試合やアイスショーの「日程被り」が悩ましい|フィギュアファンの優先順位問題

白い色調のデスクのうえにDay Planと書かれたメモ帳とペンなどが置かれている写真

今回は、フィギュアスケートファンの悩みの一つである「試合やアイスショーの日程被り」について

実はこの記事、先週末に公開のつもりで書き進めてあったのですが、宇野昌磨さんと本田真凜さんのアイスダンスでの現役復帰会見で予定が吹き飛びました(笑)。

応援していた選手の現役復帰によって、私の今後の観戦計画や遠征予定も大きく変わりそうです。そんな中で改めて「見たい試合・ショーの日程が被ったときに、どちらを優先するか問題」の難しさを感じました。

目次

ショー同士、またはショーと試合の日程被り問題

「アイスショー」黎明期は開催地も公演回数も限定的だったため、ショー同士がかぶることはあまりありませんでした。

しかし、浅田真央さんや高橋大輔さんなど、引退後もアイスショーを多数公演する人たちが増えてきてからは、ショーと試合、ショー同士の日程が被ることは次第に珍しいことではなくなってきました

例え日程がかぶっていたところで、開催地やショーの内容によって観客層は異なります。なので日程が被っていること自体は、大勢に影響を及ぼさないと考えています。

地方から遠征してショーや試合を見る場合は、日程が被っていると逆に「1回の遠征で2つのショーを観られる」なんてメリットもあります。

2024年6月は、浅田真央さんのショー「Everlasting33」と高橋大輔さんの「氷艶2024 十字星のキセキ」を連続してご覧になった方も多いのでは?

私も「連続した日程でチケットを取って行こうか?」とギリギリまで悩んでいました

「デメリット」を感じるのは、連続して遠征しづらい事情のある方か一つのショーや試合に連日通い詰めるようなコアなファン層くらいでしょう。

アイスショーに頻繁に足を運ぶようになったのは、私の場合ここ数年ほどです。これまで「日程被り」の影響を感じることは少なかったのですが、ここ1年間のショーは日程被りが多く感じられて少々ため息をついています。

2026年5月以降のアイスショーの日程被り

「アイスショーの日程被り」の事例件数自体は、浅田真央さんが「サンクス」や「BEYOND」で全国ツアーを精力的にやっていた時期の方が多かったかもしれません。

ただ私個人の印象としては、「今年は気になるショーの日程被りが多い」と感じています。

以下、5月以降のショーのかぶりを挙げてみます。

「Bloom on Ice 2026」と「The MELT」

  • 「Bloom on Ice 2026(ブルーム・オン・アイス)」は5/1(金)~5/2(土)尼崎スポーツの森アイスリンクで4公演
  • 「The MELT」は5/2(土)~5/6(火・祝)KOSÉ新横浜スケートセンターで12公演

「プリンスアイスワールド」佐賀と「Dreams on Ice 2026」

  • 「プリンスアイスワールド(PIW)佐賀」は6/27(土)~28(日)SAGAアリーナで3公演
  • 「Dreams on Ice 2026(DOI/ドリーム・オン・アイス)」は6/26(金)~28(日)KOSÉ新横浜スケートセンターで4公演

「THE DESTINY」と「Ice Brave -A TURNING SEASON-」愛知

  1. 「THE DESTINY」は7/31(金)~8/2(日)東京辰巳アイスアリーナで4公演
  2. 「Ice Brave -A TURNING SEASON-」愛知は7/31(金)~8/2(日)モリコロパークアイススケート場で4公演

どのショーも複数日程開催ですので、精力的なファンであれば両方に足を運ぶことは可能です。「Bloom on Ice 2026」と「Dreams on Ice 2026」は競合ショーより1日早くスタートしていますしね。私は両方を観に行くほどのパワーは持てませんでしたが。

一番悩ましいのが、「THE DESTINY」と「Ice Brave -A TURNING SEASON-」愛知の被り。日程のズレはなく、3日間とも完全丸被りです。

なぜ「THE DESTINY」「Ice Brave」愛知の被りが悩ましいのか

フルサイズリンクのカップル競技ショーへの夢

「りくりゅう」を長く応援していた私は、彼らが引退発表したときの記事に「ペア競技は広いリンクがあってこそ技の迫力をフルに堪能できると思っています」「フルサイズリンクのアイスショーをどこかで企画してくれないかなぁ」と書いていました。

だから、彼らがカップル競技スケーターを主体にしたアイスショー「THE DESTINY」を開催すると発表があったときは、夢が叶ったと素直に喜んだんですよ…日程を見る前までは。

「THE DESTINY」と「Ice Brave」愛知、両立への壁

「Ice Brave -A TURNING SEASON-」、宇野昌磨さんファンとしてはできるだけ多くの公演を見たいのはやまやまですが、さすがに全公演即決は困難。

