「Ice Brave 2」宮城公演千秋楽前に|新横浜の予習にも使える全演目セットリスト&参考動画

Ice Brave 2のキービジュアル画像

四大陸フィギュアスケート選手権(四大陸選手権/4大陸選手権/4CC)の熱戦が1/22(木)より始まりました。一部には惜しいミスもありましたが、日本人選手は全員好位置でのスタートで2日目以降に期待が高まっています。

しかし、この週末は宇野昌磨さんプロデュースアイスショー「Ice Brave 2」の締めくくりとなる宮城公演です。

来週末に予定されている「Ice Brave 新横浜Special Edition」にはステファン・ランビエールさんの参加もあり、演目や振付がかなり変わると予想されます。京都⇒東京⇒山梨⇒島根と続いてきた「Ice Brave 2」を見られるのはこれで最後。

私は「Ice Brave」初演後には、セットリスト順に全演目の参考動画リスト記事を作成しました。

「Ice Brave 2」版もいつか作ろうと思っていたのですが、気づけばもう最終の宮城公演直前(苦笑)。

ということで今回は、千秋楽を前に私自身の心の準備も兼ねて「Ice Brave 2」版参考動画つき記事を作成しました。一部には新横浜Special Editionでやるかやらないかの予想も入っています。

記事の後半には、「Ice Brave 2」「Ice Brave新横浜Special Edition」の鑑賞前後に「おすすめ過去記事」リストもつけました。鑑賞前の予習や、鑑賞後の余韻を味わうときにお役立てください。

目次

「Ice Brave 2」セットリスト(出演者入り)

まずは、出演者入り「Ice Brave 2」セットリストを再掲します。

No.プログラム名演じた人(敬称略)使用シーズン&種別
1グレート・スピリット宇野昌磨ソロ⇒全員 2018-19エキシ⇒2019-21SP
2カム・トゥゲザー宇野昌磨以外全員2023-24エキシ
3グラビティ宇野昌磨ソロ2022-23SP
MCタイム宇野昌磨一人MC(京都初演時はなし)
4ラ・ヴィ・アン・ローズ佐藤由基&本郷理華 2016&2019エキシ
5タイム・アフター・タイム佐藤由基&本郷理華&吉野晃平&唐川常人&櫛田一樹2018-19エキシ
6ブエノスアイレス午前零時
(「ロコ」)
唐川常人&宇野昌磨⇒中盤から男子全員⇒終盤で本田真凜登場2016-17フリー使用曲前半
7天国への階段本田真凜(後半ソロ)&佐藤由基&吉野晃平&櫛田一樹2018-19SP
8ユア・ラスト・キス
(「ダンシング・オン・マイ・オウン」)
宇野昌磨ソロ2019-21フリー曲の一部
9ディス・タウン吉野晃平&櫛田一樹&佐藤由基2016-18エキシ
10「四季」より「冬」本郷理華&本田真凜2017-18SP
11ナルコ宇野昌磨&櫛田一樹&唐川常人&中野耀司ストリートダンス風の新プロ
MCタイム吉野晃平&佐藤由基が追加登場し、男子全員MC
12マイケル・ジャクソンメドレー宇野昌磨&吉野晃平&唐川常人&佐藤由基2021-22エキシ
13バッド・ボーイ グッド・マン中野耀司&櫛田一樹&佐藤由基2012-13エキシ(ジュニア)
14リバーダンス本郷理華ソロ2009-10フリー(ノービス)
15月光吉野晃平&唐川常人2018-19フリー
16ワイルド・サイド宇野昌磨&本田真凜アイスダンスの新プロ
17ダンシング・オン・マイ・オウン中野耀司&本郷理華&櫛田一樹2019-21フリー使用曲
18ボレロ IV全員⇒宇野昌磨⇒宇野昌磨ソロ2021ー22フリー
19シー・ユー・アゲイン全員2016-エキシ
最後の挨拶⇒周回(グレート・スピリット)
吉野晃平さんの「吉」は正しくは上の横画が長い「吉」ですが、文字化けを防ぐため「吉野」で表記しています

前半

ここからは、ショーの演目の元となるプログラムの情報を参考動画つきで順に紹介していきます。

グレート・スピリット

冒頭を飾るのは「グレート・スピリット」。「Ice Brave」のコンセプトを体現しているようなパワフルで個性的な作品です。

昌磨さんがドビューンと飛び出してくる瞬間は、毎回「キター!」ってなります(笑)

