前回は、2025ハルビン冬季アジア大会フィギュアスケート競技の情報&見どころをまとめました。
今日から公式練習、明日15時(日本時間)から競技が始まります。

実は私、この記事を書いてる際に「2017札幌冬季アジア大会は、開会式&閉会式及びほぼ全競技の配信動画が現在も視聴できる」ーということに気づきまして。
2017札幌冬季アジア大会のフィギュアスケート競技は、韓国開催だった四大陸選手権の次週で、両方に出場した選手たちは中4日程度で移動&練習しての試合ーというかなりタイトなスケジュールでした。
選手たちが忙しいと、当然見る側も忙しかった(苦笑)。
私も当時は仕事&育児漬けの日々で、四大陸選手権の録画を追いかけるので精一杯。私が見た冬季アジア大会の演技映像はごく一部だったような。宇野昌磨選手の演技ですら、この時はSPフリーとも大きなミスがあったこともあり、その後見返した記憶もなく。

このシーズンのGPFやワールドのラベンダー&ロコは何度見たかわからない位繰り返し見てるんですけどね…
そこで、「今更だけどリアルタイムで試合を体験するつもりで動画を観たら楽しいんじゃないか?」と思いまして。
のべ5日間かけて男子のSP&フリーの演技はほぼフルで、他カテゴリ&クロージングセレモニー(エキシビション+閉会式)はつまみ食いで視聴しました。
おかげで8年前にタイムスリップして、「結果だけは先に知っているが未見の試合」をリアルタイムで楽しんだかのような気分を味わうことができました。

何より「試合に挑む宇野昌磨さん」が恋しかった私の心に効きました。
試合の緊張感は現役時代にしか味わえない特権ですね…
以下、リアルタイム観戦記かのように長いです。「8年前へのタイムスリップに付き合ってもいい」という方はお進みください。
<2/14午前&夕方 最後の項目「他カテゴリ動画リンク」のペア部分に追記しました>
2017冬季アジア大会の配信映像は今も視聴可能!
2017札幌冬季アジア大会の配信動画を含む当時のサイトは、下記から今もそのまま見られます。
2017札幌アジア大会 男子SP
さすがに全てをつぶさに視聴できるほど時間の余裕はなかったので、リプレイ部分等を一部早送りしつつ全選手の演技を視聴しました。
※下記リンクの配信動画は会場音声のみ、実況解説は入っていません
前半グループ
こちらが2017年札幌冬季アジア大会男子シングルSP前半の配信動画です。

第1グループはSP滑り終えても技術点が10点台前後、一桁の選手もいます。
でも、彼らにとっては一世一代の晴れ舞台。二度と出会えない一期一会の演技ーという感じで味があります。
第2グループからぐっとレベルが上がり、56分25秒あたりから懐かしいアブザル・ラキムガリエフ選手(カザフスタン)が出てきました。彼は何ともいえない貫禄のあるダイナミック系スケーター。私、毎年の四大陸選手権で彼見るの結構好きだったんですよね~。
第3グループからは更にレベルアップ。最初に滑るのはこれまた懐かしいキム・ジンソ選手(韓国)!
次のマイケル・クリスチャン・マルティネス選手(フィリピン)も懐かしすぎました!男子でビールマンスピンやる選手結構いましたけど、私男子ではマルティネス選手のビールマン姿勢が一番好きです。クリムキンイーグルもやるんですよね。

ラキムガリエフ選手もキム・ジンソ選手もマルティネス選手もみんな大阪四大陸で見られたよなぁ~と懐かしく思い出しました。
後半グループ
そして下記の動画が男子SP後半です。
男子SPの後にペアSPが入っています。この大会で日本ペアで出場したのは高橋成美/柴田嶺組。(須崎海羽/木原龍一組はインフルでの調整不良で試合は欠場)アイスダンスは村元哉中/クリス・リード組が出場し、銀メダルを獲得しています。

動画は3グループの後半から始まります。
ここで再発見した選手がいました。ジュリアン・ジー・ジェイ・イー選手(マレーシア)!

