THE ICE(ザ・アイス)2024 リハ見学&愛知公演&東京公演通しての感想まとめ<後半>

トゥーランドット演技後観客に手を振る宇野昌磨&チャ・ジュンファン

今日は滋賀県で開催されるサマーカップを観に行っていました。明日も行く予定ですが、その話は後日記録するとして、今回はTHE ICE(ザ・アイス)2024の内容についての感想まとめ後半です。

前半の感想はこちら。

前回と同様、全編観客スマホ撮影OKだった日の撮影動画や写真等を織り交ぜながら、プログラム順に振り返っていきます。

目次

真夏の氷上7番勝負

後半の幕開けは「真夏の氷上7番勝負」。過去のジャンプ対決やダンスバトルに変わる新企画です。

メンバーが毎回固定だったのだけがちょびっと残念でしたが、企画は楽しかったですね。(固定メンバーがいてもいいんですけど、出演スケーター全員、何なら応援団として出て来るだけでもいいから最低1回は参加しているところが見たかった…)

7つのゲームのうち、私が楽しかった順でランキングつけると上位は下記の3つですね。

  • ボール運び
  • エアギター
  • 段ボールジェンガ

「ボール運び」は、おたまにボールを載せて片足スケーティングで既定コースを3人が往復する合計タイムを競うもの。コースに置かれたコーンをよけながら片足スケーティングで進むルールですが、帰りは後ろ向きのまま戻るという難ルールが直前に設定され、選手たちもちょっとざわついていました。

いや~前&後ろ向きの片足スケーティングをあんな楽しいお遊びと共に眺められるなんて最高じゃないですか!スケーター全員に参加してほしかった位楽しかった。

「エアギター」は「これは楽しそうw」とゲーム種目が発表された初日から期待していました。用意された3曲に合わせ、各チーム1人ずつエアギターのパフォーマンスを繰り広げます。エアギターというより途中からはところどころコリオシーケンス対決みたくなってました(笑)。

「さすがに6人も連続やったら単調では…」と危惧してたんですが、真ん中にブルース調の曲を入れてきたのはGOODでした。ヘッドバンギングしながらガンガンエアギタームーブかましまくってた若者たちとは異なり、大人の男の魅力でブルース調の曲に合わせてねっとり攻めてきたアレクサンドル・セレフコ兄さんには脱帽です。

3つ目の「段ボールジェンガ」はスケーティング要素ほぼゼロだったけど、純粋にゲームとして楽しかったのでランクイン(笑)。なかなか決着がつかず、あそこまで白熱するとは。抜いた段ボールを上に載せる時に、スケート靴はいたままおんぶするのはちょっとハラハラしましたが。(誰も転倒とかしなくてよかった)

他のゲームも楽しかったです。

「浮き輪投げ」
はリハーサルの時は上手に投げていた三浦佳生選手がてんでうまく行かなくて気の毒でした。空調の強さがリハの時と違ってて風に流されたように見えました。観客から「あぁ~」って残念そうな声が上がる度に「いや、佳生くん昨日のリハでは上手だったのよ!」って弁護してあげたくなりました(苦笑)。

「絵心対決」は鉄板の企画ですね。この回私は配信で観てたので、これ会場で観てたらどんな感じなんだろう?という疑問は残りましたが。

「Jumping SHOMA」のお題で描いたジュンファン選手の絵が可愛かったです。トゥーランドットの衣装と笑顔の昌磨さんを描こうとしたのね!って。背後に描いたのはクリムキンイーグルしてる昌磨さん?とか色々手を尽くす努力をしたけど…という過程が見えてとても可愛らしかった。マリニン選手の絵もかわいかったけどね!

「ボーリング」はちょっとゲームの難易度設定に無理がありましたかね。最後マリニン選手が的に当ててくれなかったらどうなることかと思いました。抱き合って喜ぶAチームのみんなが大変愛らしかったです。そして「ラジコンレース」では妙に操作がうまいニカ・エガーゼ選手がツボでした(笑)。

「鼓童」さんの屋台囃子~男性スケーター達との連続コラボへ

楽しいゲームで盛り上がった後に後半開幕。冒頭は「太鼓芸能集団・鼓童」さんによる「屋台囃子」で彼らの演奏を満喫。演奏も見事でしたが、祭り提灯を生かした照明もこれまた美しかったです。

そして始まる、ジャン=リュック・ベイカー(以下JLB)さんとケヴィン・エイモズ選手とデニス・ヴァシリエフス選手による「エッジ音堪能プロ」の「Glide 滑走音」はもう…!
リハーサル見た時から超気に入ってて毎回死ぬほど楽しみにしてました。

最初は去年のNHK杯のように氷の中にマイクを仕込んだのか?と思ったのですが、靴の方にマイクを仕込んだんですかね?会場ではエッジ音がエコーと共に大音響で響き渡っていました。私のへたくそなスマホ撮影動画ではあの音響がろくに伝わらないですが、音量をあげてもらうと少しは臨場感が出るかも?