なので最速先行抽選時は愛知と東京公演、どちらを多めに手配するかで悩んだのですが、私はホテル代がより安く済む愛知公演を優先しました。東京公演は千秋楽前に休演日があるので全部観ようと思ったら1泊多くなりますし。

「THE DESTINY」開催が事前にわかっていたら、愛知から東京に移動し「THE DESTINY」を見る日を1日だけ入れて東京公演の配分を増やすという選択肢もとれたのにな…とちょっとガックリ

入手済みチケットをどなたかにお譲りして「THE DESTINY」に行くという荒技はあります。しかし、最初のチケット発売時点で公表されていた「THE DESTINY」出演スケーターは「りくりゅう」一組のみ。

しかも今季はカップル競技での解散・組み替えがやたら多いので、追加出演スケーターの予想も難しい状況。そんな状況で今入手できている好きなショーの良席を手放すことはさすがに考えられなかったです。

残念ながら「THE DESTINY」はこの東京公演のみ。現地鑑賞したかったのに、放送や配信を当てにするしかなさそうでとても残念です。

木曜夜公演とか日曜夜公演とかを追加してくれたらチケット買うんだけどなぁ…
でも初演や千秋楽を買った人からしたらそれはイヤか(苦笑)

こうなったら「THE DESTINY」を大成功させて、来年も是非継続して公演してほしいですね

「日程被り」、どちらを優先するかの判断基準

日程がかぶっていた場合、どちらを優先するかの判断基準は人それぞれ。価値観によって異なります。

私自身、去年から今年の「日程被り」についてどういう基準で優先順位を付けてきたか、ここ1年の事例をもとに整理してみました。

試合 VS アイスショー

長年試合のみを見続けてきたこともあって、私の中には「試合>アイスショー」という基準が明確にあります。

国際A級大会 VS アイスショー|2025「名古屋GPF」と「Ice Brave 2」島根

昨年は、「2025名古屋グランプリファイナル(GPF)」と「Ice Brave 2」島根公演とが重なっていたため、島根公演は見送りを早々に決断しました。

当時の記事を読み返しても、全く迷っておらず。

別会場で同内容の公演が見られるアイスショーと1回きりの国際A級大会なら、私は試合観戦を優先します。

1~2公演限定のアイスショーだったらそのショーに対し感じる価値により判断は変わるかもしれません。でも、そこまで日程が限られたショーはレアです。ショーも一期一会ではありますけど、試合の1回こっきり感とは比べものになりません。

CS大会 VS アイスショー|2026「木下グループ杯」と「フレンズ・オン・アイス」?

フレンズオン・アイス2026(Friends on Ice/FOI)」も、昨年創設されたチャレンジャーシリーズ大会の木下グループ杯と重なる懸念があります。
(2026木下グループ杯の日程が未公表のため、「重なるかも」という懸念だけで、実際は不明)

「フレンズ・オン・アイス」は好きなアイスショーだし、今年はペアの「ゆなすみ」こと長岡柚奈/森口澄士組も初出演予定ですし複数公演を観たいなと思っているのですが…せっかく日本で開催される貴重なCS大会・木下グループ杯は現地で観たいです。新プログラムの初披露がたくさん見られて楽しい試合ですから。

昨年は3日のうち2日間現地観戦。五輪シーズン用プロの初披露を見た当時の観戦記を今読み返すと楽しいです

木下グループ杯の開催時期が当初噂に出ていた「8月最終週開催説」だと日程が丸被りです。試合はおそらく午後開始だろうと思われるので、鑑賞後木下グループ杯に移動できるよう、昼公演1回のみを手配しました。

ただ最近になって辰巳アイスアリーナのサイトに掲載されていた予定表から、「9月初週開催説」が有力になってきていまして…全く重ならないと確定したら「フレンズ・オン・アイス」夕方公演も買い足したいのですが、まだ買えずにいます

辰巳アイスアリーナのリンク貸切予約は現時点では8/25~9/7まで埋まっているので、8月最終週、9月初週どちらの開催になってもおかしくありません。

実はチケット購入を検討している別のエンタメ公演も9月上旬に予定されていまして…

私は木下グループ杯の日程&会場の公式発表を切実に待ち望んでいます

地方大会 VS アイスショー |2026「滋賀サマーカップ」VS「Ice Brave」東京

ショーと重なっているのが地方大会だと、どちらを優先するかの判断はちょっと悩ましくなってきます

「Ice Brave -A TURNING SEASON-」東京公演前半のチケットを最速抽選で購入しなかったのは、「可能なら席位置を確認してから購入したかった」というのが最大の理由です。でも、二つ目の理由は「滋賀県開催のサマーカップと被っているから」でした。