「ジュリアン君っていたいた!
すっかり忘れてたけど、こんな上手かったっけ?」
ーって思いましたよ。
ステップにクリムキンイーグル入れてる辺り憎い。アイスショーで映えそうなタイプ!
「今どうしているのだろう?」と思って彼のInstagramを見てみました。カナダにスケートクラブを構え、韓国やブラジルなどにも出向いて指導を行っているみたいです。
懐かしすぎる最終グループ6分間練習
そして、いよいよ最終の第4グループの6分間練習は18分を過ぎたところから始まります。
滑るのはミーシャ・ジー選手(ウズベキスタン)、ハン・ヤン選手(中国)、無良崇人選手、ボーヤン・ジン選手(中国)、デニス・テン選手(カザフスタン)、宇野昌磨選手の6名。

ああ、今は亡きテン君が滑ってるよ…と6分間練習を見るだけで胸がしめつけられます。

2017年にタイムスリップし、懐かしいメンバーたちによる6分間練習の緊張感を存分に味わいました。ジャパンジャージを着てリンクインする宇野昌磨さんの姿に飢えている私には、オアシスのようw
しかし宇野昌磨選手は4回転フリップ派手に転倒してるし、映ってるところは大抵ミスしてました(苦笑)。これ現地にいたらかなり緊張しただろうな…。今、これを読んでくださっている方の中にもあの会場にいらした方がいるかもしれませんね。最後に映ったくるくる4Tー3Tは決まっていました。
最終グループの演技
6分間練習が終了し、第一滑走者を残し選手がリンクを引き上げ始めます。

第一滑走は、現在振付師として大活躍中のミーシャ・ジー選手。プログラムはリストの「愛の夢」。「ステップに来ると急に弾けまくる中堅選手イメージ」を脱却し、所作の一つ一つに気を配ったトップスケーターに成長した時期の演技です。堪能しました。
次に登場したハン・ヤン選手。私は彼のプログラムには当たりはずれが大きい印象があるのですが、この時のプロは嬉しいことに私好みのカッコいい系!いや~やっぱり彼のスケーティングはいい。
無良崇人選手は私が好きだったフラメンコプロ「ファルーカ」でした!4回転トゥループ美しかった~。ステップ部分がダンサーの靴音だけになるのが渋くて好きだったんですよね。
そしてボーヤン・ジン選手はあの「スパイダーマン」。4回転ルッツー3回転トゥループはお手付き&着氷乱れありつつも降りてました。私何だかんだいってこのプログラムが一番好きかも。引退する前にもう一度笑顔炸裂のプロやってほしい。
デニス・テン選手は調子が悪かったようで終始ジャンプが不調。滑りと所作はノーブルでしたけどね。
(というかこの時のSP、謎編曲過ぎたモロゾフ振り付け「ロミジュリ」でした…「変曲」プロ嫌いじゃないんですけど、彼には合わないと思うのです)
最終滑走宇野昌磨選手のSP演技
最後に登場したのは宇野昌磨選手(57分35秒あたりから)。プログラムは「ラベンダーの咲く庭で」。
シーズン前半に着ていた紫色衣装ではなく、このシーズンのワールドや去年のPIW(プリンスアイスワールド)で着用していた水色衣装を試合で初着用。

冒頭4回転フリップは何とか降りたものの、次のくるくる4回転トゥループでお手付きとなり、3Tつけられず単独になるという手痛いミス。でも、そこからの3A~ステップ~スピンの流れは「秒」でした。
…ああこのバージョンもいいわ~最後のステップかなり好きかも。

ほとんど見返していなかった試合の動画見るのも発見があって楽しいですね!
ボーヤン・ジン選手が92.86でSP1位、宇野昌磨選手が92.43、僅差での2位となりました。ハン・ヤン選手&無良崇人選手が90点台でその後に続きます。
2017札幌アジア大会 男子フリー
前半グループ
こちらが第1~2グループの配信動画。

SP順位の逆順滑走なので、選手の技術が徐々に上がっていきます。第2グループからはアブザル・ラキムガリエフ選手、イ・ジュンヒョン選手など国際大会にもよく出ていた選手たちが登場。マレーシア選手はセカンドループ挑んでたりしてそれなりに楽しいです。
デニス・テン選手やミーシャ・ジー選手が入っていた第3グループの6分間練習はこの動画の最後の方に入っています。
後半グループ
第3グループの演技から表彰式まではこちらの動画です。

