これまでの「Ice Brave2」公演で記録しそびれていた細かいエピソードや感想を箇条書きでまとめた「細かすぎる一言感想メモ集」の後編です。
前半についてはこちら。

今回は「MCタイム&後半の演技&フィナーレ編」です。
いつもは初めてご覧になる方のことも意識して書いていますが、今回は完全に「マニア」向け?な感じで駆け抜けます。
MCタイムの一言感想メモ
ペンライト煽り
★「MCタイムの吉野晃平さんの観客煽りが進化してる」と山梨初日の記事に書いたけれど、千秋楽ではついに煽り役を佐藤由基さんにバトンタッチ。
彼はプロスケーター歴まだ浅いはずなのに、観客煽りが板についてるの凄すぎw
★吉野晃平さんがトークの最中に四方に身振り手振りで指示してペンライト振らせて遊ぶの、かなり楽しい(笑)。
トーク中のスケーターが「ちょっと皆さん聞いてますか!?」って突っ込むのもかなり好き。東京公演から始めたことみたいだけど、京都公演でもやってほしかった~絶対受けたはず。
★中野耀司さんが「現役時代皆試合でライバルとして競っていた仲間がこうして…」と話してたのは「うんうんそうだね」って思った。
でも、真面目に話している彼をよそに、相変わらず観客いじりが続けられてたのも楽しかった(苦笑)
記録しそびれていたトーク関連
★唐川常人さんのMCタイムは、初演の時から「落ち着いたつねっち」と「弾けてるつねっち」のどちらが出て来るのかを密かな楽しみにしてきた。
「Ice Brave2」になってからは両者の出し具合に緩急がついてきた感があって、益々楽しみw
★各公演会場では、その会場での想い出エピソードが話されることが多い。山梨公演初日に紹介された話題では「ここは合宿によく使われていた」とのこと。
ーしかし、山梨最終公演でようやく吉野晃平さんが「僕はここが一時拠点リンクだった」とのトーク。東日本の選手との記憶はあったので「彼もきっと合宿でここに来ていたのだろう」と思っていたが、ここが拠点の時代があったとは!
そんなことなら毎公演披露してもよかったのに~(笑)。
演技ごとの一言メモ<前半編>
「マイケル・ジャクソンメドレー」
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★「マイケル・ジャクソンメドレー」は「Ice Brave2」の中ではかなり楽しみにしている演目。しかし、山梨最終公演はムーンウォークのところで昌磨さんが何かに引っかかってつまずきそうになってヒヤリ。
ジャンプでの転倒と違ってあそこで転倒するとプログラムの印象に与えるダメージが大きそうなので、耐えきれてホッ。
★この演目に限らず、昌磨さんは演技後はけていくときたま~にムーンウォークしている時があるけど、この日はしっかりやってました。
★いつかもう一度昌磨さんに「マイケル・ジャクソンメドレー」のエキシビションを再披露してほしい。私結構好きだったんで。今ならかなり違う雰囲気になりうる?
「バッド・ボーイ、グッド・マン」
★東京公演のダイジェスト映像で「バッド・ボーイ、グッド・マン」の衣装がチャラい感じの衣装になっていたのを見て、山梨公演で見るのを楽しみにしていた私。確かにこの衣装の方がより感じが出る!
★このプログラムは照明が抜群にイイ!
ロング中央最前列席だと3人に煽りまくってもらえるが、照明とのコンビネーションを見るならばスタンドから見るのが一番良かった!照明担当者の方によると、「山梨の会場は天井の高さ的に照明が映える条件が特に揃っていた」そうな。
★気になっていた衣装チェンジの手法は、直前のMJプロにはいなかった中野耀司さん&櫛田一樹さんが登場する際に、連続演技になる佐藤由基さんにシャツ&サングラスを渡して着替えるスタイル。
★ちなみに京都公演のときは出入り口側ショートサイド最前列にいた私。リンクギリギリで急ブレーキかけてきた佐藤由基さんに氷を大量に浴びせられるという幸運に預かりました(笑)。

最初は自分の足が氷まみれになってるの気づかず、後で「あれ?なんか冷たい?」と気づいて、足元にいっぱいついていた氷を払いましたよ
※下記の写真は京都公演の映像なので「ナルコ」「MJメドレー」の衣装のままです。

あの席にいると、氷をかけられたあとに「あ、ごめんね~♪」みたいに「全然悪いと思ってないだろw」って謝罪の笑顔を向けてもらえます。
サングラス置きに来た時にも話しかけてもらえますね。正面とは反対側ショートサイド、結構おいしいです。
「リバーダンス」
★会場が一面の緑になるのは本当気持ちいい!
ペンライトには真緑と青緑の2色があるのでたまにうっかり青緑を選択してしまうことがあるけど、まぁ気にしない(苦笑)。
こちらは「Ice Brave」新潟公演の写真です

