宇野昌磨さん参戦「VSPO!SHOWDOWN 2026」 スト6対戦で実感した“スポーツ”の熱

3/21(土)~3/22(日)にわたり東京・有明アリーナで開催された「VSPO!SHOWDOWN2026」

eスポーツの要素が強いゲームに取り組む女性VTuberグループ「ぶいすぽっ!」がゲーマーたちと対決するイベントです。

3つのゲームで対戦が行われましたが、宇野昌磨さんは「ストリートファイター6部門」で、「ライバルチーム」の“格上ゲーマー(上位帯プレイヤー)”として参加しました。

「ぶいすぽっ!」のメンバーにはそれぞれ「コーチ」がついて、事前特訓する様子を配信してきました。対するライバルチーム側も連携を取りながら特訓して臨んでいます。

「女性アイドルと楽しい対戦」という雰囲気ではなく、完全なガチンコ勝負です。「eスポーツ」とはよく言ったもの。宇野昌磨さん自身も「これはスポーツだ」と断言していました。

試合は手に汗握る展開の連続。こんなにハラハラしながら試合進行を見守ったのは、宇野昌磨さん現役時代の試合以来かもしれません。

今回はイベントの見どころとなったポイントを宇野昌磨さんファンの視点からまとめました。

<23:15>DAY2の2巡目の戦績の誤記を修正しました

目次

チームリーダーを昌磨さんが抱きかかえての入場で会場は騒然

各対戦コーナーの冒頭では、先に「ぶいすぽっ!」からの出場者が対戦への意気込みを話したあと、「ライバルチーム」がステージに登場します。

どんな服装でどんな風に登場するかと楽しみにしていましたが、最初にこの映像を見たときは吹きましたよ(笑)。(リンクからその部分の公式動画が再生されます)

高木さんを抱きかかえて仁王立ちする昌磨さん ステージ中央までこのまま約20秒歩いて進みます

さすがにこんな入場スタイルは全く予想していなかったです。

高木さんが前日の配信で「フィギュアスケートっぽい入場をしたい」と話していたそうなので、アイスダンスのリフトを意識したのでしょうか?「スト6」のマリーザの勝利時の映像にも似ていますけど。

二人とも表情をずっとキメたままなのが楽しいw

コメント欄の方たちはゲーマーさんや「ぶいすぽっ!」ファンが中心。ほとんどの方は昌磨さんが最近アイスダンスでリフトをしていることはご存じないので「メダリストに何やらせてるんだw」と突っ込まれまくっていました。

自分よりも大柄な男性を抱きかかえたまま、一切フラつくことなく歩み、最後にはポーズまで取ってから降ろす姿に、コメント欄は「アスリートの体幹エグイ」「筋力スゲー」というような反応で埋まっていました。

下ろす直前に決めポーズ!

「アスリート」と「お茶目な若手プロゲーマー」のコンビ登場ーというアピールには最適なパフォーマンスだったのではないでしょうか。SNSでこの部分の動画が随分と出回っていました。

昌磨さんが成人男性までリフトできるという事実が知られ、実は最近アイスダンスもやってるんだということが少しでも広まれば、ファンとしてはちょっと嬉しかったりします

ちなみに昌磨さんの弟の樹さんは「ぶいすぽっ!」ファン。「昌磨さんには全負けしてほしい」と言っているとの情報が事前に伝わっていましたが、会場まで観に行っていてこの入場シーンもしっかり撮影していたようです。

…でも試合で応援していたのはお兄さんではなく、対戦相手の神成きゅぴさんの方だったでしょうね(笑)。

対戦相手へのリスペクト溢れる挨拶

昌磨さんの冒頭の挨拶はかなり印象的だったので記録しておきます。

皆さんはあまり知らないと思いますが僕スポーツを昔やってまして(会場笑)

