トヨタイムズスポーツから6月中の公開が予告されていた密着取材動画「本田真凜&宇野昌磨 アイスダンスチーム結成からアイスダンス挑戦表明までの18カ月の記録」が6/18(木)午前11時に公開されました。
今回はその内容についてまとめています。
動画は会見からモントリオール合宿、関係者インタビューまで計27分!
前日に本田真凜さんのInstagramストーリーで午前11時公開との情報があったので、今日は朝からそわそわスタンバイしていました。
(トヨタイムズスポーツさんから公開予告投稿が来るかと思っていたら、11時にひっそり動画が公開されていました)
記者会見の舞台裏に、モントリオール合宿映像、小松原美里さんと「JLB」ことジャン=リュック・ベイカーさんのインタビューがふんだんに入った映像は27分もありました。記者会見でも流されていた、モントリオールで撮影したと思われる二人のインタビュー映像も、未公開分も含め長く使われています。
いつもはトヨタイムズスポーツ内での公開で、YouTubeでは限定公開になっているのですが、今回は全公開になっていて、YouTube上での検索からもたどり着きやすくなっていました。
「18か月の密着動画」で印象的だったポイント
公開前には「この密着動画内で拠点やコーチの発表はないだろうか?」と期待する声も見かけていましたが、その手の発表はありませんでした。

ちなみに拠点やコーチの発表をする時期は、私はアイスブレイブ公演中~終了直後くらいかなと予想しています。
その予想が当たるかどうかはさっぱりわかりませんが、それまでは自分の中でどこの誰だといいなという妄想を楽しんでおきます(笑)
動画の冒頭は、挑戦発表記者会見の舞台裏から始まります。そこからの流れで私の印象に強く残ったポイントを記録していきます。動画内容について触れていますので、ネタバレが気になる方は視聴後にご覧ください。
モントリオール合宿の練習スケジュールが、想像以上にハード
これまでのインタビューでは、「モントリオールでは受けられるレッスンを限界まで詰め込んだ」とは語っていました。だから「相当ハードなスケジュールをこなしたんだろう」と思ってはいました。
しかしこのスケジュールは、私の想像を超えるハードさでしたね。合間に休憩時間が入っているとはいえ、朝の7時からおそらく夜の20~21時頃までみっちり詰まっています。

昼食や夕食をじっくり取る時間はなさそうに見えるので、合間に軽食を食べつつ過ごしていたのかもしれませんね。
もちろんこれは、世界最高峰ともいわれるアイスダンスのトレーニング環境を短期間でフルに体験し、出来る限りたくさんのことを吸収するためにやっていること。この期間限定のハードスケジュールでしょう。でも期間限定だったとしても、このスケジュールはえぐいって(苦笑)。

私のような「今日は1時間泳いだから、今週の運動はこれでもう十分よね!」と思っているような人間には、想像するだけでめまいがしそうな過密スケジュールです…
IAMでのレッスン風景も未見映像がたくさん!
これまでTBSで放送される番組内で、IAMでの練習映像はチラッと見ることはできました。しかし今回はかなりたっぷり練習映像を見ることができました。(できればもっと見たいけどw)
昔昌磨さんがあれほど嫌っていたバレエレッスンも、ちゃんと受けています。まぁ以前も何やかんや言いつつもちゃんと受けていたんですから、当たり前といえば当たり前ですが。
ホールドの姿勢、リフトの体勢、スピンのレベル要件チェック、様々な細かいポイントを丁寧に確認しながら進めているように見えました。
小松原美里さんインタビューで語られたこと
指導に関わっていることは明らかにされていたけれど、これまでインタビュー取材が表には出ていなかった小松原美里さんのインタビューが随所で流れました。

岡山で彼女と練習しているらしいという話が結構早くから聞こえていましたが、実際どのようにして指導を始めることになったのか、エピソード込みできっちり語られたのはこれが初めてのように思います。
彼女の発言で一番印象的だったのは、「しょまりんの強みはスピード」というコメントです。
サイズが小さいアイスショーのリンクでは本来のスピードを出すことができないので、ふたりのファンも競技会で初めて彼ら本来のスピードを見ることになるわけです。ますます競技会で二人の「本来のスピードでの演技」を見る日が楽しみになりました。