たくさんの現役選手たちの新プロがいち早く無料で見られるサマーカップ、結構好きなんですよね…関西在住ですから日帰りで行けますし。

とはいえ、さすがに「Ice Brave -A TURNING SEASON-」東京千秋楽は現地で見たいので、最終日2公演はチケットを確保しましたが前半日程をどうするかは今も悩み中です。

サマーカップの出場メンバー、各カテゴリの日程やCS放送や配信の有無、東京公演チケットの残り状況などを見ながら最終判断するつもりです。

優先順位の「正解」はなし

結局のところ、自分の中の優先順位は自分にしか決められません。
日程が被ったとき判断しやすいように、自分の価値基準がどこにあるのか改めて考えてみるのも悪くないなと思いました。

試合とアイスショーを「はしご」するという選択肢

試合とショーの日程が被っても、「両方を観に行く」という選択肢を取れる場合もあります。

両方に行った実例 | 2026「西日本選手権」と「Ice Brave2」京都公演

昨秋の西日本選手権(滋賀開催)と重なった「Ice Brave 2」京都公演のときのように、逆に遠征ついでに「2会場のはしご」を企てるファンもいるかもしれません。

実際、「Ice Brave2」京都公演のときは結構な人数が京都アクアリーナと木下カンセーアイスアリーナ(滋賀県立アイスアリーナ)の2会場を行き来していました。私も1日だけ会場をはしごしましたが、会場へのバスは「Ice Brave」グッズを持った観客で満員でした。

ブロック大会 VS アイスショー | 2026「東京ブロック大会」と「刀剣乱舞-ICE BLADE-」

今のところ私は遠征を予定していませんが、実は10/3(土)~4(日)に開催予定の「刀剣乱舞」のアイスショー「刀剣乱舞 -ICE BLADE-」も、「東京ブロック大会(2026東京フィギュアスケート選手権大会)」と日程が被りそうな雲行きです。

(東京ブロック大会日程は公式未発表ですが、辰巳アイスアリーナの予定表に同時期開催予定との記載あり。予定表情報だと土曜しか被っていませんが、学生参加が多い東京ブロックを土曜に終了するとは考えにくいので丸被りになると予想)

刀剣乱舞のショーには無良隆仁さんや田中刑事さん、坂本花織さん他、「Ice Brave」のメンバーも多数出演決定!

「刀剣乱舞 -ICE BLADE-」の会場は代々木体育館、「東京ブロック大会」の会場は東京・辰巳アイスアリーナ

このショーのターゲットは「刀剣乱舞」ゲームのファンであって、フィギュアスケートファンの集客はあまり期待していないかもしれませんけど、両方に関心のあるファン層にとっては残念な日程被りかもしれません。東京ブロックはトップ選手が意外と揃う大会なので、コアなフィギュアスケートファン層の多くはそちらに足を運びそうです。

でも、「西日本選手権」と「Ice Brave」京都公演を行き来したファンが一定数いたことを考えると、「東京ブロック大会」と「刀剣乱舞」のアイスショーをはしご鑑賞する人も出そう。座れる保証があるかはわかりませんが、東京ブロックは例年かなりの長時間開催になりますし「サマーカップ」同様、客の出入りは多そうです。

となると、「刀剣乱舞」「東京ブロック大会」単体では遠征までは考えないような層で、「両方見られる日程なんだったら東京行こうかな?」と考えるケースはあるかもしれませんね

日程被りに悩める贅沢

こうして「日程被り」に悩めるのも、子育てがひと段落し、会社勤めを辞め時間の余裕ができたことが大きいです。以前はショーどころか試合観戦すらたまにしか行けなかったんですから、何とも贅沢な悩みだと思います。

あとはお金と時間の余裕と相談しつつ、今年後半の観戦&鑑賞計画を立てたいと思います。

ちなみにフィンランド・タンペレで開催される2027世界フィギュアスケート選手権の通し券チケット購入は見送りました。昨今の世界情勢もあるので北欧までの遠征はちょっと厳しいかなと悩んでいたところ、チケット販売開始直前に宇野昌磨さんと本田真凜さんの現役復帰発表があり、「今季は国内の試合観戦の遠征優先で!」と心が決まりました。

ワールド単日券は8月発売なので最終判断はそのときにと思っていますが、基本新シーズンの海外遠征は、四大陸選手権の会場の場所次第(現時点では開催地未定)で検討する程度にとどめようかと思います。

ちなみにタンペレワールドの通し券予約は予定枚数があまりにも少なかったのか、先行販売・一般販売ともに数分で購入不可能となり、大勢の海外フィギュアスケートファンが「Impossible Mission!(無理ゲー!)」と嘆いていました。私もチケット取りに参戦していたら今頃ぼやいていたかもしれません(苦笑)。

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