ついに引退報告会見が終わってしまいましたね。
昨日期待していた通りに「いい引退会見だったね」と言える内容でホッとしました。
今は会見を受けて色んな方や企業が嬉しい発表&メッセージを次々に公開してくれるので、ブルーになる暇もなくちょっと変なテンションです(苦笑)。
今夜からしばらくは各メディアで数多く報道されることでしょう。宇野昌磨選手がアスリートとして華々しく報道されるのもこれが最後なのですね。
今日は「宇野昌磨選手」というフレーズを極力使いたいと思います。彼が小さい頃から「昌磨くん」呼びはしてますが、彼に敬意を持って「選手」づけで書くの、好きでした…
彼は幼いころから才能あふれる少年として注目され、成し遂げてきた功績はとてつもなく大きく、もっともっと称えられていい選手だったと思っています。
だから引退時ぐらいはいろんなメディアで華々しく取り上げてほしい。五輪後ではなくピークでの引退を選んだことでより大きく扱ってもらえたのなら、「まだ選手としての彼を見ていたかった」という辛さも少しは慰められます。
とはいえ全部の報道を追いかけるのは大変(苦笑)。昌磨ファンの間で評判がよかったものを聞いて後日全録レコーダーから拾っていくつもりでいます。
ただ、今夜のフジテレビ生出演だけはリアルタイム視聴しようと思ってます。おそらく全日本やワールドでいつも取材されている方がスタッフに入っておられるかと思うので、こちらについては昨日のような心配はしていません。
ジュニアの頃から長年応援してきた宇野昌磨選手の引退発表会見という門出の日をどう迎えたのか、会見を見てどう感じたか。今日の流れを残しておきたいと思います。
引退会見配信の時間を迎えるまで
自分が会見に出るわけでもないのに、昨夜は緊張感でなかなか寝付けませんでした。発表の日こそ明け方まで眠れなかったけど、それ以降は眠れていたのに。昨日から会見直前までの間は「重大な宣告を待つ小部屋で一人閉じ込められてる感じ」でしたね。
朝、外は素晴らしい五月晴れ。
お昼前からはほとんどカウントダウン状態。あぁ、あと〇時間で引退報告会見が始まってしまう…って。
そして始まったトヨタイムズスポーツの配信。大型ニュースが入ってきて特集企画が飛ぶこともなくホッとしました。世間では「前代未聞のくだけた?引退会見」とか「対談形式の引退会見が斬新」とか言われてたみたいですね。
宇野昌磨選手を応援してきたファンだとトヨタイムズの空気感も昌磨さんの空気感もよくわかってるから想定内の内容だったんですけどね
そうか~一般的な引退会見を想像してたらビックリするのね!?と逆にビックリしました(笑)。
さすがにいつものトヨタイムズのくだけた感じよりは格調高い雰囲気でしたけどね。フィギュア界のレジェンドコーチや選手からもいろいろメッセージがこれまであったけれど、ここでISU(国際スケート連盟)会長からのコメントが紹介されるとはビビりました(笑)。
質疑応答を聞く限りでは、記事でよくお名前を目にするバンキシャさん大集合! まぁ耐えられる範囲の質問で収まってホッとしました。今夜~朝で変な報道はもう出ないと期待したいです。
会見の概要
トヨタイムズスポーツの配信はアーカイブが残っているのでそれを見るのが一番かと思います。
いち早く概要を把握したい方はこちらの記事が比較的短くまとまってていいかも。
会見の同時接続者は平日昼間だというのに1万1千人以上の接続があったようです。以下は、会見での内容に触れています。ネタバレされたくない方は会見ご覧になってからお進みください。
「〇〇のせい」にはしない、ポジティブな引退へ
会見配信内では引退を決意した理由についてはさほど深堀りせずに済ませました。(一般人には十分なレベルの説明だったと思いますけど)
中でもトヨタイムズ側が宇野昌磨選手の昨年9月のインタビュー動画を前半で流したのは「さすが」って思いましたね。
確かに今更説明せずとも「表現に力を置きたいが現状では表現をいくら頑張っても…」という主旨の発言をこれまでしてきました。現行ルール批判に受け取られかねないリスクがあることを「今の彼」ではなく「過去の彼」に語らせたことで変な曲解はある程度防げそうな気がします。
そして、今後やりたいことを話す際、「ジャンプ・スピン・ステップ等を自由に入れ込んだ自分自身が楽しく挑めるプログラムを作ることへの喜び」をしっかり語っていたので、彼の理想がポジティブな形で伝わったように思います。世界のトヨタのリスク管理さすが!