この大会に向けてお話をいただいた時は正直結構勝てるのではないかなと思っていました。

ただこの大会、このスト6部門だけではなく全員がこの大会に向けて一生懸命努力する姿に、もうこれはゲーム、そしてイベントの垣根を超えてスポーツだなとすごく痛感し、僕もすごく熱い思いで、まずはこの大会に出させてもらえることにとても嬉しく思いますし、対戦相手が 一生懸命頑張ってる姿を見て僕もガチで詰めて仕上げてきました。

この後、進行の方に「オリンピックでのメダルも取られてます。世界大会でも幾度となく優勝してますけど、この会場の雰囲気どうですか?」と聞かれ、「これだけたくさんの人の前で滑らないというのは初めて」と答えて笑いを取ります。

そして「スポーツマンシップに乗っとり対戦相手をリスペクトはするが、相手が嫌がることをとことんやって、皆さんがこの会場が凍りついたその時が僕の出番だと思ってるので楽しみにしていてください」と締めます。

コメント欄やSNS等では一連の挨拶がかなり好評でもう彼のファンとしてはニマニマが止まりませんでした

ちなみにチームリーダーの高木さんの挨拶も楽しいです。ただし、去年プロゲーマーの立川さんがこの大会に出て負けてしまい、この1年ずっといじられ続けていることを知っておく必要があります。

「スト6」対戦のルール&DAY1(初日)の戦況

このイベントでのルールと、初日の戦況を先に整理しておきます。

3セット先取×2巡、全メンバーのセットポイント総数で勝敗決定

VSPO!SHOWDOWNスト6部門対戦表
公式サイトより引用

2日目の対戦は神成きゅぴさんVS宇野昌磨さん、甘結もかさんVS高木さんの対戦。2ラウンドを先取した方が1セットを獲得、どちらかが3セットを先取したら勝ち。これを2回繰り返します。

そして、DAY1の結果を含めたセットポイントの合計で勝者チームが決まります

「ライバルチーム」優勢⇒「ぶいすぽっ!」チーム優勢だったDAY1

DAY1の対戦は、1巡目の「ぶいすぽ」VS「ライバル」は4対9と、「ライバルチーム」が優勢でした。

しかし、試合直後にそれぞれのコーチがアドバイスしたのが功を奏し、2巡目では6対3と一気に形勢逆転

DAY1の星取表

1巡目では「ライバルチーム」が全勝だったのに2巡目は「ぶいすぽっ!」が3-0ストレート勝ちを2回。「ぶいすぽ」VS「ライバル」のポイントが「10対12」となる接戦状態で、2日目のDAY2を迎えることになりました。

予想外の苦戦となった、DAY2(2日目)の1巡目対戦

DAY2は、前日と同様に1巡目は優勢⇒2巡目で苦戦という展開になるのかなと予想していました。

しかし、この日は1巡目からどちらも予想以上の苦戦になったのです。

(ここからはDAY2の試合内容について触れていますので、ネタバレ嫌な方は避けてください)

神成きゅぴさんVS宇野昌磨さん 

最初の展開こそ昌磨さん優勢で、1セット先取しましたが、その後2セットを連取されます。

2-1と「後がない状況」になってからは本当にヒヤヒヤしました。

何と言ってもDAY1の1巡目は「ライバルチーム」全員が勝利していましたからね。苦戦が予想されていたチームメンバーのズズさんも勝利していたし、敗戦は避けたいところ。

でも2セット連取された直後に微笑みを浮かべていたのは見事に「ヴィラン」役を演じている感があってよかったですね。

クリックするとその部分の公式YouTube配信動画が開きます

もう1セットたりとも落とせない崖っぷち状態での次セットでの粘りは本当に凄かったです。

両者バーニングアウト(弱体化状態)になった末、最後の最後で使用キャラの技バーニングキックをうまくずらして決めたことで勝利をもぎ取ったのには痺れました。神成きゅぴさんは彼の技にうまく対応できていたので、もし出し方を変えていなければ、決まらずに負けていたかもしれません。

