宇野昌磨選手の引退報告会見から今日で３日経ちました。まだ反響や報道は少しずつ続いています。
先日まとめた記事を投稿した後に私が見聞きした範囲のものをまとめていきます。
…って書いてたら、待望のお知らせが来ちゃったよ！
ステファン＆昌磨さん コラボをFriends on Ice2024で披露！
「推しの選手の引退」はある種お祭りのようなもので、「オリンピック直後か？いや北京の時より忙しいかも？」と思うぐらいバタバタでした。
「祭りの後の寂しさ」が迫ってきたタイミングでファンが期待していたコラボプロの披露予定が連続発表されるのは超ありがたいです。巨大な喪失感を少しは埋められます。
奇しくも昨日、2017年フレンズオンアイス「冬」のコラボについて触れたばかり。
「今年は絶対ステファンとコラボあるに違いない」と信じて最速先行でチケット取っててよかったー！
伊藤みどりさんは競技会直前に引退会見を見ていた
ここからは引退関連報道のまとめです。真っ先に書きたいのは伊藤みどりさんについて。
プロフィールにも書いていますが、私がフィギュアスケートを熱心に見るようになったきっかけは伊藤みどりさんでした。（彼女がまだ小学生だった時に初めて演技を見たので、今もふだんは「みどりちゃん」と呼んでますｗ）
みどりさんが国際アダルト競技会に出場し始めて以来、彼女の演技は毎回視聴しています。先日優勝した際の演技映像も引退報告会見の当日にSNSで流れてきたのを即視聴していました。（海外のスケオタ掲示板でも大評判！）
「伊藤みどりさんのこの演技についても書き残しておきたい」と思ったのですが…昌磨さん情報大洪水の真っ最中にそれは無理ｗ。数日たって落ち着いたら書こうと思っていました。その時は個人撮影映像しか出回ってなかったからここで紹介もできなかったですしね。
そしたら意外にも、宇野昌磨選手引退報道に絡めての記事が出てきました！
なんと、みどりさんはあの試合の直前にドイツで引退報告会見の配信を見ていてくれたのですと！しかも記事内では演技映像まで紹介してくれています。ぜひご覧ください、幸せそうに滑るみどりさんの美しいスケーティングを！
日本人初のワールド覇者の彼女にはメディアからの期待＆プレッシャーが集中し、アルベール五輪前後は本当に苦しそうで、ファンとしてはかなりつらかったです。
だから五輪後に引退を発表した時も「もう頑張らなくていいよ…」とすんなり送り出せました。その後現役復帰した時は、復帰が彼女の本当の望みなのか判断がつかず応援していいものか複雑でしたね。
二度の「引退」を経験したトップスケーターの彼女が遠くから昌磨さんを見守り、彼の引退をポジティブに語ってくれているのは素直に嬉しいです。
余談ですが、2017名古屋グランプリファイナル、私男子SPの日だけ観に行ったんですよ。フリーの日はチケット取れなくて。
フリー当日「満知子先生とみどりさんが来てらした」と後で知り、「あ～同じ会場で昌磨くんを応援したかった！」と思ったのをよく覚えています。
みどりさん、一度もナマでお目にかかったことがない…「艦これ」ショー、出るの知ってたら行きたかった！！！
村上佳菜子さん＆小塚崇彦さんからも
同門だった村上佳菜子さんもローカル放送で語っていました。小さい頃の軽食頬張ってる風景、二人とも超かわいい（笑）。
こちらはトヨタつながりもある小塚崇彦さんが語ったコーナー映像です。
小塚さんは別のところで「小さい頃から注目されていたことの大変さ」について語っていたと聞きました（映像未見）。よく言及してくれた！って思います。
昌磨さんは小学生から有望選手として注目されてたから、大変なことも嫌なことも、さぞ一杯あったでしょう。その環境で本当によくここまで育って…ってもう完全におかん目線ですね（苦笑）。
宇野昌磨選手の「戦績」以外の成果をまとめた記事
松原孝臣さんが素晴らしい記事をまた出してくれました。彼をきちんと見つめ続けてた人にしか書けない記事だと思います。