★愛知公演の3公演目と山梨公演3公演目は特によかった!観客のわき具合で本郷理華さんが乗っていくのが目に見えてわかって面白い。
山梨は初演の観客はおとなしめだったのに、2公演目は少し賑やかに、3公演目の前方席はかなり賑やかに。千秋楽にツワモノが多く参戦したのか、それとも噂を聞いてどんどん地元観客も慣れて行ったのかどっちなんだろう?
「月光」
★京都公演、初演の時の最後の最後の方になって二人の衣装の色調が微妙に違うことに気づいた。
以来、照明に照らされる二人の衣装の色調の微妙な違いを毎回楽しんでいる。日によって違う色味に見えるお月様みたいで好き。

★女性陣の「冬」と同様、昌磨さんによる「月光」の演技映像が脳内小画面に再生されつつも、氷上の二人の美しい滑りも堪能できるお得なプロ。
「Ice Brave」第1弾でここに入っていたステファン・ランビエールさんの「タイムラプス/鏡の中の鏡」はひたすら圧巻。でもこのプロも静寂な世界に観客を連れ去り、過去の想い出に浸らせてくれる。「ワイルド・サイド」の前に、空間を清める役目を担わされている演目。
「ワイルド・サイド」
★清められた空間に、おとぎ話に登場する男女が現れて、夢のような世界が展開されるプログラム。
綺麗すぎて終わってしまうのが毎回悲しい。「ああ…終わってしまう」と毎回思う。
★東京公演のダイジェスト動画に、二人が曲に合わせて手を3回上げるところが入っていて嬉しかった。
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★初演時から、この優雅な手の動きが角度もタイミングもぴったり合っていることに毎回驚愕し続けている。エンドポーズの反り具合の角度も見事に一致しているので、初期の練習時に何度も角度を調整したりして合わせたんじゃなかろうかと推測。
昌磨さんの競技プロでは滅多に見られなかったものを見せて貰えてる感が凄い。個人的には「ディス・タウン」のバタフライの動きを超えて来たと思ってる。
★ペアスピンのポジションが新しくなっていたのは、京都公演から?それともそれ以降?
「アレ?ここのポジション変わってる!」と山梨で思ったのだけど、もう京都公演の記憶が既に曖昧なのが悲しい。
「ダンシング・オン・マイ・オウン」
★私は「ダンシング・オン・マイ・オウン」の昌磨さんのラストスピンが大好物なんだけど、中野耀司さんのラストスピンは本当にイイ。もう何度も書いてる気がするけど、やっぱりイイと書き残したい。エモすぎる。
★櫛田一樹さんの衣装は、ほどけた長いリボンタイのようなものがついたデザインになっているのだけど、これがジャンプするときに華麗に舞うのが綺麗。そのシーンが最新のダイジェスト映像に入ってて嬉しい!
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ダイジェスト動画最後の方に出てきます
「ボレロ IV」
★ボレロ前の音楽で少人数ずつ出てくるの大好き。
★個人的にはみんながスポットライトを浴びて派手に登場してくるのに、昌磨さんが派手に目立って登場する際にしれっと出てきて照明の当たらない隅っこにスタンバイする中野耀司さんの姿を横目でチェックするのに、「Ice Brave」福岡公演あたりから毎回ハマっているw。
(あんなエモいスピン滑った後に早着替えすませて、しれっと加わってるスピード感に毎回驚愕w)
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★「Ice Brave」上演時にも書いたけど、左右のスケーター勢をなぎ倒す振り付け好きすぎる。残っててよかった。前回も今回も神と信徒たちor神々の舞に見える。
★もう一つ大好きな、退場口に一列で去っていくスケーター達と一人逆方向に進む昌磨さんとが対比される構図は「2」では立ち止まっているのがほんのちょっとだけ残念。「新横浜Special Edition」ではあの対比構図をもう一度見たい!
★山梨初日の感想にも書いたけど、疲れからなのかフィニッシュポーズの直前に膝をついてしまい、そのまま膝立ちフィニッシュポーズになったのを見られたのは本当に貴重な機会だった。
※こちらは新潟千秋楽での照れ笑いしながらのフィニッシュポーズ

