういう気持ちで見ることになるんだろうね…」という話になりました。この話は書き出すと長くなりそうなのでいずれまた書きたいと思います。
新たには見られなかった、宇野昌磨選手直近のショー演技に思うこと
ところで「前半日程のスケーターの演技も放送」と予告されていた「プリンスアイスワールド2024-25」CS放送ですが…。
宇野昌磨選手が前半日程のみで披露した「See You Again」(節目ごとに滑ってきたエキシビションプログラム)が放送されると思っていたのに、まさかの放送無しにビックリ!
「今以上に彼のあの演技のニーズがある時期ないだろうに、何で!?」とガッカリでした。
ここは「ひょっとしてBSやCSでの引退特番を用意してて、その目玉コンテンツ用に敢えて放送を控えているのか?」ーと好意的解釈をしたいです(苦笑)。演目が「See You Again」ですからね~感動のエンディングとかに使いやすいですもん。
もしそんな番組の企画があると仮定したら、「とんでもない演技だった」と大評判だった千秋楽の「ラベンダー」(2016-17シーズンSP)も入れてほしいところです。ショーを観た他スケーターのファンの方達からあれほど大絶賛されているのを見たのは初めてだったので、どんな演技だったのかが物凄く気になっています。
今思えば、自分が現役として人前で滑る最後の機会ということでいつも以上に気迫がこもっていたのかもしれません。何とか関係者で撮影していた人を探し出して、手ぶれしまくりのiPhone撮影とかでもいいから見たいです。
誰も撮ってなかったとしたら…貴重な文化遺産の損失を恨みます(苦笑)。
後半はダラダラと想いを書きすぎたのでこのへんで
ちょっとは前を向けたかなと思います