ちょっと調べれば誰にでも書ける「戦績」だけでなく、彼がフィギュアスケート界にもたらした功績をきちんと伝えてくれています。
率直な意見を口にすることの弊害＆結果の双方に触れているのも嬉しい。それでも発言したいorするべきと思った時は踏み込むのが昌磨さんですね。それがうまく行く時と行かない時はあるでしょうけれど。
私が常々思っていることが全部書かれていて、「同意」ボタンがあれば最初から最後まで連打し続けたい内容でした。
＜5/17 17:55追記＞この記事の投稿直前に出たコレもいい記事でしたので追加しておきます。
その他の良かった記事いろいろ
宇野昌磨選手の「試合への心構え」の変遷をまとめた記事
こちらは沢田聡子さんの記事。昌磨さんの「試合に臨む心構え」がこの8年間でどう変化し、現在のような哲学家めいた試合精神にたどり着いたのかをまとめてくれています。
長く応援してきたファンなら知っていることとはいえ改めて振り返ると感慨深いですし、何より彼のことをあまり知らない方にも伝えてほしいので、ありがたい記事ですね。
この期に及んでもなお、あのボストンワールドを思い返すと「来春、ボストン会場のキス＆クライで成長した今の彼を観たかった…」という想いが復活してきちゃいますけどね。
「実力はまだ世界のトップレベル」「その演技を世界に披露してほしい」と思う気持ちは残っているだけに、私はきっとたぶん来年３月も同じことを思ってしまうでしょう。
思うだけだから、許してください。
小学生向けであるがゆえ、シンプルに美しくまとまっている小学生新聞の記事
小学生の頃に取材受けて記事になってたんですね。そりゃそうだよなぁ、小学生で中学～大学生のお兄さんたちが混じった大会で３位なんて快挙を成し遂げたんだもん。小学生の星ですよね！
「フリーでミスが重なり総合4位でしたが、2026年のオリンピックでも金メダルを争う力があると見られていました」って書いてくれているのも何気に嬉しいです。
引退会見をまとめた前後編記事
今後の展開についても付け加えてくださっている丁寧な記事です。
会見にも参加していた中京大学新聞の記事
１２０～１３０名が来た会見なので超大量の写真が出回っていますが、中京大学新聞部が撮影した昌磨さん（記事の最後に掲載）が一番やさしい顔をしている気がします。かわいい顔から急にやさしい顔になるんですよね（笑）。
もう、名言集出しましょう！
TEAM JAPANさんのこの引退会見内容のまとめも嬉しかったです。
ファンとしては引退報告会見の発言は「あれもこれも報道してほしいことばかり」でしたが、「失敗も成功もたくさんあったけれど、両方等しく、僕にとっては宝物のような時間でした」という発言を大きく取り上げてくれた媒体が複数あったのは嬉しいです。
アスリートが努力した結果、成功したらアスリートもファンも大喜びする。でもどんなに頑張っても結果が出ないことはスポーツに限らずある。だからこそ、「失敗も成功も僕にとっては宝物」と言い切る彼のスピリットを広くに知ってもらいたい。
「結果が出なかったことを悔しがるのがアスリートのあるべき姿」という人はいるでしょう。悔しがるのはもちろん大事。昌磨さんも死ぬほど負けず嫌いだったからこそ、ここまで来れたと思います。
でもどんなに頑張っても結果が出ないことだってある。頑張り過ぎて壊れてしまう人もいる。そんな中では「彼のような考え方もあるんだ」というのは一つの発見になりうると思うのです。
私の応援熱が年々高まる一方だったのは、演技の進化＆成熟もあるけど、彼が語る「独特のアスリート精神」に惹かれた部分も大きいです。仙人のようにイイこと言いまくるくせに、お茶目でだらしないところがあるのもツボなんですけどねｗ
以前渡辺倫果選手が「本出してほしい」って言ってたけど、いつか「昌磨語録本」を出してほしいです。
昔の昌磨カレンダーみたいに名言と迷言ミックスでぜひお願いします（笑）。