2018-19シーズンにエキシビション用として作られたこのプログラムは、EDM音楽を用いた画期的な作品でした。振付はシェイ=リーン・ボーンさん。

エキシビション演技の公式動画は残念ながらありませんが、「All That Skate」という韓国のアイスショーでは観客撮影動画等が多数YouTubeに上がっています。「All That Skate Shoma Uno」などで検索してみてください。

このプログラムは翌年2019-20シーズンには競技用のショートプログラム(SP)に作り変えられました。コロナ禍を挟み、2020-21シーズンまで使用された宇野昌磨選手代表作の一つです。

こちらは2019年全日本フィギュアスケート選手権の演技 エキシビション版とはまた違った魅力があります

2019年は、長年過ごしたグランプリ東海クラブを卒業した年。コーチ帯同なしで一人出場したGPS(グランプリシリーズ)大会での思わぬ不振で、シニア移行後初めてグランプリファイナル出場を逃しました。

この全日本選手権は、直前にステファン・ランビエールコーチへの師事が決まったばかり。

こうした当時の背景を知っていると、実況アナウンスが何故これ程盛り上がっているかが理解できます。

カム・トゥゲザー

「グレイト・スピリット」に続くグループナンバーは、宇野昌磨選手の現役最後の2023-24シーズンのエキシビションプログラムです。振付はシェイ=リーン・ボーンさん。

音源はビートルズの超有名曲「Come Together」を、ゲイリー・クラーク・ジュニアが2017年にリリースしたハードロックバージョンのカバー。映画『ジャスティス・リーグ』に使用されました。

公式動画は二つあるので、どちらか好きな方をどうぞ。

グラビティ

「グラビティ」世界選手権二連覇を果たした2022-23シーズンのSPです。

「大人の男性の脱力感」に挑戦したプログラムでしたが、彼は徐々に緩急ある振付を自分のものにしていきました。

大人な脱力感は新たな魅力でした 

「Ice Brave」第1弾ではステファン・ランビエールさんが滑っていたこのプログラムを、「Ice Brave 2」では昌磨さんが滑ります。ステファン版をご覧になった方には、演じ方の微妙な違いを楽しめます。

先日のPIW(プリンスアイスワールド)のミート&グリートタイムでの情報によると、「グラビティ」は「新横浜Special Edition」ではやらないとのことでした。(師弟共演ならありうるかもしれませんけどね)

ラ・ヴィ・アン・ローズ

2016&19年に披露したことがあるエキシビションプログラム。「バラ色の人生」という曲に満ちた幸福感を堪能できる演技を見せてくれました。

「Ice Brave 2」では、佐藤由基さん&本郷理華さんの二人が楽しくハッピーな愛の物語を芝居まじりで見せていく演出になっています。

このエキシビションプログラムは、まだ宇野昌磨選手が名古屋の「グランプリ東海クラブ」に所属していた頃にステファン・ランビエールさんに振り付けてもらったもの。

あまりにも有名なシャンソンの名曲ですが、使用しているのはアンドレア・ボチェッリさん歌唱バージョンです。あいにく日本で視聴できる公式動画は見つからないので原曲を紹介しておきます

昨夏の「フレンズ・オン・アイス(Friends on Ice)」でステファン・ランビエールさんと一緒に滑ったプロも彼の歌唱です

いつかこの曲での師弟共演も見たいのですが、「Ice Brave」での新たな演出を加えたこのプログラムはこのショーを代表する作品の一つになったと思います。新横浜Special Editionでもこのプログラムは見られるものと期待しています。

タイム・アフター・タイム

こちらは、複数のエキシビションプログラムを披露していた2018-19シーズンのエキシビションプログラムの一つです。振付はディヴィッド・ウイルソンさん。使用曲は、ハリー・コニック・ジュニアによる「Time After Time」。

「Ice Brave」では、「ラ・ヴィ・アン・ローズ」で登場したカップルが、レストランにいる人たちと共に楽しそうに踊るーという演出になりました。宇野昌磨さんが演じていたクールな雰囲気とは全く異なる、茶目っ気あるお芝居風味満載の楽しい作品になっています。