もちろんその前の「Ice Brave」でのショーバージョンのお披露目も楽しみですけどね!
ジャン=リュック・ベイカーさんのインタビューで明かされたこと
「四季」の振り付けがJLBさんだった衝撃
「Ice Brave 新横浜 Special Edition」で初披露された「四季」の振り付けをしたのがJLBさんだったことは、当時かなりの驚きを持って受け止めました。「ショーの演技を究めるためにそこまで投資してもらえるんだ!」って。

今思えば、競技でも使えるプログラムをと考えていたのなら、そりゃ投資するよねってことなんですけどね(笑)。
振付を依頼したのが、小柄な体を生かした振り付けができそうなJLBさんだっただけに、「なるほど確かに彼の指導を請うのは素晴らしいアイデアだ!」としか思いませんでした。当時はまさか今年試合に出るなんて思ってもいなかったので。
「四季」で表現していたのは、「花とハチドリ」
「四季」を初めて観たとき、私は二人は「花と蝶」または「花と葉や茎」を表現しているのかと思っていました。
「花と鳥」という発想が出てこなかった理由は、ひとえに私の昌磨さんへのイメージから連想できた「鳥」は、眼光鋭そうな鷲や鷹などだったから。ハミングバード=ハチドリなんて発想は、私の脳内には存在しなかったです。

でも、そんな私も新横浜公演千秋楽直前に公開した記事(上記)には、「ハチドリ説を見かけてて納得。小さいけど動きがとんでもなくて美しい姿は昌磨さんにピッタリ!こちらの写真なんて、イメージそのもの」と書いていました。
「ハチドリと花」の発想が生まれた理由
公演2日目には、すでに「花とハチドリでは?」とファンの解釈が広まりつつありましたが、この解釈が本当に正解なのかは、衣装を製作した伊藤聡美さんの投稿や、昌磨さん自身の発言で確定しました。
(確かブルーレイの音声解説内での発言だったかと)
衣装製作
— Satomi ito (伊藤聡美) (@SatomiItoDesign) February 25, 2026
本田真凜さん&宇野昌磨さん
Ice Brave2
Four seasons
花と虫…ではなく鳥🦜です。笑 pic.twitter.com/bKkI2y572m
「この発想を考えついたのはおそらく振付をしたJLBさんなんだろうな」と思いつつも、彼がどう考えてこの振付に至ったかはずっと知りたいと思っていました。それが今回は彼自身の言葉でしっかり聴けたのはありがたかったです。
「二人それぞれが持つ強みや違いを生かしたかった」と語るJLBさん。「昌磨は非常に素早く機敏で、真凜はとても美しくしなやかな伸びがある」という対照的な良さ。これをどう生かすかを考えた際に出てきたアイデアが「ハチドリと花」だったのだと。

「そうじゃないかな」と思っていたことが言語化されたことには、妙なスッキリ感がありました!

「オリジナルのリフト」の練習過程
それ以外の見どころとしては、新横浜公演直後から「オリジナルのリフト技を作りたい」という二人の練習過程をチラチラと見せてくれたところでしょうか。
最初は陸上でのトライ。

「せーの!」と声をかけるところが会見のときの様子を思わせて和まされました。
モントリオール合宿では、その技を専門家に見てもらってアドバイスを受けたようでした。そして、モントリオールのリンクで実際のその技を披露するまでに。あとは、これを試合の演技に組み込めるかどうかですね。
アイスダンスへの挑戦をスタートして2年足らず。覚えるべきことが山ほどあるなか、凄く楽しんで挑戦している様子をこうして見られるのはファンの一人としても嬉しい限りです。
早朝レッスン前のスキップ
個人的に今回の動画で一番気に入ったのは、朝6時15分、IAMの練習施設に入っていく際に昌磨さんがいきなりスキップをするところです(笑)。

「急にスキップしたらどんな画が撮れるかなと思って」っておちゃらける昌磨さんも楽しかったですが…
パートナーがいきなりスキップして駆け出していっても「……どういう感情?」と言ってのける真凜さんの笑顔交じりのクールな対応がかなりツボでした
二人の覚悟を改めて知ることができた密着動画
ファン目線だとつい細かいポイントにこだわってしまいますが、動画そのものは、二人の覚悟の強さ、それを支えている人たちの協力を改めて知ることのできる内容でした。
これから4年間の戦略を立てているであろう二人。その道は、まだ序盤。焦らずじっくり見守っていきたいなと思った一方、「Ice Brave」も観たいけど、競技会での演技も早く観たい!という想いも強くさせてくれた27分間でした。