3人の演技終盤から鼓童さんの演奏が始まり、若手スケーターによる「Stride」にバトンタッチします。

こちらはいつものTHE ICEのメンズグループナンバーといった感じで、みんな楽しく好き好きにやってる様子が楽しいです。男子シングルスケーターのダイナミックスケーティングに和太鼓は本当に合いますね。

エッジ音聴かせるプログラムは毎年の定番企画にしてほしいぐらい好き!(スケーター選ぶだろうけど)

ちなみに上記動画のサムネイルに使っている、鼓童さんステージ前に6人のスケーターが一斉にポーズを取って叫ぶ演出があるんですけど、最後まで何と叫んでいるのかが聞き取れませんでした。「We are XXXXXX!」と言っていたような。(全然違うかもだけどw)

次世代スケーター(愛知公演のみ)

愛知公演のみ、このタイミングで次世代スケーターの演技が入りました。通常はトップバッターを任されるイメージだったので、愛知公演初回でいきなりデニス・ヴァシリエフス選手が滑り出した時は「あれ?」って思ったんですけど、ここに入れこんだ意図は、後でわかりました。

最後の個プロとなる宇野昌磨さんの演技前、THE ICE初期に次世代スケーターとして出ていた小学生時代の昌磨さんの映像が流れるんです。

ほんの30分ほど前に子どもスケーターが滑っているのを見ているから、「ああ、宇野昌磨さんもあの子のように小さな頃からこのショーに出ていたんだな。滑ってた子の中から未来のメダリストが生まれるかもしれないんだな」って初めて来た観客にもわかってもらいやすいんですよね。

「なるほどな」ってなる順番でした。

私アイスショーで子どもスケーター出て来るの割と好きなんで、最近のTHE ICEでは愛知以外出てこないの少し寂しかったりします。

「絶対に入れて!」という強いこだわりがあるわけじゃないけど、見られると嬉しいというかなんというか。

各スケーター達の個別プログラム

エミリー・チャン&スペンサー・アキラ・ハウ組

ここでガラッと雰囲気が変わって大人な雰囲気のペア演技が始まります。「Vincent – Starry Starry Night 」とエド・シーランの「Give Me Love」の2プロを滑っていました。後者が新SP?と推測してたら、ちゃんとInstagramで公式発表してました。

アイスショーでペアは最低一組はいてほしいですね。せっかくナマでトップスケーターの演技を見られる貴重な機会、高さのあるリフト技&スロージャンプ&デススパイラルは最低1回は見たい(笑)。

彼らは前から好きなペアでしたが、正直こんなに色んなプログラムができると思っていなかったので(すみません見くびっていました)、今季はこの二人も積極的に応援しようと思います。

また先日の投稿で触れたとおり、「Vincent」を次に見たら今度こそ衣装チェンジのタイミングを確認したいです!

MCから客席に話しかけるコーナー~ナビゲーターが客席に?

ここでいったんMC蒲田さんによる客席への質問コーナーが始まります。愛知公演では「遠征客の比率」、東京公演では「初めて来た人」の比率確認をしていました。どちらも私の予想以上に多かったです。

どうでもいい話をひとつ。
この時、遠征客の比率を確認するために「新幹線に乗ってきた人!」って聞かれたんですが、私は近鉄電車で名古屋まで行ったんですよね~手を挙げていいものかちょっと悩みましたよ(苦笑)。

質問の主旨は「遠征かどうか」だと思ったので挙げました。帰りは新幹線だし(笑)。

そしてその流れで、客席で派手に盛り上がっていたナビゲーター二人が映されてMCに叱られるーというベタな演出が入ります。正直なところ私この手のTHE ICE特有のベタ演出はあんまり好きじゃないんですが、今回はリハーサルでこの部分の練習風景をガッツリ見てしまったので、「カメラに抜かれるタイミングでの変顔がんばれ!」と妙に応援モードにスイッチが入りました(笑)。

アレクサンドル・セレフコ選手

去年のNHK杯までセレフコ兄弟の見分けが怪しかった癖に、昨季のNHK杯~ユーロの流れですっかりセレフコ兄が「気になる選手」に格上げになった私。そして今回のTHE ICEでは完全に「好きな選手」にランクアップしました。

さすがエストニアでアイスショーの看板を兄弟揃ってやってるだけあって魅せるのがうまいのなんのって!(そしてこのショーにも出ているマリニン君は働き者!)

