プリンスアイスワールド2024-25東京公演 最終日を現地で観てきたよ!<2/26 訂正追記>

2025年2月プリンスアイスワールド東京公演場内東側観客席からの眺め(ブロードウェイのイメージ映像が暗闇内のセットに映し出されている)

※2/26 「昌磨さん高速スピンでマイク吹っ飛ばし事件」が目の前で! の項目に追記

プリンスアイスワールド(PIW)東京公演、2月24日最終日2公演鑑賞から帰ってまいりました~

2024-25のPIW公演「Broadway Rocks!」については初演時に、使用されているミュージカル曲の情報をまとめ済みです。

なので今回はとりあえず、「現地ならではの新発見」&宇野昌磨さんの出演部分中心の鑑賞記です。ミート&グリート中に撮影した写真等もいくつか載せてます。

それぞれの演目の感想も記録しておきたかったんですけど、そこまで手が回りきらず。今回の公演の報道情報(動画中心)も記録しておきたいのですが、また機会を改めて。

先週は四大陸選手権に集中していたので、PIW関連動画ニュースとか全然チェックできてないんですよね~。

というか四大陸の女子フリー動画すらまだ見られてない…

そうこうしている間に世界ジュニアフィギュアスケート選手権が明日夜から始まってしまいます。…PIWの残りの情報まとめられるかな(汗)。

目次

いざ東伏見の会場へ

私が東京・東伏見アイスアリーナ(ダイドードリンコアイスアリーナ)に行くのは今回が初めて

西武沿線でのPIWキャンペーン

移動中の電車車両内にPIWの中づり広告があったり、駅にPIWのポスターが一杯貼ってあったり。「PIWが地元に根付いてる感」を味わってきました。私も沿線に住んでたらPIWにマメに通うファンになってたかも?

この西武線でのキャンペーンについては下記のプレスリリースに詳しく書かれてます。世界でも珍しいアイスショー専門集団とあって、色々な試みをやっているのは興味深いです。

東伏見アイスアリーナ情報

会場は東伏見駅の目の前でした!全く迷わずにすみました。

場内はアイスショーを観るのに程よいサイズ

場内一通り歩いて回りましたが、噂通りスタンド最上段からもリンクがよく見えます。1984年の開業以来、PIWのアイスショーが定期的に開かれてきた歴史ある施設。一度は来てみたいと思っていたのでちょっと嬉しかったですね。

少し早く会場入りすると、地元高校のダンス部による前座パフォーマンスがリンク上に敷かれたシートの上で行われていました。

よく見ると全員の集合写真の背後に昌磨さんはじめゲストスケーター達も写ってます

事前に知ってたらもう少し早く着席するように会場に行ったのに~。私、昼公演時はリンクが見えない所でトイレ行列に並んでいたんですが、「何で歓声と拍手が起きているんだろう?」と不思議に思っていました(苦笑)。

常設リンクということもあり場内は噂通り寒くて、重装備で行って良かったです。特に最前列は冷えましたね。暖かいひざ掛け&手袋やカイロ必須だと思いました。

着こんでいる方が多いせいか、トイレ待ち行列の進み具合がすごく遅かったです。会場外で用を足してから行くべきでしたね。この位のサイズの会場ならそこまで混まないだろうという予測が外れました。

花を買う?買わない?

2024年2月PIW滋賀公演のときは、スタンド席での鑑賞を選択しました。

プレミアムシートも一度は体験してみたいなと思い、今回は奮発して最前列&2列目をそれぞれ違う方角で確保

ちなみにPIW公演最前列or2列目の観客は、会場で販売されている花(1500円)を購入すれば、好きなスケーターにメッセージを書いて渡せます

プレミアム席についてるせっかくの権利だし、どうしようか私は前夜まで悩んでおりました。

というのも私、好きなスケーターと直接コミュニケーションをとりたいという願望が全く無いんですよ。

近くでお目にかかれるのは素直に嬉しいけど、それでもできればひっそり黙って眺めていたいタイプでして…

なんかこう書いてるとストーカーっぽい?(苦笑)