これで2-2のタイに持ち込み、迎えた最終セットでは互いに1ラウンドずつ取ります。

両者後がない、追い詰められた状況での勝負強さを見せたのは昌磨さんでした

この1巡目での抜きつ抜かれつの闘いは本当に手に汗握りました

「でも、1巡目でここまで接戦だったらコーチの指導が入った2巡目は大丈夫なの?」と素人の私は心配もしていました

甘結もかさんVS高木さん

その心配を更に強めたのが次の対戦です。プロゲーマーの高木さんが、甘結もかさんに追い詰められていく流れになりまして。

試合の合間に飲料を飲むとき、少し震えていた高木さんの手。「格下」とみなされるVTuberと闘うプレッシャーと、善戦してくる対戦相手への驚きと焦りが少し感じられました。

その結果、昌磨さんのときと同様フルセット・フルカウントでの大接戦になったのですが…残念ながら敗退。

会場の「ぶいすぽっ!」ファンの盛り上がりは凄かったです。超・アウェー。

「ライバル」VS「ぶいすぽっ!」の一巡目のセット数は3対2と2対3と、全くの同点。2セット差は変わらず。

DAY1の流れを思い起こすと、「ぶいすぽっ!」チームに勝利を奪われる可能性も充分ありえます。

1巡目の思わぬ苦戦のおかげで、2巡目のハラハラドキドキ感はかなり高まりました。

「対応力」と「持ち札」の差が出た2巡目の対戦

しかし2巡目の対戦は、「不安に思ってしまってごめんなさい」と謝りたくなる流れになりました。

昌磨さんは、1セットどころか1ラウンドも取られることなく完全勝利。
<23:15訂正> 序盤でラウンド取られていた記憶が蘇ってきたので、修正しました。きゅぴさんは戦況悪くなってもポジティブですてきな方だったというのに大変失礼いたしました。

高木さんは最終セットで1ラウンドだけ取られたものの、最後は一度もダメージを許さずパーフェクトKOでの勝利。

彼らは自分たちの手癖への対策をしてきた彼女たちの戦いぶりを見て、戦法を冷静に変更してくるしたたかさを持っていたようです。

「ようです」と書いたのは、残念ながら私が細かい戦略を見抜けるほど「スト6」に詳しくないからです。今はまだ「未知のルールを少しずつ学びながら、なんとか戦況について行ってる段階」なのでね…。

フィギュアスケートを見始めた子ども時代や、新採点システムに移行したばかりの頃、「何がどう採点されるのか」がよくわからないまま視聴していた時代を思い出します

実況やインタビュー、詳しい方の反応などを見る限り、相手に対応されてしまった戦い方とは異なる戦法の「持ち札」が豊富だったこと、どこでそれを出すべきかを判断できる「対応力」があったことが勝因なのでしょう。

前日の特訓で立川さんに指導されていた「長期戦の闘い方」が生かされていたように思います。

「もっと詳しかったら試合運びの妙をより楽しめるのになぁ」と感じたので、もう少し理解を深めたい、という気持ちが強くなりました。

(私は未だに「バーンアウト(ガード不能に近い弱体化状態)からSA3(必殺技の一種)打てるんだ!」ってビックリした位のど素人です…昌磨さんが最後に試合を「汚インパクト」で決めようとしてミスったことは、前日の特訓動画でやっていたのでかろうじて理解できましたが)

eSportと称されるゲーム観戦は、まさに「スポーツ」観戦

地道な鍛錬の積み重ね、戦略立案、メンタルコントロール、臨機応変な判断…スポーツに求められる要素が揃った対戦からは、「スポーツ観戦」のスリルと高揚感も味わえました。

確かにゲームには「余暇に楽しむ娯楽」という側面もありますが、それはスポーツも同じです。プレイヤーが鍛錬を積んで真剣に挑んだ試合では、スポーツの試合と同様のカタルシスが味わえます。

皆さんフィギュアスケート競技を初めて見たときは、どういうルールで何を競っているのかはよくわからなかったはず

「何らかの魅力にひかれて見続けていたら徐々にルールが把握できるようになり、面白さも増していく喜び」ってありますよね?