ケヴィン・エイモズ選手もそうですが、彼もひとつひとつの所作が美しくて本当に引き付けられるんですよね~。これで4回転ルッツが安定して入るようになったらとんでもないことになりそうなんですが、果たして今季どうなるか?

新しいエキシビションプログラムの「She’s Out Of My Life 」はマイケル・ジャクソンの超有名バラードのセルフコレオ。私これがすごく気に入りまして、愛知公演の土曜日観客スマホ撮影の日に喜び勇んでスマホを構えたんですが、その回は新SP「Why’d You Lie?」でした(苦笑)。構えちゃってたのでそのまま撮りました。

振り付けはディヴィッド・ウィルソンさんだそう

東京公演の全編観客スマホ撮影OK日もスマホを構えてスタンバイ。「さ~どっちが来る!?」と思ったら、照明落とされて真っ暗な中、私の目の前にスタンバイする気配が感じられて「おぉ、この位置から始まるとなるとMJキター!」って思いました(笑)。

放送版はSPとこれとどちらになるでしょうか

鼓童さんコラボの時のヒールスピンやフィナーレの連続バタフライジャンプ等、「見せ場」が一杯あったのも嬉しかった。THE ICEは全スケーターに華やかな見せ場がいくつも用意されているのが好きですね。

チャ・ジュンファン選手

セレフコ兄さんの演技に見惚れた後はチャ・ジュンファン選手が登場、連打連打という感じです。

チャ・ジュンファン選手が今年披露したのは3プロ。愛知公演の撮影OK日は新EXの「Mr/Mme」でした。フランス語のラブソング?歌詞がよくわからないままただただ滑りを堪能。

東京公演の撮影OK日は、「撮影せずじっくりジュンファン選手の演技に集中しよう」と思ってたんですが…照明がついた時点で昨季SPの「仮面舞踏会」だと判明!

「ちょっと待って…私のいる席近辺はジュンファンが客席煽りするところの間近じゃないか?」と思い当たり、慌てて撮り始めました。演技冒頭が欠けてるのはそのせいです(苦笑)。

残念ながら客煽りのド正面ではなかったですw 肉眼ではバッチリ間近に見えて良かった!

もう一つの個プロは昨季EXの「Casino Brawl/ Pray For Me 」でした。

今年のTHE ICEではジュンファン本当に大活躍でしたよね?私も存分に楽しませてもらいましたが、ジュンファンファンが心底羨ましくなるぐらい見せ場の連続でした。ゲームやってる時と演技の時の振れ幅凄すぎです。

グループナンバー「Boys」

しっとり魅せる系が続いたところで、あっかる~いノリのグループナンバーが始まります。滑るのはマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組とエミリー・チャン/スペンサー・アキラ・ハウ組、宮原知子さん&JLBのナビゲーターコンビ。

男性陣でJLBさんを魚みたくリフトしてるんですが、ニッコニッコのJLBさんの表情がよく見えない~~~

70年代風の「サタデーナイトフィーバー」風のギラギラファッションで「ノリノリ」になるJLBの魅力全開ってな感じのプロでした(笑)。上の写真では隠れちゃってるけど、スペンサー・アキラ・ハウ選手が全身キラッキラの衣装をがっつり着こなしててスゲーと思いました。

ちょっとドノバン・カリーヨ選手に雰囲気が似てたかも。彼もキラッキラ系衣装を得意?とする選手。試合ではあんなキラッキラ系衣装はそうそう見られないのでこういうショーで視覚的にも楽しめると嬉しいです。

ガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン組

そして出てきたパパシゼ組。今回は「バッハの無伴奏チェロ組曲」と「When the Party’s Over」の2プロを披露していましたが、バッハ比率高めでした。私はバッハの方がより好みなので一杯見られてありがたかったです。「Fantasy On Ice」神戸公演でも見てるんですけど、好きなプログラムは何度見ても飽きません。

この演技の映像は美しい放送版録画を持っているから、写真撮影トライしてみましたが全然上手に撮れなかった…

ピンボケで残念~どこを切り取っても美しい、素人にも撮りやすいスケーターなのに(苦笑)

そういえばチャ・ジュンファン選手の新エキシ「Mr/Mme」はギヨーム・シゼロンさん振付だそうで、選曲も彼なのかな?佐藤駿選手もシゼロン振り付けだしどんどんシゼロンプロが増殖していく感(笑)。