引退を決意した時期
私が気になっていたのは、引退を最終的に決意するに至った経緯とその理由でした。
その質疑部分はトヨタイムズスポーツさんの関連動画で見られます(その質問から再生されます)
引退を意識したのは2年前、羽生選手やネイサン選手の事実上の引退で「取り残された感」を感じたけれど、引退する自分が想像できず続けてきた。「次の試合で引退にする」とステファンコーチに伝えたのは昨年の全日本選手権の後だと明かされました。
ファンとしては「引退を考えながらも2年間続けてきたのに、そこで決断できたのは何故なのか」と最終決断をするきっかけになった理由を深堀りしてほしかったんですけどね。「2年前」というのは北京五輪後なのかモンペリエワールド後なのか、あるいはその後なのかもちょっと気になるしもうちょっと聞きたかったかな。
このあたりの細かいところは、今後のフィギュアスケート専門メディアのインタビューや、アップロードチャンネルのメンバーシップ動画などで明かしてくれるかもしれません。そこは特に語ることもないor語りたくないと昌磨さんが思うのなら、そこまでは聞けなくてもかまわないと思っています。
豊田会長との笑える秘蔵エピソード&泣かせる思い出話
トヨタイムズを過去に視聴したことがある方はご存じかと思いますが、トヨタさんは非常に多くのアスリートを支援しています。(トヨタイムズさんのエンディングVTRめっちゃ好き!)
豊田章男会長のアスリート支援精神を紹介した流れで、宇野昌磨選手と豊田会長との思い出話になったんですが、宇野昌磨選手が紹介した秘蔵エピソードがなかなかの破壊力w
でも私も「トヨタ」さんだと思ってましたよ!漢字で「豊田」って色紙に書けばよかったのに間違い防止でカタカナにしたのが裏目に出たのね(苦笑)(追記:トヨタではなくトヨダとにごる発音だそうです。私も知りませんでした)
アスリートの精神性は仙人レベルに達観してるのに、ステファンのフルネームを未だに正しく綴れなかったり、自社の会長の名前書き間違えたりする。このギャップの凄まじさ。やっぱりこの人最高wって思いました(笑)
「想い出深い試合、お守りになるような瞬間」と聞かれた時に上げたのがワールド初優勝のモンペリエワールドなのは納得なんですけど、「優勝した瞬間」ではなく「ステファンコーチがすごく喜んでくれたこと」を挙げたところが本当に昌磨さんらしいって思いました。
平昌五輪のキス&クライでも自分がメダルを獲ったことよりも、喜びの涙にむせぶ美穂子先生を見て物凄く嬉しそうにしていた。そういう宇野昌磨選手が好きで、私はずっと応援し続けてきたんですよ。
何度も見たモンペリエワールドのキス&クライ動画、貼ってはみたけど今はまだちょっと辛くて見返せません。(あぁもうこのメンバーでの新しいキス&クライは見られないのねって思っちゃうから)時間が経って引退の悲しさが癒えてきたらまた見返そうと思います。
私もこの瞬間は本当にうれしかった
モンペリエ行って応援したかったなぁ…
支えてくださる方たちのメッセージが熱い
トヨタの社員契約自体は終了するとのことですが、サポートは今後も続けてくださるとのこと。
まぁ社員じゃない方が色々自由に動きやすかったりするかな?
会見終了後は、色んなところから「今後も支援&応援継続」のメッセージ!
ミズノ(MIZUNO)さん
MIZUNOさんが特別に作ってくださった引退記念ページがありがたすぎます。
MIZUNOさんからのメッセージ&昌磨さんからのメッセージの後、過去の宣材写真を時系列でたくさん見ることができます。
私MIZUNOさんの宣材写真ってアスリートっぽさ全開で大好きなので嬉しい!ファンへのプレゼントどうもありがとう!って気分です。
門出を祝う感謝動画まで作ってくれました。
モンペリエワールドが終わってもなお「現役続行の可能性」の希望を抱いていた私に「ああやっぱりもう…」と思わせたのはワールド直後のMIZUNOさんのX(Twitter)投稿でした。改めて読み返すとありがたい言葉ですね。
しんみりするのもアレなので、ここはMIZUNOさん絡みのほっこりしたニュースも。
ニュース内の足元映した写真がサイコー。
Friends on Ice 2024 からも!
他はフレンズオンアイスさんも懐かしい写真を10枚もまとめてメッセージ!今年は観に行きますよ!!!
この後は情報を漁ります!
当面の間は、今後出て来る宇野昌磨選手引退関連報道を楽しみに生きて行きます。今日は詳細の発表はなかったですけど、おそらく今進行中のプロジェクトもいろいろありそうな予感はありましたしね。
私が今日読んだ中で一番じんと来たのはこちらです。
有料記事なのですが、X(Twitter)で記事プレゼントしている方が大勢いらしたので、関心のある方は読める間(たぶん明日の昼過ぎぐらいまで?)に是非。
こういう記事こそ、一般の目に触れるところに出してもらえるといいんだけどなぁ。
それではこれから晩ごはん食べて、色々情報漁ります!
昌磨さんがコラントッテのイベント開始時に言っていたように、「打ち上げ」として楽しむようにします!