宇野昌磨選手の演技動画については、韓国で開催されたアイスショー「All That Skate」で複数回滑っていますので検索してみてください。

「Ice Brave」での振付はほぼ別ものですが、一部に宇野昌磨選手が演じた時の振付がアレンジされて入っています。

ブエノスアイレス午前零時

続いては、2016-17シーズン(シニア2年目)のフリープログラム「ブエノスアイレス午前零時/ロコへのバラード」を大きくアレンジしたグループナンバーです。

平昌五輪銀メダルで世間から注目を集めたシーズンの1季前、まだ十代なのにピアソラ×ミルバという、官能的でエキセントリックな曲の取り合わせ。選曲&振付をした樋口美穂子コーチ凄すぎ。

宇野昌磨選手の演技部分から再生されるよう設定してあります

「Ice Brave」第1弾では「ブエノスアイレス午前零時/ロコへのバラード」を宇野昌磨さんソロで演じていたのですが、「Ice Brave 2」では前半の「ブエノスアイレス午前零時」のみを使用するグループナンバーに仕立て上げました。

聴いてもらうとわかりますが、重々しくて渋い曲調です。唐川常人さんソロでこの世界観の幕を開け、宇野昌磨さんが登場して対峙。そこに男性スケーター達が加わっていきます。

これは新横浜に残るかなと期待しているのですが、どうなるでしょうか?

最後にフラメンコ風衣装の本田真凜さんが登場して男たちを翻弄し、次のプログラムへとつながります。

天国への階段

続いては平昌五輪の次のシーズン、2018-19シーズンに使用していたSP(樋口美穂子さん振付)です。冒頭では佐藤由基さん、吉野晃平さん、櫛田一樹さんらと本田真凜さんが組んでの演技ですが、途中からは本田真凜さんのソロになります。

曲は往年の名バンド「レッド・ツェッペリン」の有名な「Stairway to Heaven」。使用しているのはギター演奏バージョンです。

私としては競技版では2018年全日本選手権が一番好きです。6分間練習からの流れで是非観てほしいのですが、残念ながら公式動画がありません。

私が探した限り、公式動画はISUが2019さいたまワールドを再配信した時のもののみ。以下は宇野昌磨選手の演技から再生されるようにしてあります。

色々あったこの大会の演技は長らく見返せていませんでしたが、引退シーズン3月のCS放送で久々に視聴しました

ユア・ラスト・キス

「Ice Brave 2」で初披露した宇野昌磨さんソロプログラムです。

宇野昌磨さんが「転機」を迎えた時期、2019~21年にかけ長く滑っていたフリープログラム「ダンシング・オン・マイ・オウン」内のピアノ曲「Your Last Kiss」のみを使用しています。作曲&演奏は、フィギュアスケート用プログラムの作曲や編曲を多く手掛けているカール・ヒューゴーさんです。

こちらは演技に使われている部分の抜粋(1分52秒・演技動画入り)です

下記の動画では、全曲(3分55秒)を聴くことができます。

元の競技プログラムの振付はデヴィッド・ウィルソンさん。2019年のGPSフランス大会で転倒を何度も繰り返して8位に沈み、キス&クライで涙を見せた時に演じていたプログラムもこれ。2019全日本で4連覇をしたときのプログラムもこれ。

当時彼を応援していたファンがこの曲を聴くと、紆余曲折が多かった2019~21年までの流れを思い出さずにはいられません。

ディス・タウン

2016–17シーズンに初披露され、翌年の平昌五輪シーズンで滑っていたエキシビションプログラムです。

曲は2016年にリリースされた、ワン・ダイレクションのメンバーのナイル・ホーラン初のソロシングル「This Town」。別れた恋人への想いを爽やかな曲調で歌っています。振付はデヴィッド・ウィルソンさんです。

昌磨さん演技部分(20:46~)から再生されるよう設定しています

このプログラムは、「グランプリ東海クラブ」を卒業し、「ダンシング・オン・マイ・オウン」を滑っていた2019–20シーズンにもエキシビションで披露していました。

そのため、昌磨さんファンの多くは「ユア・ラスト・キス」からの流れでこの曲が出てくると、ジャンプの転倒が相次いで8位に沈んだ2019グランプリシリーズ(GPS)フランス大会エキシビションの記憶が呼び起こされる方が多いかと思います。

このときの演技やエキシビションは多数の観客撮影動画が公開されているので、そのときの演技が気になる方は「IDF19」か「Internationaux de France 2019」と「Shoma」の2つの言葉で複合検索してみてください。観客たちのリアクションが良く聞こえるので、大勢の人たちが彼を暖かく応援してくれていたことがよくわかります。