ミラノ五輪前に復帰するのかしないのかがファンの間では注目されていましたが、今のところ明確な発表は目にしていません。今季競技復帰しなかったらミラノ五輪出場はもうないのかな…。

イリヤ・マリニン選手

世界王者になったことで、なんとパパシゼの後の登場という大役です!去年のマリニン君なら少々荷が重かったように思いますが、風格も備わってきてこの順番でも違和感が無くなりました。

私はこの後昌磨さんプロ撮影用の集中力を貯めておく必要があるため、マリニン選手の演技は写真のみ撮影にしたんですが…やっぱり全然うまく撮れない(苦笑)。

近くに来たタイミングを狙ったものの、ボケボケだわ肝心の足元映ってないわでダメダメw

彼が披露してくれたのは今季SPの「Running」と新エキシの「Lovely」。まだ粗さが目についた一昨年・去年の滑りと比べると進化を感じます。

SP「Running」は彼の個性をうまく生かせる選曲だと思います。今季も手ごわそう。鼓童さんとのグループコラボでのジャンプ勝負では4回転ジャンプをひょいひょい決めていて見ごたえありました。

ネイサン・チェンさん、キーガン・メッシングさん、アダム・シャオ・イム・ファ選手と3人もバックフリップできるスケーターがいた昨年と違い、今年のTHE ICE出演スケーターでバックフリップができるのはマリニン君ただ一人。(昨夏はまだできなかったけどついにマスター!)時々バックフリップを披露してショーを盛り上げてくれていました

下記のインスタはTHE ICE練習中の時のものです。

彼は本当にたくさんのアイスショーに出ています。こんなに出て大丈夫?と心配になるぐらい。

まぁでも二十歳前後の宇野昌磨さんもそうでしたね、試合もアイスショーも出て出て出まくってた(笑)。昌磨さんもマリニン君も大勢の人に観られることで伸びるタイプなのかなと勝手に思っています。これからまだ伸びていくんだろうなぁ。

宇野昌磨×鼓童コラボソロプログラム「巡 -MEGURU- 」

リハーサル観た時から「おおおお」と思っていたこのプログラムですが、本当に回を重ねるごとに進化していきました。ジャンプの難易度もアップしましたが、それ以外の言葉にしづらい部分がどんどん進化していった感じ。

生演奏×昌磨さんの取り合わせは無敵

いつも不思議なんですが、昌磨さんはあまり音楽を熱心に鑑賞したりするタイプではないのに独特の感性&リズム感で音を表現します。音楽に与えられたインスピレーションが彼の奥底に宿って、「曲に合わせて動く」のではなく、一緒に音楽を紡いでいく感じ

だから生演奏で滑る彼は本当に見ごたえがあります

ジュニア最終年、SPでやっていたクロイツェルを全日本後のエキシビションMOIでヴァイオリンの生演奏と一緒にやったことがありましたが生演奏で個プロを演じるのはそれ以来でしょうか?

まして私が一度はやってほしいと思っていた「和の音楽」&「パーカッション」の二つの要素両方兼ね備えた鼓童さんの生演奏で滑るーというのはこの上ない幸せでした。

シャンペリーのアイスショーも著名なピアニストの生演奏での演技。極上の滑りができるスケーターの演技を素晴らしいアーティストの生演奏で味わうのって本当に贅沢の極みですよね。

あと何年こんな出会いを見せてもらえるでしょう?
昌磨さんは「いやいやそんなには…」と言うかもしれませんが、できるだけ長く滑りを見ていたいです。

せっかくのトリプルアクセルが照明で真っ白でとんでしまってよく見えないのが残念…

過去プロ引用をちりばめた「引退記念」の振り付け

観客に公開された公演前日のリハーサル時点では既に振り付け自体は終わっていて、昌磨さんは一人でスマホ動画を確認しながら振付を体になじませている段階でした。なので、佐藤有香さんがこの振り付けにどこまで、どのように関わっていたのかは現時点ではよくわかりません

有香さんも昌磨さんの過去プロの振り付け全部覚えてるわけじゃないだろうし事前に過去プロ動画を見て研究したのか、それとも色々二人で相談しながら決めて行ったのか、知りたい点が山ほどあります。後日の放送でそのへんきちんと見せて頂けると嬉しいのですが。

