韓国ナショナル結果と全米・全カナダ選手権の配信情報&見どころ|ミラノ五輪代表が続々決定<1/8追記>

冬の寒空の下の一本道

新年の恒例行事だった「名フェス」の裏では、韓国フィギュアスケート選手権2026(韓国ナショナル)が開催され、韓国のミラノ五輪代表選手が決定しました。

そして全米フィギュアスケート選手権2026(全米選手権/全米)・カナダフィギュアスケート選手権2026(全カナダ選手権/全加/カナダナショナル)がついに始まります。

今回は韓国ナショナルの結果や配信アーカイブ情報、全米・カナダナショナルの放送&配信情報と見どころをまとめました。一部は無料配信もあります。

<1/8追記> 
全米の記者会見動画もジオブロックかかっておらず無料視聴可能なことが確認できたので追記しておきました

目次

韓国ナショナルの結果&無料配信

正月三が日は「名フェス」以外にも外出の用事が多かったため、韓国ナショナルは結果だけをチェックしていました。

ミラノ五輪の韓国代表決定!

韓国フィギュアスケート競技のミラノ五輪代表は下記の4名&1組で決定しました。(敬称略)

男子シングル】
チャ・ジュンファン
キム・ヒョンギョム

女子シングル】
ジア・シン
イ・ヘイン

【アイスダンス

ハンナ・イム / イェ・クアン

名フェスの最中にキム・チェヨン選手が夏に右足首を怪我した影響からか結果を出せず、ミラノ五輪代表を逃したのを知って少々ブルーになりました。2季前の若手ワールド銀メダリストが五輪に行けないなんて…韓国女子シングルの五輪出場枠が2枠になってしまったことが本当に恨めしいです。

私は今いる韓国シニア女子スケーターの中ではキム・チェヨン選手が一番好みの滑りなんです…

五輪出場枠取りがかかった2025ボストンワールド前にチェヨン選手が交通事故に遭ったのが、あまりにも恨めしいです。

無料アーカイブ配信情報

韓国ナショナルの男子シングル&女子シングルの後半グループの演技は、韓国KBS公式YouTubeで無料視聴できます。VPNを通す必要もありません。

2026韓国ナショナル男子SP
2026韓国ナショナル女子SP
2026韓国ナショナル男子フリー
2026韓国ナショナル女子フリー


※他カテゴリや前半グループ演技もフルで見たい場合は韓国スケート連盟の公式チャンネルからどうぞ

世界ジュニア選手権代表情報

ちなみに世界ジュニア選手権は下記の通りで決まっています。

韓国の世界ジュニア選手権派遣選手(敬称略)

【男子シングル】
ソ・ミンギュ
チェ・ハビン
イ・ジェグン

【女子シングル】
キム・ユソン
ホ・ジユ

名古屋のジュニアグランプリファイナルに揃って出場していたキム姉妹は、ユソン選手のみの出場でユジェ選手は選外となりました…

全米フィギュアスケート選手権 CS放送・配信情報と見どころ

全米フィギュアスケート選手権(全米選手権/全米)は、ミズーリ州セントルイスで日本時間の1/8(木)~12(月)まで開催されます。日本との時差は15時間です。

スケジュール

全米はこのところNBCでの放送のためか、フリー&FDは各カテゴリの第1グループだけを現地時刻の昼に済ませて、長めの休憩を挟んでから第2・3グループを実施するという変則的なスケジュールになっています。

そのためフリー・FDの第1グループ以外は、日本時間の午前7時を過ぎてからの開始で13時頃までに終了するので、比較的ライブ視聴しやすい時間帯の実施となります。(といってもSP&RDは平日開催なのですが…)

日程開始予定時刻(日本時間)カテゴリ
1/8(木)07:33~09:12ペアSP
10:27~12:56女子SP
1/9(金)07:03~09:15アイスダンスRD
10:18~12:52男子SP
1/10(土)05:00~05:42ペアフリー第1G
05:57~06:56女子フリー第1G
09:21~10:43ペアフリー第2&3G
10:58~12:52女子フリー第2&3G
女子表彰式⇒ペア表彰式
1/11(日)05:25~06:12アイスダンスFD第1G
06:27~07:33男子フリー第1G
09:07~10:38アイスダンスFD第2&3G
10:53~12:55男子フリー第2&3G
男子表彰式⇒アイスダンス表彰式
1/12(月)04:00~06:30エキシビション