再生回数の多いのはこのあたりです。
ファン撮影動画1 ファン撮影動画2

「Ice Brave 2」では、吉野晃平さん演じる男性目線で、別れた恋人への想いを描いていきます。吉野晃平さんが日記を手にして、過去から今につながる想い出を櫛田一樹さん、佐藤由基さんとの3人で演じていくという流れです。

3人がそれぞれどういう表現をしているのかについては、宇野昌磨さんのYouTubeチャンネルのメンバーシップ動画でより詳しい解説があります。

歌詞の「Butterfly(蝶)」に合わせた手を羽ばたかせるしぐさなど、元のプログラムの印象的な振り付けは生かしつつ、スケーティングの良さをこれでもかと見せてきます。ファンは当時の記憶を頭の片隅に、知らない観客も3人の美しいスケーティングによって主人公の男性の想い出に浸ることができます。

「ユア・ラスト・キス」と「ディス・タウン」の2プロは「Ice Brave 2」で見納めかなと予想しています

宮城ではしっかり堪能してきます!

「四季」より「冬」

「平昌五輪」で銀メダルを獲った2017-18シーズンのSP(樋口美穂子さん振付)です。

このプログラムは、本郷理華さんと本田真凜さんの二人が白い衣装で滑ります。演技では、宇野昌磨さんのステップをかなり忠実に再現しています。女性二人で演じているのに昌磨さんの競技プロのイメージが意外にも色濃く透けて見える珍しい作品です。

下記の動画は宇野昌磨選手の平昌&北京オリンピック全演技集。個人戦の「冬」は冒頭に入っています。団体戦の「冬」は20分46秒から。

「冬」の個人戦衣装もいいですが、私は団体戦の紫衣裳派です

ナルコ

「Ice Brave」で披露された新しいプログラムの一つが、男子4名で滑った、ストリートダンスの振りを取り入れた新プロ「ナルコ(Narco)」です。ストリートダンス指導&振付原案はKAJ1さんです。

新潟公演のPR動画や、トヨタイムズスポーツ提供の「初プロデュースアイスショーIce Braveを振り返る」など、様々な「Ice Brave」関連のPR動画や番組で主に初演時の演技動画の抜粋は見られます。

こちらが音源の動画です。

2017年にシングルとしてリリースされたBlasterjaxxとTimmy Trumpetによる「Narco」

この曲は、アメリカのプロ野球メジャーリーグの試合での選手入場曲等として広く使われています

Timmy Trumpetが球場でパフォーマンスした時の動画も参考までに載せておきます。野球ファンにとってはたまらない曲でしょうが、私にとってはもう「Ice Brave」の曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=8BYSp2pzP0Y&ab_channel=MLB
これを見ればどのように親しまれている曲かがわかるかと

今この動画を観ると、曲の盛り上がり部分で昌磨さんたちがジャンプして、昌磨さんのゲーム仲間・and more/アンドモアのメンバーが車内でヘッドバンギングする姿が脳裏に浮かびます(笑)

「Ice Brave 2」にむけ、振付師のKAJ1さんと共にブラッシュアップしている練習風景が「下記のトヨタイムズスポーツ」動画で見られるので、そちらもおすすめです。(その部分から再生されるよう設定しています)

後半

マイケル・ジャクソンメドレー

北京五輪で団体銀&個人銅メダルを獲得、初めて世界フィギュアスケート選手権で優勝した2021-22シーズンのエキシビションナンバーです。

マイケル・ジャクソンの「アース・ソング」と「ヒストリー」を繋いだもので、振付はステファン・ランビエールさん。

宇野昌磨選手のエキシビション演技公式動画はないのですが、2021スケートアメリカエキシビションの観客撮影動画をば。

初演時は櫛田一樹さん、唐川常人さん、中野耀司さんの3名。「Ice Brave 2」では宇野昌磨さんが加わり、メンバーも唐川常人さん・吉野晃平さん・佐藤由基さんの4名に変わりました。

先日TBSで放送された「3ツ星エンタメガイド ミテラン」で「Ice Brave 2」版MJメドレーの一部が視聴できます。

MJメドレーの紹介部分から再生されるように設定しています(公開終了予定日時は記事公開時点では未定)

この話のあとに、前半のソロプログラム「ユア・ラスト・キス」の話題(ステファン・ランビエールコーチとの関係性など)もしていて、そちらの演技映像も見られるのでよろしければどうぞ。