一歩間違えば「過去プロのつぎはぎ」になってしまうところを、よく一つの別モノプログラムの段階まで仕上げたよなーと感心します。

前日リハーサルの時は「ああここはラヴェンダー、次はGravity? ここは明らかにエブエブ、ああ天国の階段キター!」みたいな感じで「過去プロ振り付けクイズ」状態で見ていましたが、ショーが始まると純粋に「巡ーMEGURU-」という新プログラムを見ている気持ちになっていました。

当初は脳が混乱したボレロのステップもこのプログラムのステップとして堪能できるようになったのが自分でも不思議でしたね。

こちらが東京公演の演技映像

アイスショーなのに謎の緊張感w

アイスショーでの演技は試合とは異なり本来はあまり緊張しないものなのですが、今回の「巡-MEGURU-」は何だか試合のような緊張感がありました。(4T5本とか4回転4種入れてきた一昨年のTHE ICE「G線上のアリア/メア・トルメンタ・プロぺラーテ」は除きます。あれはショーを超越した特別な緊張感がありましたw)

特に全編観客スマホ撮影OK公演の時はたくさんのスマホが彼に向けられているし、「ジャンプ決まりますように!」って試合みたく祈ってしまいましたよ(苦笑)。

試合だと「自分に挑む」という感じですが、今回は自分自身だけでなく、鼓童さんとの「果たしあい」をしているような印象がありました。即興要素が多いわけではないのに、ある意味ジャズのセッションを見ているかのような感覚すらあったかな。

何だかまだまだ化学反応が起きそうな感覚があったので今年の公演数が7回こっきりだったのが惜しいです。鼓童さんが挙げてくださってる動画、演技後半部分だけどさすがに切り取り方が上手いです!

「一期一会」のアイスショー演技の撮影動画が多数残る喜び

「巡るーMEGURU-」は大勢の方が撮影して動画を様々な手段であげておられるので、本当に色んな角度で見ることができて眼福です。

もちろんプロの機材&技術で撮影した放送版が一番ですが、観衆のざわめきや息遣いが聞こえて来る観客撮影動画は例え映像が不鮮明でも私は大好きなので、今回撮影が可能な回があったのはめちゃくちゃ嬉しいことでした。

と言いつつ余りにも上がっている数が多くて全部をチェックしきれていません。ひたすらブックマークしてみたけど全部は見られてないんですよね。

AIとかに「〇〇公演東側最前列」「〇〇公演西側スタンド上段」とか分類してもらってリスト化してほしい…その日の気分で「今日はどの角度から観ようかな」と選べるのに(笑)。

フィナーレ

昌磨さんの演技の後はフィナーレになだれ込み。

フィナーレの鼓童さんの「結 YUI」という曲が結構耳に残りまして、今も時々結構脳内で鳴っています。この曲に合わせて全員でショートサイドにステップで進むとこ本当に惚れ惚れしますね。

フィナーレの衣装、ジュンファン選手と合わせるため愛知公演の法被が東京公演ではシャツにリメイクされていました。昌磨さんの法被の柄とても好みでしたわ~布が余ってるはずなので販売してほしいです(笑)。あのハンカチとか巾着袋とかが売ってたらマジで欲しいw。

東京公演では右端の二人だけシャツリメイクバージョン衣装に

フィナーレや周回の映像もたくさんSNSで見られて幸せでした。自分が見逃したいい表情とかを見られるのって本当にいいですね。

そういや私千秋楽の昌磨さんの3A~3F、ちょうど対角線上の席で遠すぎてよく見えなかったんですよ!!!

あれを正面から撮った動画を探そうと思っていたのにちゃんとチェックできてません!後日じっくり探さねば。

ショーが終わったあともこういう楽しみが長く続くのは、観客スマホ撮影が可能なショーが増えてきたおかげですね。

とはいえ、ダンス指導をしてくれているスケーター達に対して皆がスマホを向けてるのもちょっと…と思ったので、最終公演の時は一切撮影を放棄してダンスに専念しました。過去回で撮影はできたし、何より撮影が下手な人間は撮影隊ではなく踊る部隊が適してますね(笑)

愛知公演のフィナーレ

THE ICE 2024公演のまとめ記事紹介

ららアリーナ入口 Welcome to THE ICE 2024の電飾掲示が見える

私の動画や写真だけではショーのよさが伝わり切らないので、最後にプロが撮影した写真が掲載されているTHE ICEの内容紹介記事へのリンクをはっておきます。

将来に「この年はこんなプロやってたな~、こんなお遊び企画あったな~」と思い返す際にはやっぱりイイ写真が無いとね!

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トゥーランドット演技後観客に手を振る宇野昌磨&チャ・ジュンファン

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