私はこのサイトでは想いのたけを込めた長文を書き散らしていますが、あんなクソ長い文を本人に読んでもらいたいと思ったこともなく、ファンレター書いたことも一度もなし。

マスコミやスポンサーさんへの要望メールは比較的積極的に書いている方かと思いますが、本人が直接目にするであろう媒体(NowVoiceやyoutubeメンバーシップ投稿等)には数回投稿したことがあるのみです。

皆さん花束に各スケーターさんへの気の効いたメッセージ書いていらっしゃったけど、私長文体質過ぎてあのスペースに書くのに適切な言葉が思いつかず、うまくまとめられる自信がありません(苦笑)

ということで、花買うなら最終公演にして初回は様子見&写真撮影に徹しようと決めました。

でも、結局最終公演も買わず。

ーだって昼公演で見た宇野昌磨さん、花貰いまくってるのに全部に丁寧に対応してらして凄く大変そうだなと思いまして。「是非渡したい」という願望が無いファンがわざわざ時間をとることもないなーと遠慮した次第。

2公演とも両サイドに昌磨さんに花渡そうとしてる人がいらしたおかげでゆっくり拝見できましたし、後悔ゼロです。

他のスケーター達も写真撮ったんですけど、それはまた後日に

場内の雰囲気 PIWファンのペンライト技術に感心

2024‐25期の最終公演ということもあり、場内観客の「PIWグッズのペンライト持ってる人率」が滋賀公演よりもずっと高かったです。

滋賀公演の時にも感心したけど、皆さんちゃんとおすすめのカラーにみんな色変えて来るし、PIWファンの愛を感じました

事前に公開され、入場者用のフライヤーセットにも同封されていたおすすめライト色案内

私あんなにマメにライトのカラーチェンジできる自信ゼロ(苦笑)

上記に画像を載せてるフライヤー、裏側には「フィナーレの曲はよかったらこんな風に一緒に踊ってね」って案内が書いてあるんですけど、熱心なファンの方はマスターされておられました。

東京公演はゲストスケーターも少なめ&ナマ歌唱の歌手もおられずでしたが、それでも会場の空気感は熱くて良かったです。

「昌磨さん高速スピンでマイク吹っ飛ばし事件」が目の前で!

24日昼公演の座席はショートサイド正面の東側。

ラッキーなことに、宇野昌磨さんがPIWプログラム「School of Rock」に参加した際、高速過ぎるスピンでマイクが吹っ飛んで行った瞬間を間近で見られました。

マイクが吹っ飛んだ瞬間の詳細

ちなみに客席側に吹っ飛んで行ったのは腰元につけていた小型の四角いマイク装置。ヘッドセットのマイク部分についていた風帽(口元近くのマイクにかぶせてある黒いスポンジ)のようなものも氷上に落ちました

※2/26追記 
Jsports4の放送観てたら、ヘッドセットマイクの風帽は肌色でした。氷上に落ちてたのは黒色だったと記憶しているので、氷上に落ちてたのは風帽じゃなくてイヤホン部分かマイク装置の付属品など何か別の部品だった可能性が高そうです。なので「~のようなもの」と付け加えて訂正しておきます。

スピン加速の中盤で吹っ飛んでしまったため、あの回ご覧になった方はあのシーンでのスピンのトップスピードが見られなくて勿体なかったです。昌磨さんはさすがに吹っ飛んだ瞬間に減速して苦笑いしてました。

マイクが使えなくなった後の対応

マイクが使えないため、その直後にスケート教師役の小林宏一さんに名前を聞かれるシーンでは「しょーまです!」と元気に答える台詞は場内に聞こえなくなっちゃいました

でもコバヒロさんが「そうか、昌磨って言うのか」とアドリブで対応。ちなみに氷上に落ちてた風帽(っぽく見えたもの)をさりげなく拾ったのもコバヒロさんでした。生徒(子ども)役が拾うよりは教師が拾う方がベターでしょう。さすがだなって思いました。