私は今、まさにそれを体験している感じです

思えば、「スト6」のルールを初めて学んだのは昌磨さんが「ウメハラ」さんに初指導を受けた動画を見たとき。

それから8カ月。

私の「スト6」に関する乏しい知識も、カーリングやフェンシングを初めてまともに見た五輪のときぐらいの競技知識レベルにはなってきたかな?(笑)

「VSPO!SHOWDOWN2026」の動画情報まとめ

最後に、「VSPO!SHOWDOWN 2026」視聴方法をまとめておきます。

無料配信動画2種と4/19まで視聴可能なPPV(有料配信)があります。

2日間ともにYouTubeで全編無料視聴可

イベントはYouTubeで一般向けに無料配信されていました。

DAY1

こちらがDAY1の配信。

「ストリートファイター6」パートから再生されるように設定しています

「スト6」では5名×5名が対決しますが、うち3名は初日の対戦でした。

DAY2

こちらが昌磨さんとライバルチームのリーダー「高木」さんが参加するDAY2動画。

「スト6」部門開始前に、素人向けルール解説動画が流れていたので、その部分から再生するよう設定してあります。

「スト6」の対戦部分は全部で1時間10分ほどあります。前後の挨拶を入れると1時間45分ぐらいです。

Twitchでも配信動画のアーカイブ視聴可

ゲーム配信に多く使われているTwitchでも配信されていました。

私はYouTubeでライブ配信視聴した後に、Twitch配信(下記に埋め込んであります)も視聴しました。

だって、コメント欄の反応も読みたいじゃないですか?

観戦初心者だと、プレイヤーたちの駆け引きや戦略はろくにわかりません。実況やコメント欄での評価を見て初めてわかることが多いので、コメント欄の情報は私には重要です。

YouTube版はコメントの流れが速すぎて、ゲーム画面と両方を同時に全部追うのは困難でした。Twitchは程よい流れでコメントは比較的見やすかったです。コメントの雰囲気はほぼ同様でした。

PPV配信では「ライバルチーム視点」も視聴可

昨日上げた記事内では「買うべきか?」と悩んでいたPPV配信

試合内容に見ごたえがあったし、公式配信では流れなかった高木さん&昌磨さんの声が聞きたくて、今朝になってDAY2の「ライバルチーム視点」配信の購入を決断。早速視聴しました。

DAY2「ライバルチーム視点」配信内容の印象

しかしながら二人とも試合中は集中しまくっているのでほぼ無言

一回だけ昌磨さんお馴染みの「間違えたー!」が聞けましたが、ライバルチーム内での練習配信での賑やかな空気感とは正反対でした。まぁガチ試合なんだから当たり前ですね(苦笑)。

PPVに対する興味が「昌磨さんの顔を見たい」という理由だけなら、購入はおすすめできません。顔のワイプサイズは公式無料配信と同じ。むしろ公式無料配信の方がアップでずっとたくさん映ります。

高木さん対戦中の昌磨さんの姿は見られますが、彼はゲーム画面ではなく高木さんの方をずっと見つめているので、ずっと横顔で表情はほぼ見えません。

ただし、互いの試合の最中にチームメイトを「高木さんガンバ!」「いいよいいよ!」などと応援する熱い声は聴けます。また、対戦前の感想戦的な部分は公式配信より少し長く聞けます

相手のコンボが決まれば観客から「うぉー」と大歓声が上がるのに、自分がコンボ決めると会場が静まり返るような超アウェーな会場ですからね…

間近で応援してくれる人が一人でもいるっていうのは心の支えになりそうに思います

PPV配信の購入は下記からどうぞ。4/19まで購入できます。

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