「Ice Brave」第一弾新潟での千秋楽公演のステップで転倒した時の笑顔の写真はメディアが複数入ってたから写真が残ったけれど、今回はあのフィニッシュポーズの映像や写真が表に出ていなくて残念。
トヨタイムズスポーツさんなり地元メディアの方なりが、もしあのレアなフィニッシュポーズを撮影していたらいつか見せてほしい…。
「シー・ユー・アゲイン」
★フィナーレアンコールの雰囲気を漂わせながら、終演を迎える気持ちにゆっくりと持って行ってくれる素晴らしいナンバー。
★山梨公演の夕方公演だったかな?全員で手を上げるときに昔から時々やっているいたずら(思いっきり勢いつけて高く上げるor手をあげられないように力を入れて抵抗する)を宇野昌磨さん&本田真凜さんでやっていて受けました。
最後のMCタイム&フィナーレ
トーク内容関連のメモ
★本郷理華さんが、「『リバーダンス』の曲も流れていないのに、観客席から『理華ちゃーん』の声が聞こえてきて気持ちがアガった」というような話をしていたのが微笑ましかった。
まぁ、そもそも今じゃ曲が聞こえる前にペンライト緑に変えてる人大半だしねw
★最終日に本田真凜さんがアイスダンス練習を始めた頃の想い出と、東京公演後も新しいリフトを練習していたことを話してくれたのが嬉しかった。昌磨さんからも補足で練習エピソードの話をしてくれたし。
リフト練習では本田真凜さんが落下してしまったこともあるらしく、ネット通販で可愛い猫耳?がついているヘルメットを3個セットで買ったエピソードを披露していたのが微笑ましかった。
「上に乗る人の方がずっと怖いはずなのに、僕の方が怖がっちゃって」と謙遜するのが実に昌磨さんらしい。島根か宮城では新しいリフトが見られるかな?
フィナーレ用の一芸披露
★フィナーレでの挑戦を始めた櫛田一樹さんの4回転トゥループ、いつもあと一歩という感じなので「新横浜Special Edition」千秋楽までにいつか決まってほしい。
―でも、島根公演で成功されたらちょっぴり悔しいかも?
(島根に行けない私は観られないから…勝手過ぎますねw でも成功したと聞いたら素直に喜びます!)
★中野耀司さんのバックフリップはとにかく毎回受ける。一般客がバックフリップを初めて見た時の驚きっぷりがすごいので、近くに初見らしきお客さんがいる時は彼がバックフリップを入れる際に毎回新鮮な反応を期待してる自分がいる。
★昌磨さんが最後のフィナーレで4回転トゥループやトリプルアクセルを一発で決めた時、周囲から「決まっちゃったから、再挑戦が見られないわw」という、プチ不満の声が聞こえてきた(笑)。
もちろん成功を喜んではいるんだけど、「おまけ」を見られるのは嬉しいですもんね~。
★山梨千秋楽ではトリプルアクセルで転倒したので周回終了後に「おまけ」あり。
トリプルアクセルの助走に入ったので「これはひょっとしてアレが来るか…?」と思ったら、最後の最後にトリプルアクセル~トリプルフリップの3連続ジャンプを披露。
京都公演でも見られたけど、今回も見られて感激。この3連続は本当に好き。いつまで見続けられるかな?
★ちなみに4回転トゥループが3回転になってしまい、最後の再挑戦で見事成功した回も。
シニア初期によく見かけた、フリーレッグをぐるんと回して耐える感じのギリギリ着氷になってしまった瞬間、昌磨さんの口元が明らかに「あっぶねー」と言ってたのを確認できて楽しかった!
その他書きそびれたひと言感想メモ
2Wayクッションブランケットはまたも早々に完売
★山梨公演で初日に売れた2wayクッションブランケットは、千秋楽公演入場開始早々に「本日分完売」に。
今後の公演に行かれる方は「会場で買える」とあてにしない方がよさそう。オンラインショップで事前購入するか、自前のひざ掛け持参をおすすめ。

「離れ小島」のプレミアムS体験
★私が行った京都公演と山梨公演には、出演者出入り口側ショートサイドの片側に「プレミアムS席1列だけ」のゾーンが存在。(下記の座席配置図で、赤い矢印で示した丸く囲ったゾーン)

いわゆるアイスショーの「離れ小島席」は寂しい気持ちになることが多いが、ここはとても楽しかった。
私がこの「離れ小島席」に座ったのは京都公演。近くに出入り口がなかったため、自席にたどり着くまでリンク外周をほぼ全周せねばならず、最初は「罰ゲームみたいな席だな」と感じていた。
(たどり着くまで結構時間を要したので、開演に間に合わないのではーとヒヤヒヤ)
しかし、この席の背後は選手達の控えスペース!
出番が近づくと背後にエッジ音が「ゴー」と聞こえて来る。「皆がすぐ後ろにいる」気配がビシビシ感じられて楽しいのなんのって。何か楽しそうにやりとりしてる声まで聞こえてくるし。
「でも、向こうの声が聞こえるならこっちの声も聞こえるってことね!変なことを口走らないように気をつけなきゃw」と語り合ったのは楽しい想い出(笑)。たどり着くには遠かったけど、見どころも多い良席だった。
これにて私の今年のIce Braveはおしまい!
「何も考えずに順番に箇条書きにしていったらすぐ終わるか」と思って書き始めたのに、意外と長くなってしまい、前後編に分割して公開する羽目に陥りました。
こんなの細かすぎる一言感想メモの羅列を最後まで読み通せたのは、マニアックな人だけかも?
島根公演は名古屋GPF観戦のため、これにて今年の私の「Ice Brave2」鑑賞はおしまいです。
GPFは14~15時台からの開催だから、「どこでもドア」があったら午前公演が見られるのにな~と考えたりしますが、島根公演に行かれた方の感想を読むのを楽しみにすることにします!

そして、明日12/3(水)は宇野昌磨さん出演の「徹子の部屋」放送ですね!
TVerでも視聴可能ですが、録画したい方は予約をお忘れなく!