彼の出番終了後(演目自体はまだ続いている)、リンク脇にいたスタッフさんがリンク上の昌磨さんに観客席から回収したと思われるマイク装置を手渡していました。

しかし、その後は喋るシーンがなかったためか、付け直す様子は確認できずでした。

School of Rockでの昌磨さんの役割

「School of Rock」はCS放送初見時にも気に入っていた演目です。下記のCS放送鑑賞記の後半でも結構熱く語ってますw。

元のミュージカルは、「おりこうさん」の生徒たちにうさんくさい教師がロックを教えるーという流れですが、このショーではスケートを指導する形で演技が行われます。

宇野昌磨さんは「スピンが苦手な生徒役」。芝居が進行している最中しれっとリンクに混じって登場。出番以外も脇で中野耀司さんや吉野晃平さんら生徒を演じるPIWスケーター達に「なんだよ~お前遅刻してきてんじゃね~よ」的な感じでいじられたり、スピンが苦手な様子を見せたり。

(と言いつつ、しれっと逆回転のシットスピンだったりするんですけどねw)

最終公演は生徒たちがたむろしているゾーンに近い席だったので、昌磨さんの細かい演技をじっくり眺めることもできて大満足でした(笑)

コバヒロさん演じる教師に「(苦手な)スピンやってみろ」と指示されてリンクに中央に進み出ると、超上手いスピンを披露するーという展開。そして、あまりの高速にマイク装置が吹っ飛んだ次第です。

最終公演は手持ちマイクに変更 ⇒ 高速スピンが超高速に!!

夜の最終公演では昌磨さんは手持ちマイクで登場。最初の方の「へたくそなスピン演技」はマイク持ったまま回ってました。でもマイク持ったままスピンできる時点でスピン達人じゃないかと思います(苦笑)。

宇野昌磨さんって手持ちマイク両手で持ちがちなのが、私結構好きなんですよね。

マイク吹っ飛ばしてくれたおかげで、手持ちマイク姿が見られてよかったです(笑)

最終公演では「お前名前はなんていうんだ!」「しょーまです」「オリンピックでメダル獲れるんじゃないか?」ってな感じのやりとりをちゃんと聞くことができました。

最終公演では手持ちマイクはコバヒロさんに渡し、マイクフリー状態だったためか、披露したスピンはとんでもない高速で溶けちゃいそうでした。あんな早いスピンを見たのはスコット・ハミルトン選手の全盛期以来かも?あ、いやステファン・ランビエール選手も結構高速だったか!?(追記:後でよく考えたら島田麻央選手がいた!)

今日CS放送で流れていた昌磨さん演じた「高速スピン」もかなりの高速ではあったんですけど、あの最終公演の超高速スピンをナマで見た者には、遅く見えてしまいました。マイクつけてたときは加減してたんでしょうね。

最近のルールだと高速スピンはレベル取れないからほどんど見られなくなっちゃって寂しいんですよね~。

スケーターは口を揃えて「高速スピン意外と簡単ですから」って言うけれど、ブレの無い美しい超高速スピンは、優れた体幹を持つトップスケーターしかできないと思うんですよ。

もう一度競技でも観たいなぁ…

高橋大輔さんの「不死鳥」ステップが進んでくる楽しさ!

その後の「School of Rock」では、高橋大輔さんが「伝説の鬼コーチ」役で登場。当初は予告されてなかったから東京公演初回ご覧になった方たちは盛り上がったでしょうね!