8分5秒あたりから、私が記憶を呼び起こしたマレーシアのジュリアン君登場。

いや~このプロも結構好き。後半のJames Brownの曲に負けてないし、ジャンプ前の繋ぎに入れてるクリムキンイーグルもいい。4回転こそ無いけどジャンプ豪快で見ごたえあるし滑りが好み。フィニッシュ前の連続バタフライも綺麗!(最後の最後でようあんなんやるわw)「後で彼の過去動画ちょっと漁ろう」と思いました。
デニス・テン選手のフリーは「トスカ」なのですが、SPに続き精彩を欠く演技…。怪我でもしていたのかな?札幌の観客にはいい時のテン君を見て欲しかったですね。彼は「3月男」の系譜でしたから、アップダウン激しかったのを思い出しました。
ミーシャ・ジー選手は「くるみ割り人形」で王道を正攻法で攻めるプロ。三連の最後がダブルになったりはしたけれどクリーンにまとめ、総合5位まで順位を上げました。彼も四大陸からの連戦組だったのに凄い。4回転なしで完成度で勝負するってのもいいよなぁって改めて思います。
その後はフィリピンのマルティネス選手が「ネッラ・ファンタジア」で演技。後半ちょっと疲れちゃった感じですが最後はやはりビールマンスピンで締めました。
最終グループの6分間練習 スイッチングが…
最終グループのメンバーは、ブレンダン・ケリー選手(オーストラリア)、キム・ジンソ選手、ハン・ヤン選手、無良崇人選手、宇野昌磨選手、ボーヤン・ジン選手。


しかし!
SPの時に比べフリーの日の配信カメラのスイッチングが酷い!
流している様子の選手ばかり映して、誰かが高難度ジャンプを決めたと推測される歓声だけ次々に聞こえるのが延々続くんですよ。最初の方はテレビでの選手紹介アナウンスの為仕方ないとはいえ、紹介終わってからも変わらずで。
やっと映りこんだ宇野昌磨選手の4回転ループや4回転トゥループも超引きの映像。全然映ってないよりはいいですけど。
ーでも、トリプルアクセル予定がダブルになっちゃって照れくさそうにしている宇野昌磨選手の映像(46分25秒あたりから)が見られたのでまぁ彼に関しては良しとしますw 最後?に決めたアクセルコンボも映ってるし。
おそらくNHK撮影の映像だからか、無良崇人選手は映る時間は少な目でしたがいいジャンプを下りたシーンをちゃんと抜かれていました。でもSP1位のボーヤン・ジン選手は、映してる時間かなり長いのに一度もジャンプがまともに映ってないんです。(踏み切る前に上半身に詰める&踏切り確認だけ)残念過ぎる。

場内で沸いてた歓声、最低1回はボーヤン選手がルッツ決めた時のものじゃないでしょうか…
「現地でナマで見たかったなぁ」って思いました。
最終グループの演技 無良崇人VSハン・ヤン 表彰台をかけた争い
第一滑走は日本でも練習していたキム・ジンソ選手。曲は「雨に唄えば」。猫足着氷っぷりが凄い!そしてやっぱり懐かしい!
次は色々あってフィギュアスケート界から追放されてしまったブレンダン・ケリー選手。曲は「パイレーツ・オブ・カビリアン」。彼を今見ると何だか複雑です。今年の冬季アジア大会にはオセアニアの特別参加はない模様でオーストラリア選手はいませんでした。
三人目は、無良崇人選手。曲は「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」!浅田真央さんがソチフリーで滑ったことで一般にも知られるあの曲です。
若干の着氷乱れと3連の最後がダブルになりはしましたが、4回転トゥループ2本&トリプルアクセル2本が入ったクリーンな演技じゃないですか!(4回転サルコウは回避しトリプルにしていました)演技直後の暫定技術点は93点台。フリー172.99。