バッド・ボーイ グッド・マン

ジュニア時代の2012-13シーズンのエキシビションプログラムです。レトロなスウィングジャズに電子楽器を混ぜた、当時最新の「エレクトロスウィングジャズ」の楽曲を使っています。

「MOI(メダリスト・オン・アイス)」をはじめ、「THE ICE(ザ・アイス)」など様々なショーで演じられた演目ですが、あいにく公式の演技動画はありません。こちらは音源の動画です。

昔っぽいジャズの現代風なアレンジで2010年にヒット
エキシ演技終了後、キラキラした紫ジャケットで背後を振り返る中学生の頃の宇野昌磨さんの写真
当時は中学生 決めポーズで振り返る振り付けや首のアイソレーションなどに挑戦していました

これは私が「大人になった昌磨さんで是非もう一度観たいけれど、たぶん無理だろうな」と長年思っていたプログラム。「Ice Brave 2」初演の京都でこの曲が流れて来たときは歓喜しました。昌磨さんは曲の出だしで軽くノッただけですぐに退場しちゃいましたが(笑)。

演じるのは、中野耀司さん、櫛田一樹さん、佐藤由基さんの3人。サングラスをかけ派手な衣装に身を包み、観客を巻き込みながら明るく楽しく滑るのが魅力のプログラムです。

これは新横浜の公演にも残るのでは?と予想しているのですが、「Ice Brave 2」宮城公演が見納めになる可能性もあります。一応これも今回最後のつもりで鑑賞しておこうと思います。

リバーダンス

フィギュアスケート競技では定番曲の「リバーダンス」。

宇野昌磨さんもノービス時代(「ジュニア」よりも更に年齢が下のカテゴリ)の最後の2009-10シーズンのフリーとして滑っています。振付は山田満知子さん&樋口美穂子さん。

昔からのフィギュアスケートファンは「小学生なのに全日本ジュニア選手権に特別出場して3位に入った時のプログラム」と言えば、覚えているのではないでしょうか?黄色い衣装で表彰台に上がった時です。

このプログラムを滑ったのは本郷理華さん。最初の振付は昌磨さんの演技風で始まりましたが、途中から彼女自身の「リバーダンス」に変化していく流れが自然で素晴らしいです。

こちらは宇野昌磨さんYouTubeチャンネルメンバーシップ登録者のみ視聴できます

本郷理華さんの「リバーダンス」は2015-17シーズンのフリーです。あいにく彼女の演技の公式動画は見つけられなかったですが、よければ検索してみてください。

月光

ベートーヴェン作曲のピアノソナタ「月光」は、2018-19シーズンのフリープログラムです。

フリープログラムが4分半から4分に短縮されたシーズン。下記動画の四大陸選手権2019で、当時の世界最高得点を出して初優勝を遂げたときのプログラムです。

この王道中の王道のクラシック曲を演じるのは、吉野晃平さんと唐川常人さん。微妙に色違いの白系衣装で、美しいミラースケーティングを披露していきます。競技のときの迫力とはまた違ったパワーと魅力を感じさせてくれます。

「月光」は宮城公演で見納めの可能性が高めだと思っているので、じっくり堪能するつもりです。

ワイルド・サイド

宇野昌磨さんと本田真凜さんによるアイスダンスプログラムは新横浜では新しいプログラムになります。「Ice Brave」で初披露した「ワイルド・サイド」は、宮城公演が見納めです。振付は宮本賢二さん。

「ワイルド・サイド」は、2015年に行われたミラノ国際博覧会(EXPO Milano 2015)の万博シンボル「生命の樹」を使用した噴水ショーのために、ロベルト・カッチャパーリアさんが作った曲です。

坂本花織選手の2018-19シーズンのフリー「ピアノ・レッスン」の後半に使っていた曲として馴染みのある人も多いかと思います。今シーズン(2025-26)はペアの「ゆなすみ」こと長岡柚奈/森口澄士組がフリーに使用しています。

「Ice Brave」第一弾での演技のかけらは東海テレビの公式YouTubeチャンネルから見られます。

「Ice Brave 2」に向けてブラッシュアップしていく過程についてはトヨタイムズスポーツで密着動画が公開されました。こちらもおすすめです。

ダンシング・オン・マイ・オウン

宇野昌磨さんが「転機」を迎えた時期、2019~21年にかけ長く滑っていたフリープログラムで使われていた、カラム・スコットさんによるヒット曲「ダンシング・オン・マイ・オウン」のみを使用しています。(競技で滑っていたものとは音源が異なります)