放送&配信情報


今年は有料BS放送のJSPORTS4チャンネル(245ch)にて全カテゴリ生放送(日本時間早朝のフリー&FD演技をのぞく)があります。

私はプリンスアイスワールド(PIW)に行く日以外は、ライブで見られそう。同日程開催の全カナダフィギュアスケート選手権の状況もチェックしつつ、最終グループあたりはライブ視聴するつもりでいます。

JSPORTS4の放送を視聴するには

JSPORTS4チャンネルを視聴するには、スカパー!や、ケーブルテレビや光回線系テレビサービス(例:ひかりTV、auひかりテレビ)で JSPORTS4を含む有料チャンネル契約 が必要です。
なお、ひかりTVやauひかりテレビを使えば必ずしも衛星(CS)アンテナの設置は必要ありません。

JSPORTSの視聴には基本料金(加入月は無料、翌月以降1980円/月~)のほかに2,980円/月がかかります。(料金は全て税込)残念ながらJSPORTSは「基本パック」や「セレクト5」「セレクト10」などのパックプラン内のチャンネルに入っていません。一番安価な「セレクト5」プラン(加入月は無料、翌月以降1980円/月)を契約しても、JSPORTSパック2980円が別途かかります。

(結構コストがかかるので、全米~欧州選手権・四大陸選手権の放送が終われば私は一時解約の予定です)

JSPORTS4はオンラインでも視聴可能

インターネット環境があれば、 J SPORTSオンデマンド ウィンタースポーツパックを契約すれば、有料BS放送と同内容の全米配信がライブまたはアーカイブで視聴できます。経済的に済ませたい場合はこちらがおすすめです。

昨季3位のカムデン・プルキネン選手は無念の欠場

全米フィギュアスケート選手権では、新年早々にカムデン・プルキネン選手が欠場を自身のSNSで発表したのはかなりのショックでした。ヘルニアが原因のようです。

昨季はグランプリシリーズ(GPS)大会での調子は今一つ。やはりサラリーマン生活との両立は厳しいか?と思っていたら、2025全米選手権では素晴らしい演技で3位に入りました。

ミラノ五輪シーズンは休職して競技に専念すると聞いていたので期待していたのですが…。グランプリシリーズ(GPS)中国大会を棄権した段階で「今季は厳しいかも」と覚悟はしていましたが、全米まで欠場することになるなんて辛すぎる事態です。

来季は国際大会派遣もなくなるだろうしこのまま引退ーーという可能性も頭をよぎり、非常につらい気持ちになります。

2026全米の見どころ

男女シングルでは男子3枠目争いが注目

女子シングルのミラノ五輪代表はアリサ・リウ選手、イザボー・レヴィト選手、アンバー・グレン選手の3名でほぼ当確かと思われます。ブレイディ・テネル選手サラ・エバーハート選手、スター・アンドリュース選手などが上位に食い込んでもこの3名の優位は揺るがないように思います。

女子シングルでの個人的な注目ポイントは、アリサ・リウ選手が「トリプルアクセルを投入するかどうか」「作り直したレディー・ガガのフリープログラムの仕上がりがどうか」ですね

男子シングルもイリヤ・マリニン選手は何があっても当確で、ジェイソン・ブラウン選手もよほど悪い結果にならない限りは当確ではないでしょうか。

シングル競技での最大の注目は男子3枠目に誰が入るかかと思います。

今季急に成績が安定した樋渡知樹選手が第一候補、続いてアンドリュー・トルガシェフ選手、マキシム・ナウモフ選手あたりが 3枠目候補かと思います。ジミー・マー選手は今季の成績からするとちょっと厳しいかな…ジュニアの選手たちが上位に食い込んでくる可能性はあるかとは思います。

でも、北京五輪の際全米2位だったマリニン選手を五輪代表に選出しなかったことから言って、ジュニア選手は上位に入っても五輪には派遣されなさそうです。

事実上4組で2枠を争うペア

ペアの2枠を争うと私が予想するのは下記の4組。ペアは何が起こるかわからないので、かなりドキドキ。

アリサ・エフィモア/ミーシャ・ミトロファノフ組
エリー・カム/ダニエル・オシェイ組
エミリー・チャン/スペンサー・アキラ・ハウ組
オードリー・シン/バラージ・ナギー組

ロシア代表⇒ドイツ代表と渡り歩いてきたアリサ・エフィモア選手は、五輪出場に必要な米国籍資格取得が間に合うかどうかが未だに確認できていません。近日中に出場可否が判明するらしいという噂は年明けに見かけましたが、真偽のほどは不明です。