記録から見る限り、おそらくこのシーズン最高のフリー演技。会場もスタオベの嵐でした。

SPフリー共にこんないい演技だったのに表彰台乗れなかったのか~惜しすぎる。
次のハン・ヤン選手のプロは「ロミオとジュリエット(バズ・ラーマン版)」。4回転トゥループ2本構成ですがとにかくジャンプが美しく、スコアにマイナスが一つもありません。後半のトリプルアクセルがシングルすっぽ抜けたのが痛かったけれど、それでも無良崇人選手を上回り、メダルを確定させました。
宇野昌磨VSボーヤン・ジン 4回転4本構成の若手対決
宇野昌磨選手
ここまでは4回転ジャンプは2本構成まででしたが、最後の二人は4回転3種4本構成。若手が4回転3種以上ガンガン入れ始めた時期でした。この大会での宇野昌磨選手の4回転ジャンプの種類はループ、フリップ、トゥループ。ボーヤン・ジン選手はルッツ、サルコウ、トゥループ。
SP2位の宇野昌磨選手が先に演技。スタート前、樋口美穂子コーチとの会話で笑顔がこぼれます。

曲は「ブエノスアイレス午前零時/ロコへのバラード」。あ~私やっぱりこの選曲一番好きかも。この強烈な組み合わせを19歳でやっていたとは恐るべし。
しかし、冒頭の4回転ループは平昌五輪を思わせる感じで軸が外れてど派手に転倒。その後はフリップ含めて技を仕留めて行きますが、最後のアクセル~フリップのコンビネーションがトリプルアクセル単独に。
「何とかコンビをつけなきゃ!」とリカバリーを図り、最後のトリプルサルコウにトリプルフリップを強引につけて転倒します(苦笑)。なんてレアなリカバリー!
この頃のルールは「回り切って転倒していれば割と点数が残る」システム。複数転倒すると採点に大きく響く今のルールなら挑戦しなかったでしょうね。2転倒はしたけれど、ステップもスピンも良くてやはりいいプロ&滑りだなと思いました。
ボーヤン・ジン選手
次いで登場したボーヤン・ジン選手のプログラムはフェリーニの映画「道」のサントラ。あ~これ漏れなく高橋大輔選手版の「道」も見たくなっちゃうプロじゃないか!(バンクーバー五輪のもいいけど私はトリノワールド版が好きです)
まぁ冒頭の4回転ルッツの高くて気持ちのいいこと!しかし次のサルコウが抜けちゃいました。ああもったいない。この頃のボーヤン・ジン選手は自由に跳び回る鳥のような演技でまぶしかったですね。
彼は技術点が1.1倍になる後半に4回転トゥループ2本とトリプルアクセル1本を入れる鬼構成。ただ、宇野昌磨選手は後半に4回転トゥループ2本&トリプルアクセル2本、後半4回のジャンプのうち3つがコンビネーションで1つは3連という、その上を行く鬼構成。(ボーヤン選手の後半コンビは2つ、トリプルアクセルからの3連は前半)
宇野選手は二転倒したにも関わらず、この後半の構成の差でボーヤン選手の技術点を0.48しか下回らず。PCSで宇野昌磨選手が3.90点上回ったため僅差だったSPを逆転しての優勝が決まりました。

男子フリーの日は観客席に日本人選手たちが団体で座ってるのがたまに映るのも楽しかったです。
小規模エキシビション
男子表彰式終了後、夜18時からエキシビション+閉会式が会場リンクで行われました。会場には現在の天皇陛下(当時は皇太子殿下)がいらっしゃる「天覧エキシ」ならぬ「御覧エキシ」です。
下記がその動画。フラッグスケーター達の登場後、演技をするのは各カテゴリから一組or一名のみの小規模なエキシビションでした。

冒頭は村元哉中/クリス・リード組。金メダルはワン/リウ組だったのですが日本代表だからでしょうか?途中で衣装チェンジもある笑顔はじける楽しいエキシナンバーだというのに、今は亡きクリス・リードさんを想ってしまいちょっと切なくなってしまいました。
続いては女子金メダルのチェ・ダビン選手、ペアは中国のハオ/ジャン組。どちらも懐かしい!
そしてトリを務めるのがこの日フリーを滑り、先程表彰式を終えたばかりの宇野昌磨選手。動画の24分過ぎからです。滑ったのは「This Town」。

「This Town」は大好きなエキシプロ。2023年のTHE ICEで久しぶりに滑った時に「緩急の表現凄すぎる…」って思ったけど、19歳になったばかりの昌磨さんの緩急表現もなかなかのものです。みずみずしさ溢れる「This Town」で「ほぇ~~やっぱり滑り極上やわ…」となったらもうフィナーレ。