自分を決して振り返ってくれない人への想いを歌った、辛い恋の曲なのですが、原曲の「Dancing on my own」の曲調は明るくポップなダンスナンバーです。

それをカラム・スコットさんがオーディション番組でせつなく歌い上げたのが話題を呼び、デビューを果たし世界的な歌手になりました。昌磨さんが使っていたのはカラム・スコット版です。

2019年のGPSフランス大会で転倒を何度も繰り返して8位に沈み、キス&クライで涙した時に演じていたプログラム。でも、全日本ではこのプログラムで何ともいえない幸福感に満ちた演技をして優勝しました。

コロナ禍中を挟み、2021ー22シーズンまで使用し続けましたが、披露するたびに毎回違う表情を見せてくれた、味わい深いプログラム。

私が一番好きなのは、中止になった2020モントリオールワールド直前の試合・チャレンジカップの演技。

「Ice Brave」では中野耀司さん、本郷理華さん、櫛田一樹さんの3名で演じられます。曲のストーリーを丁寧に芝居まじりに描いていて、この曲を全く知らない初見の人にも響く内容になっています。

ボレロ Ⅳ

「ボレロ Ⅳ」は北京五輪の2021-22シーズンのフリープログラムです。振付はステファン・ランビエールさん。

「Ice Brave」ではスケーター全員で繰り広げる一大叙事詩になっていて圧巻でした。

「ボレロ」はフィギュアスケート競技でよく使われる超定番曲ですが、昌磨さんが使用した「ボレロ」は、フジテレビが使用してきたアレンジバージョン。岡本知高さんが歌う「BoléroⅣ~New Breath~ 」です。

「Ice Brave」に行く方でこのプログラムを全く知らない方は少ないでしょう。でも「実は五輪しか見てない」という方は、一番仕上がっていた2022世界フィギュアスケート選手権版をどうぞ。

ボレロの衣装は黒と紺と2バージョンがあって好みは分かれるのですが、私は紺ボレロ派です

「Ice Brave」で見せたステップも、ワールドのステップもどちらも最高でした。

シー・ユー・アゲイン

こちらは宇野昌磨さんがジュニアからシニアに上がったばかりの2016年に披露したエキシビションプログラム。振付は樋口美穂子さん。

曲は2015年にウィズ・カリファがリリースした「See You Again」。映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』主題歌に起用され、世界各国で音楽チャート1位を記録した名曲です。

平昌五輪のエキシビションの時の演技が一番知られているかもしれません。

この曲は、亡くなった友人への想いを歌っています。

ソチ五輪銅メダリストのデニス・テン選手(カザフスタン)が不幸な事件で亡くなった直後、アイスショーで宇野昌磨さんが滑ったのはこのプログラムでした。その年の2019さいたまワールドエキシビションでも披露しています。

そして引退発表の直前、長らく所属していたマネジメント事務所を離れる直前にもアイスショーでこのプログラムを滑りました。

ファンにとっては「大事な人との別れの際に演じられる曲」という印象が強いですが、もちろん文字通り「また会いたい」というメッセージが込められています。このIce Brave版パフォーマンスが見られるのも新横浜公演が最後かもしれません。

宇野昌磨選手の過去演技を堪能したくなった方にはDVD/Blu-Rayもおすすめです

宇野昌磨『未完~Believe』DVD/Blu-ray(特典なし)
宇野昌磨『決意~To Reach Further』 DVD/Blu-ray(特典なし)

「Ice Brave 2」の「演技の見どころ」中心に読みたい人向け

「Ice Brave 2」の「各演目の見どころ」については、こちらにまとめています。この記事のような各プログラムの背景紹介ではなく、現地で見られる演技の見どころのみを書いています。

「Ice Brave 2」のちょっとマニアック?な細かい感想を読みたい人向け

こちらはディープなファン向け?の記事。細かすぎて書き残すことができなかった感想を書く演目ごとに箇条書きでまとめています。

「Ice Brave」第1弾の演目をじっくり振り返りたい人向け

こちらは、「Ice Brave」第一弾の各プログラムについて丁寧に語っています。

関連記事のリストを見たい方はこちら

その他、「Ice Brave」関連の記事は全てこちらにまとめてあります。

PR番組に出演した時の記事も入ってるのでかなり膨大になりました(笑)。初演のときの記事など今読み返すともはや懐かしさすらありますね。

今日はこのあと四大陸選手権視聴&仙台に移動です!
どちらも楽しみ~

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