代表争いが一番熱いアイスダンス

全米で一番ミラノ五輪代表争いが熾烈なのは、アイスダンスだと私は思っています。

出場枠は3。枠を争う可能性が高いのは5組。(他の組も可能性はあります)
世界選手権3連覇中のマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組は当確でしょうが、あとの2組が読めません。

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組
エミリア・ジンガス/ヴァディム・コレスニク組
クリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ組
キャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ組
マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組

GPFに進出できたエミリア・ジンガス/ヴァディム・コレスニク組が頭一つ抜け出した感はあります。昨季2番手だったクリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ組は今季伸び悩んでいましたが、秋に五輪出場資格を獲得、今季プロも変更しています。シブタニ兄妹もRDを変更。また、マイア・シブタニ選手は夏に膝の骨を怪我していたとの情報が出ていたので、GPS時よりも調子が上がっている可能性もあります。

いや、どうなるかが本当に読めないです。

公式練習・記者会見動画は日本からも無料視聴可能

JSPORTSを契約していなくても、公式練習動画なら日本から無料視聴が可能です。

米国スケート連盟の公式YouTubeチャンネルにて、公式練習動画がライブ配信されています。こちらはジオブロック(地域ごとの視聴制限)がかかっていないので、VPNを使用せずとも無料視聴できます。

最近の米国スケ連配信の公式練習動画ではお馴染みのジャン=リュック・ベイカーさんら元米国の著名スケート選手による解説つきです。(ただし英語字幕や日本語翻訳字幕が表示可能な設定にはされていません)

下記の女子の公式練習初日配信はポリーナ・エドモンズさんとコンビ解説でした。男子シングルはフィギュアスケート専門記者のジャッキー・ウォンさんとのコンビペアは解説なしでした。アイスダンスの公式練習はまだですが、おそらくジャン=リュック・ベイカーさんの解説はあるのでは?と予想しています。

こちらは女子シングル公式練習1日目 アリサ・リウ選手のフリーの曲掛け練習から再生されるよう設定しています(1:52:50~)

アリサ・リウ選手はロンバルディア杯で一度だけ披露したレディー・ガガの曲のフリープログラムを大幅に修正し今回の試合に臨むようです。

この日の曲かけ練習はジャンプは流していたのでジャンプ構成はわかりませんでしたが、終盤のステップは比較的しっかり踏んでいました。確かに曲はなじみやすい編集に変わっているようで、解説の二人とも「この曲の編集は良い」と褒めていました。

<1/8追記>
プレスカンファレンス(記者会見)動画もジオブロックがかかっておらず、日本から無料視聴可能です。

女子SP終了後のプレカンではみんな高いテンションのまま高いテンションで喋ってて楽しいです。字幕表示などは出ないですが雰囲気だけでもちょっと楽しめるかも。

2026全米リザルト情報(ライブ更新あり)

放送や配信をチェックできない場合も、リザルトはライブで更新されますので、試合経過をほぼリアルタイムでチェックするのは可能です。

2026全米フィギュアスケート選手権リザルト(シニアのみ)

こちらはシニアのみの、通常のリザルト表示形式です
Starting Orderの欄はリアルタイムで随時更新されるほか、エントリー&タイムスケジュールも掲載


2026全米フィギュアスケート選手権公式ページ(ジュニア等含むライブリザルト閲覧可能)

こちらに掲載のリザルトは本記事公開時点ではノービス&ジュニアのみの表示です。後日にシニア競技用の欄がchampionships pair,champinships womenなどと表示されると思われます。
各欄の右端の「Final」をクリックすると採点結果が見られます
※各選手の採点表はTotal Score欄の右にある「+」をクリックすると表示されます

2026カナダナショナルの配信情報と見どころ

カナダフィギュアスケート選手権2026(全加/カナダナショナル)はケベック州ガティノーにて、日本時間のあす1/8(木)からジュニアの競技開始。シニアの競技は1/10(土)から12(月)までの開催です。

競技スケジュール

日本時間では男女SPやペア競技、アイスダンスFD最終Gは午前中の比較的見やすい時間帯。しかし、それ以外は深夜1時~6時過ぎまでのなかなか辛い時間帯です。

10&11日の見やすい時間帯は全米選手権とまるかぶりなので、ライブで見ようと思ったら二つを行き来する必要がありますね。

日程開始予定時刻(日本時間)カテゴリ
1/10(土)06:45~09:10 男子SP
10:25~11:22ペアSP
1/11(日)01:00~03:05アイスダンスRD
03:25~06:20男子フリー
07:30~09:55女子SP
10:20~11:29ペアフリー
1/12(月)01:40~04:35女子フリー
05:00~07:30 アイスダンスFD
スケジュールは都合により変更になる場合があります