整列に出遅れてハオ兄さん(有名な中国ペア男子)に手をひっぱられる昌磨さんが、体格差も手伝い少年っぽさが際立っててこれまた可愛いかったですw
(昔の映像だから可愛いと連呼しても勘弁頂きたい)
リンク上での冬季アジア大会閉会式
小規模なエキシビション終了後、リンクに赤カーペットが敷き詰められます。
何とリンクの上に選手団が集まって閉会式が行われます。

なるほど冬季アジア大会閉会式で日の丸を笑顔で振っている写真を見かける度に「この大会は珍しくセレモニーに出てたのね」と思っていたのですが、こういう流れでの閉会式だったらそりゃ会場にいるわ(苦笑)。
昌磨さんは二回五輪には出場したものの、開会式の時はだいたい団体戦の真っ最中。閉会式は二回とも出ずじまいでした。だからこの動画は、大規模国際大会閉会式の賑やかな空間でニコニコしている昌磨さんを見られるレアな機会です。
こんな風に笑顔で国旗を振ってる昌磨さんは動画の30分50秒過ぎから見られます。結構長く映してくれてるので、すっごく嬉しい(笑)

役員たちの挨拶のあと、聖火消灯と共に金テープが舞い、室内なのに何故か雪が降って来るという粋な演出で閉会式は終わります。
54分46秒あたりから後方に無良崇人選手、木原龍一選手(開会式には須崎選手ともども出てた模様)も映っていました。57分40秒あたりからは退場しつつ上を見上げる昌磨さんがアップで映るんですけど、途中でライトが消灯されるんですよ!

「シルエットしか見えなくなっちゃったじゃないか~何をする!!」って思いました(笑)。
他カテゴリの動画リンク
私のように8年前にタイムスリップしたくなった他カテゴリファンの方用に動画リンク置いときます。
何故か女子のフリー後半動画だけがありません…。推定URLを直打ちしてもダメでした。何かの手違いで消されちゃったのかな。

ちなみにこの大会、リザルトページが消去されてまして公式採点表が残ってない模様で、SkatingScoresなどでしか確認できません…
女子シングル
女子は本郷理華選手が総合4位に入っています。この大会には坂本花織選手も出場予定でしたが、インフルエンザで欠場でした。2025ハルビン冬季アジア大会では是非雪辱を果たして吉田陽菜選手ともどもメダル獲得してほしいですね!



ペア
SPは上記の男子SPの後半に入っています。フリーは下記から。

この時期は中国ペア隆盛期、金銀は中国ペアでした。そして銅メダルは北朝鮮のペア!GPSにも出ていたペアで、2018四大陸銅メダリスト。「そういやこの頃は北朝鮮勢見かけたのに最近見ないな」と思って調べてみたら、2019年以降の四大陸選手権には北朝鮮の選手は出ていません。
2025ハルビン冬季大会では久々に北朝鮮のスケーターが表舞台に立ちます。
2/14午前追記
2025北京アジア大会で銀メダルを獲った北朝鮮ペアの女性は、この大会で銅メダルを獲ったリョム・テオク選手でした。8年前の彼女の演技を見て、2025年の進化っぷりを確認するのも面白いかもしれません。動画の55分45秒あたりから出てきます。
2/14夕方追記
北朝鮮ペアの平昌五輪時のBBC記事を見たら、コーチ名にブルーノ・マルコットさんの名前が!今はロシアで指導を受けてるようですが、この頃はカナダ関係者とつながりがあったのですね。

アイスダンス
この年はインドからアイスダンスカップルが出ていました!RDだと10点ちょっとの得点ですが、ずっとニコニコしながら演技をしていて私は魅力的だなぁってて思いましたね。
よたよたしてるところもあるんだけど、綺麗なところもあって落差が激しいところがご愛敬。興味のある方は是非チェックしてみてください。私はちょっと幸せになれました。インド風味満載のFDも素敵です!
村元哉中/クリス・リード組の演技を練習からじっくり見られるのも貴重です。クリス・リードさんが亡くなってしまわれたのは返す返すも残念です。動画には彼らの美しい演技が残されています。


8年前への旅、楽しんでみるのもいいものです。