「しょまりん」こと本田真凜/宇野昌磨組が7月14日にメディア向け公開練習を行い、ついに今季リズムダンス(RD)の使用曲が「ポエタ」、振付師が宮本賢二さんであることが明らかになりました。
フィギュアスケートファンなら、「ポエタ」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは「Poeta en el viento」ではないでしょうか。しかし、今季RDの課題は「ゴールデンワルツ」です。
「フラメンコの『ポエタ』で、ワルツをどのように組み合わせるのだろう?」
そんな疑問を持った方も多いはず。
今回は、RDの規定や「ポエタ」の楽曲情報などを踏まえながら、どんなRDが見られそうなのかを考えてみます。
なお、公開練習全体の様子や囲み取材、フリーダンス(FD)「四季」の変化、各社の報道・動画などは、情報がある程度出揃ってから別記事にまとめる予定です。
RD使用曲は「ポエタ」、振付師は宮本賢二氏
囲み取材で判明したRD情報
公開練習後の囲み取材で、ついに「しょまりん」の今季RD情報が明かされました。
リズムダンス(RD)の曲は「ポエタ」、振り付けは宮本賢二さん。
そして、今季はステファン・ランビエールさんが試合に帯同するとのこと。
以前、二人の振り付けのブラッシュアップをすることが報じられていたステファン・ランビエールさん。フィギュアスケートを長く見ている方なら「あぁ、それならステファンにブラッシュアップ頼むのも納得!」と思ったのでは?

ステファン・ランビエール氏と「ポエタ」
「ポエタ」は、フィギュアスケートでは毎年のように誰かが使用している印象がある定番曲です。
私個人としてはその中でももっとも有名なのが、ステファン・ランビエール選手が2006-2007シーズンに披露したフリープログラムだと思っています。
ワールド3連覇を懸けた2007東京世界選手権(東京ワールド)でもこのプログラムを演じました。結果は3位、長く語り継がれる名プロとなっています。
あいにく2007東京世界選手権の公式動画は公開されていないようなので、彼が2023年に後半部分を演じた動画を貼っておきます。
2023年開催のアイスショー「Friends on Ice(フレンズ・オン・アイス)」で高橋大輔さんとコラボで滑ったんですよね。素晴らしい演技だったので、その後何度か録画を見返しています。
ランビエール氏の使用曲は「Poeta en el viento」
ちなみに、ステファン・ランビエールさんの使用曲の正式名称は「Poeta en el viento(風の詩人)」。
スペインを代表するフラメンコ・ギタリスト、ビセンテ・アミーゴが1997年に発表したアルバム「Poeta」の最後を飾る楽曲です。アルバム全体はスペインの詩人ラファエル・アルベルティの作品に着想を得て制作され、フラメンコギターにオーケストラを融合させた名盤として高く評価されています。

なお、今回「しょまりん」から発表されたのは、使用曲が「ポエタ」という情報のみ。アルバム「Poeta」には全15トラックが収録されていますが、「Poeta en el viento」とは明言されていません。
ただ、日本のフィギュアスケートファンにとって「ポエタ」といえば「Poeta en el viento」なので、まずこの曲を使うだろうと考えています。
「ポエタ」でゴールデンワルツはどうなる?
ここからは、今回発表された「ポエタ」がどのようなRDになりそうなのかを考えてみます。
そもそも、「ポエタ」はフラメンコ曲。
「あれ?RD課題は『ゴールデンワルツ』じゃなかったっけ?」
と疑問に思う方はいるかもしれません。
「ゴールデンワルツ」と他のスタイルを組み合わせるのがRDの規定
確かに今季のRD課題は「ゴールデンワルツ」。昔のパターンダンス単独種目では、「ゴールデンワルツ」が規定であればゴールデンワルツのみで滑っていました。
しかし、ISUの最新規定資料Communication No.2795 を確認してもらうとわかりますが、今季RDではゴールデンワルツの規定ステップを入れたうえで「異なるリズム・テンポ・ダンススタイル」を少なくとも一つ組み合わせることが必須になっています。

今季RDは、「ワルツと何を組み合わせるか選手権」みたいになりそうです
他の組は「ゴールデンワルツ」と何を合わせている?
先月の「Dreams on Ice 2026」で今季RDを一足早く披露した「うたまさ」こと吉田唄菜/森田真沙也組は「ワルツ×サンバ」、「いくこう」こと櫛田育良/島田高志郎組は「ワルツ×タンゴ」の組み合わせでした。

そして、「しょまりん」は「ワルツ×フラメンコ」で来たということです。
ちなみに、2026プラハワールド銅メダルの「ジンコレ」ことエミリア・ジンガス/ヴァディム・コレスニク組(米国)もフラメンコを合わせてきてるらしいです。
「ゴールデンワルツ」部分の選曲はどうなる?
では、「Poeta en el viento」のどの部分でゴールデンワルツを滑るのでしょうか?
「Poeta en el viento」でゴールデンワルツ?
今季の「ゴールデンワルツ」のパターンステップは3/4または6/8拍子で、毎分62小節・186拍以上で一定したテンポが必要です。
「Poeta en el viento」はテンポの変化を含む表現豊かな楽曲です。曲中にこれらの条件を満たせる部分があるのかどうかは、現段階では確認できていません。
アルバム「Poeta」の別曲を編集する可能性は?
私は「ゴールデンワルツ」のパターンステップ部分には、「Poeta en el viento」とは別の曲を使う可能性もあるのではないかと思っています。使用曲は「ポエタ」と発表されていますが、フィギュアスケートでは別曲を編集してつなぎ合わせることはよくあります。
そもそも「ポエタ」はアルバム名でもあるんですよね。アルバム「Poeta」には全15トラックが収録されていますので、それだけあればゴールデンワルツ部分向きのリズムパートを含む楽曲があるかもしれません。
もちろん全く別の曲を持って来る可能性もありえますが、著作権処理の面なども考えると同じ作曲・演奏者の曲から持ってくる可能性が高そうに思います。

海外掲示板で、実際に「Poeta」のアルバム内で合いそうな楽曲を探している方がおられました
その方の予想は「El Mar de Tu Sentir」でしたが…果たして当たるでしょうか?
現時点ではどの曲がゴールデンワルツ部分に使われるのかはまだ分かりません。ただ、この「答え合わせ」は「Ice Brave -A TURNING SEASON-」でRD初披露を見る時の楽しみになりそうです。
RD全体の構成や使用曲の詳細は、今後のショーや試合での披露で明らかになっていくこともあるかと思います。新たに分かったことがあれば、この記事にも追記していこうかと思います。
その他の公開練習の情報については明日以降にまた改めて。公開練習の報道情報すらまだ全部追いきれていないのに、FIFAワールドカップは佳境だわ、昨夜宇野昌磨さんのゲーム関連の新動画まで公開されるわで、情報量多すぎて色々追いついていません(笑)。
※最後のおまけに、本記事公開直後に投稿されていた宇野昌磨さんによる「Ice Brave -A TURNING SEASON-」」PRをば追加で埋め込んでおきます。
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— 宇野昌磨アイスショー 「Ice Brave」 (@IceBrave_shoma) July 16, 2026
宇野昌磨アイスショー#アイスブレイブ 2026夏🌼🦜
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座長 #宇野昌磨 と #本田真凜 が
アイスブレイブで披露する
アイスダンスについてのコメントが到着🫶
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