ライブ/アーカイブ配信を日本から視聴可能

カナダナショナルはカナダスケート連盟公式チャンネル(Dailymotion)による配信にて、日本からライブorアーカイブで視聴できるので毎年チェックしています。

スケートカナダ公式ライブ配信/アーカイブ(Dailymotion)

今年もおそらくケヴィン・レイノルズさんなど往年のカナダの名選手たちが解説に加わることが予想されます。

2026カナダナショナルリザルト

2026カナダナショナルの見どころ

ミラノ五輪代表枠「1」を争う男女シングル

このところ勢いのなかったカナダ男子ですが、ミラノ五輪シーズンになって急に活気が出てきました。ミラノ五輪代表の枠は1つ。今季復活を遂げたスティーヴン・ゴゴレフ選手と、ようやく本番で崩れにくくなってきたロマン・サドフスキー選手の一騎打ちだと私は思っています。ゴゴレフ選手が今季のジャンプ精度を保てていれば一歩リードしているかと思いますが、ジャンプは水物なのでどう変わるかは読めません。

カナダはナショナルの結果のみではなく通年の成績も加味して選考するらしいので、今季電撃復帰したキーガン・メッシング選手が代表になるのは正直厳しいと見ています。私が見た今季の試合では、現役時代のようなジャンプはまだ取り戻せていませんでした。それでも、彼が競技プログラムをどこまで仕上げてきているのかは注目しています。

カナダ女子もミラノ五輪代表枠は「1」。北京五輪後の女子シングルで一人頑張ってきたマデリーン・スキーザス選手が候補筆頭ではありますが、今季序盤はかなり調子を落としていました。北京五輪シーズン以降試合に出ていなかったが今季復帰したガブリエル・デールマン選手(27歳)とどちらが五輪代表を掴むのか?今季成績は拮抗しているので、どちらがナショナルを制するかは当日の調子次第になりそうです。

若手のサラ=モード・デュピュイ選手(20歳)が、この二人に食い込むのはちょっと厳しいかもしれません。

ペアは五輪2枠を3組で争う?

カナダのペアのミラノ五輪出場枠は「2」です。その枠を争うのはおそらく下記の3組でしょう。

ディアナ・ステラート=デデュク/マキシム・デシャン組
リア・ペレイラ/トレント・ミショー組
ケリー・アン・ローリン/ルーカス・エティエ組

2シーズン前の世界王者ディアナ・ステラート=デデュク/マキシム・デシャン組は大崩れしなければ代表に選出されるかと思います。

残り2組は、今季の平均スコアで比較するとリア・ペレイラ/トレント・ミショー組がケリー・アン・ローリン/ルーカス・エティエ組を12点弱上回っています。順当にいけば「ステデシ」と「リアトレ」の2組が代表になりそうです。

しかしながら3番手のケリー・アン・ローリン/ルーカス・エティエ組はGPS最終戦でパーソナルベストを更新して銅メダルを獲った伸び盛りです。ペアは大技の成否で点数がかなり上下しますので、ひょっとして?ということもありうるかもしれません。

アイスダンスは「3」枠目の争いに注目

カナダのアイスダンスのカナダのミラノ五輪出場枠は「3」。可能性がありそうなのは下記の4組でしょうか。

フルニエ・ボールドレー/ニコライ・ソーレンセン組が諸事情から解散、国籍を変更して「フルシゼ」としてフランスから出場することになったので激戦の様相が少し弱まりました。

パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ組
マージョリー・ラジョイ/ザカリー・ラガ組
マリー=ジャード・ローリオ/ロマン・ルギャック組
アリシアファブリ/ ポール・エイヤー 組

「パイポー」と「ラジョラガ」はほぼ当確でしょうが、3枠目がどうなるか…と今季序盤は思っていました。しかし今季はマリー=ジャード・ローリオ/ロマン・ルギャック組が今季好成績を積み上げており、2歩ぐらいリードしている印象です。波乱が起きない限り彼らが代表3枠目を掴みそうな気がします。

全米とカナダナショナルの結果で、北米の五輪代表選手が出そろいます。あとミラノ五輪代表選考の場となるのは、欧州選手権ですね。ミラノ・コルティナ冬季オリンピック2026がいよいよ近づいてきます。

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