今日宇野昌磨さんから、パリで開催される北京五輪フィギュア団体銀メダル授与についてのコメントが改めてIntagramで出されました。
「直近に授与式の開催を聞いた」とのコメントには本当に悲しくなりましたが(「やっぱりそうだったのか…」と)、今はただシャンペリーでのアイスショーの成功を祈りたいと思います。そして、この晴舞台でメダルを受け取ることができる他の選手たちにはこの瞬間を楽しんでもらいたいです。
先程から会場に移動しているアメリカ選手たちの映像などが流れてきていますね。
団体出場メンバーが全員揃わないままメダル授与が行われることへの複雑な想い&私自身がROC銅メダルという結果に納得がいっていないため「カナダの選手たちも本来はここで授与してもらえればよかったのに」ーという感情がどうしても心の奥から消えませんが、今はそういう感情を忘れるべき時です。
北京五輪団体戦を思い返す
五輪開会式が行われる前、団体戦SPの先陣を切って滑った宇野昌磨さんと彼の演技を見守り声援を送ったチームメンバーたちの姿は今もくっきり思い出せます。
そして、その後あの場で出せる実力を発揮した演技を続けた全選手たちに改めて「銀メダルおめでとう」と言いたいです。
「失敗したくないという後ろ向きな気持ちで試合に臨むことだけは絶対に避けたい。ダメだったら、真剣に謝ろうと」と演技後語った昌磨さんの言葉。本当に彼らしさ炸裂で大好きでした。あの言葉が皆が実力を発揮できる空気の醸成に一役買ったと思っています。
あんなに全員が全員素晴らしい演技を続けられることなんてそうそうありません。本当にあの団体戦は素晴らしかった。
もっと華々しく日本で報道してもらうべき「日本フィギュア団体初の快挙」だったのに、メダル獲得早々ワリエワ選手のスキャンダルに全てを持って行かれ、以後選手たちの活躍をろくに取り上げてもらえなかったのはとても悲しかったです。あんなに素晴らしい演技の連続の団体戦だったのに。
米国選手たちにももちろん「金メダルおめでとう」と言いたいです。
どの選手も団体戦メダルを待ち望んでいたことと思いますが、あの後コロナ陽性になって個人戦に出られなくなったヴィンセント・ジョウ選手にはもっと早く渡してあげたかったと思います。コロナ陽性が判明して個人戦出られなくなったことをインスタで泣きながら打ち明けた彼、直後のワールド銅メダルが確定した時に崩れ落ちて泣いた彼の姿を思い出すと、「この日を迎えることができてよかったね」と心から思えます。
日本選手パリ入り&記者会見情報をご覧になる場合はこちら
今回の授与セレモニーについては今のところ日本のテレビ局での報道をほとんど見かけていません。(鍵山選手と体操の岡選手の友人関係についての報道があったくらい?私が知らないだけかもしれませんが)
ですが共同通信さんが日本選手たちのパリ入りについてyoutubeで取材動画を複数発信してくれています。
下記の動画が一番たくさんの情報をまとめてくれています。
また、メダル授与セレモニー後の記者会見を今夜遅くに配信してくれるようです。おそらくアーカイブが残るのではと期待はしています。
私はちょっと心の整理がついていないので、上記の動画については後日改めて映像を観たいと思います。
授与式を楽しめる心境に今はまだなれない人向けに
私のようにまだ心の整理がついていない方は、こういう楽しい動画で気を紛らすのもよいかもしれません。
and moreさんの「宇野昌磨さんコラボ」企画第2弾です。
「宇野昌磨ファンが滅入るタイミングを見計らって癒しを提供してくれているのか?」と疑うぐらい、前回も今回も絶妙なタイミングで公開してくれて有難い限りです。
そして、現地明日夜アイスショーが開かれるシャンペリーに毎日新聞社の吉田航太カメラマンが取材に行ってらして、今日のリハーサルの写真をあげてくれています。
日本残留組はショーの公式映像を今観ることはかないませんが、報道写真は出てきそうなので、一安心ですね。
授与式は間もなく行われます。セレモニーが華々しく行われること&あすのシャンペリーでのアイスショーの成功を祈りたいと思います。