コバヒロさんが高橋大輔さんの名SP「マンボ」ステップの真似をふざけた感じで披露。「おまえはオレをバカにしてんのかw」ってな二人のやりとりも楽しかったです。

その後男子シングル現役最後のプロ(復帰後)の「フェニックス」でのステップを披露してくれました。あのエッジさばきを目の前で堪能。

シングル現役時代の高橋大輔選手のこんな間近で見たことはなかったので、凄く嬉しかったです。

(現役シングル時代、彼をナマで見られたのは2013大阪四大陸フリーのみ)

宇野昌磨さんの「エブエブ(月の光)」表現全振りバージョン

いや~~~表現全振りになるとこうなるのね!って感じ、堪能させてもらいました。

規定要素を詰め込まなくてもいいぶん余裕ができたためか、所作の緩急の幅がとんでもなかったちょっと手を上げるだけのしぐさだけでも人外っぽい神秘性を醸し出してました。腕のしなりと膝の使い方が美しすぎる…。

気が付くともうラストのスピンになってて「いや早すぎるだろ!まだ滑り始めたばっかじゃん!」って毎回思いました。本当体感「秒」で終わってしまいます。「もっと滑ってくれていいのよ」って感じ(笑)。

JSPORTS4で放送された回とは異なり、ジャンプはトリプルループ&トリプルフリップ。フィナーレの紹介のとこではトリプルフリップ跳んでましたが。

最終公演ではフィナーレで4回転トゥループにトライ。ステップアウトしたのが悔しかったのか、再登場の際に再トライし、美しく下りてました。

本当に「ダンス用のブレード“結”」を使っているのだとしたら、それでトリプルフリップや4回転トゥループ跳んじゃうって…いったいどうなってんでしょw。

できれば初日じゃなくて最終日の公演を放送してほしかったな~あの4回転トゥループと高速スピンを映像で残したかった。

初回公演をライブ配信した方が宣伝につながるとは思うので仕方ないですけどね。

自分が見た公演(別日だけど)の録画を残せるだけでもありがたいです。

タイトなスケジュールの合間に堪能したPIWの魅力

プリンスアイスワールドの醍醐味は、大勢のスケーター達の群舞。スタンド最上段あたりから見るのも隊列の変化がよく見えて楽しいと思いますが、間近で見る迫力もまた圧巻でしたね。

大勢が縦横無尽にリンクの隅々まで使って滑るので、リンクがシャーベット状になっているのが席からよく見えました。確かにここでニースライドしたら膝が大根おろし状態になりそう(苦笑)。

この2週間は、Road to 26 Trophy ⇒ 四大陸フィギュアスケート選手権 ⇒ PIW東京公演 ⇒ 世界ジュニアフィギュアスケート選手権とこのほぼ隙間なし。今日は久々の隙間でした。

フィギュアスケートファンにとってこんなタイトなスケジュールになったのは、そもそも2月上旬予定だった四大陸選手権が開催地の都合で変更になったせい!

実は私も四大陸選手権、ソウルなら国内遠征と大差ないから現地観戦しようかと悩んでましてソウルのホテル予約まではしていました

ワールド観戦旅行控えてるのもあるし、「ソウルから直接東京入りしてPIW見るのって、やっぱりきつそうだな」と断念した次第。

しかし、ソウルから転戦された方もいたようで…

PIW最終日初回公演では多数の国際大会を観戦している「ピンク姉妹(いつもピンクの上着を着て二人並んで観戦している西欧人女性)」を見かけました。(友人同士で血が繋がっていないことは存じてますが、スケオタ内で長く使われている愛称を使っております)

おそらく四大陸選手権見た帰りに寄ったんでしょうね。欧州かソウルまで飛んできたのなら、東京なんてすぐそこですもん。

「丁度いい時期にPIW東京公演があることを調べ、チケット確保して東京東伏見まで足を伸ばすって、ピンク姉妹のリサーチ力&行動のパワフルさは半端ないな…」って感服しました。

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2025年2月プリンスアイスワールド東京公演場内東側観客席からの眺め(ブロードウェイのイメージ映像が暗闇内のセットに映し出されている)

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