名古屋GPF観戦記<6> 女子シングル/坂本花織・アンバー・グレン、そしてSP首位・千葉百音に起きた「まさか」の連鎖

GPF会場IGアリーナ前方席から見た場内全景

名古屋IGアリーナで開催された2025年のフィギュアスケートグランプリファイナル(2025GPF/GPF2025)観戦記6本目は、女子シングルを振り返ります。

世界選手権3連覇経験を持つ坂本花織選手、昨季GPF女王のアンバー・グレン選手が共にSPで大きく出遅れ、高得点でSP首位発進した千葉百音選手がフリーでまさかの失速。安定した演技をするトップ選手が多い女子シングルでは珍しい、波乱の展開となりました。

2025名古屋GPFリザルト
※出場者リスト・スケジュール・採点結果などの一覧です 

目次

女子シングル出場者

女子のGPF出場者は下記の通り。

千葉百音選手
坂本花織選手
アンバー・グレン選手(米国)
アリサ・リウ選手(米国)
中井亜美選手
渡辺倫果選手

昨年は日本女子5名+アンバー・グレン選手という顔ぶれだったことを思えば、米国勢が2名に増えました。しかし今季も日米決戦状態なのには変わりありません。


テレビ朝日フィギュアスケートXアカウントの投稿
より引用 ※画面をクリックすると元投稿が開きます

コロナで中止になった2021大阪GPFは逆にロシア女子5名+坂本花織選手でした。あれから4年、ふたたびGPF女子シングルに出場しているのは坂本花織選手のみです。

五輪代表がほぼ当確になっている米国女子2名とは異なり、日本女子にとっては「GPF」というよりも「プレ全日本選手権」といった様相で、ヒリヒリした闘いになりそうーというのが大会前の予想でした。

女子シングルは選手ごとの振り返りで

男子シングルはSP⇒フリーと時系列で振り返ってみたのですが、これをやるとボリュームが増えて前後編になってしまいそうな予感があります。

全日本フィギュアスケート選手権出発前に書き終えてしまいたいので、女子は最終順位6位から順に個人別にSP&フリーまとめて振り返って行こうと思います。

SP&フリーでトリプルアクセル3本を下りた渡辺倫果選手

今回のGPF女子シングルで、私が一番応援の気持ちが強かったのは渡辺倫果選手でした。

日本女子4名の中では五輪代表には現状一番遠い位置にはいるけど、この大会の結果次第では夢への道が広がるかもしれない。全日本まで可能性を残す闘いに持ち込んでほしい想いがありました。

SPでコンビネーションジャンプが乱れたが…

SPでのトリプルアクセル着氷にはしびれましたが、更にしびれたのが、後半トリプルループの着氷が大きく乱れたあとにトリプルトゥループを何とかつけたこと。きっと回転不足をとられるだろうとは思いましたが、あそこでセカンドジャンプを跳びに行った根性には感服しました。

セカンドのトリプルトゥループが回転不足(アンダーローテーション)判定「<」にはなったものの、コンビネーションジャンプになるかならないかで得点は大きく変わります。何とかコンビネーションにした甲斐あって、得点は70.68と70点台に載せました。これならフリーに望みを繋げられます。

6分間練習は目立てなかったトリプルアクセルコンビネーション成功

フリーの6分間練習は確認すべきジャンプが多いためか、なかなかトリプルアクセルを跳びに行きません。「ようやく跳ぶ!?」と思ったその時、貴賓席に座っている浅田真央さんが場内モニターに映り、「浅田真央さんが会場に来ている」というアナウンスが入りました。

その間に渡辺倫果選手は見事なトリプルアクセル-トリプルトゥループ(確かコンビネーションだったはず)を下りました。しかし観客のほとんどはモニターや浅田真央さんのいるあたりを注目していて拍手に歓声もほとんど上がらず。周囲は「真央ちゃんがいるの?」「どこ?」という声ばかりで、少々気の毒でした。

本人は拍手をもらうために練習してるわけじゃないでしょうけどね。

正直私も浅田真央さんの姿をすぐに探したくなりましたが、
「浅田真央さんは配信や放送で映されるだろうけれど、6分間練習の渡辺倫果選手のジャンプは現地でしか見られない可能性が高いはず」
と見たい気持ちをこらえました(苦笑)。

なので練習時間終了後に、貴賓席のある方角をガン見させていただきましたw

トリプルアクセル2本に賭けたフリー

フリーではトリプルアクセルを2本とも下りました!

2本目は「回転不足取られるかも?」とは思ったけれど、「今日のジャッジなら、ひょっとして大丈夫かも?」と期待しました。

その前の男子フリーでは誰一人回転不足マークがついていない、超珍しい採点表だったのを見ていましたので…(ごく軽微な回転不足である「q」マークすら一つも無しだったので、驚きでした)

でも、結局彼女のジャンプは2つともアンダーローテーション「<」をとられました。
(コンビネーションで取られたのはトリプルアクセルではなくセカンドのトリプルトゥループの方ですが)

一番痛かったのは、最後のトリプルループがダウングレードになり、1点台しか取れなかったこと。

トリプルアクセル2本の賭けはあと一歩のところで及ばず、総合207.14で6位
それでも気迫のある「仁」でした。「覚悟を決めた大和なでしこのパワー」に満ちていましたね。

「急転直下」を体験した千葉百音選手

千葉百音選手の名古屋GPFは、ジェットコースターのような展開となりました。

パーソナルベスト(PB)を更新したSP

SPではアンバー・グレン選手と坂本花織選手に相次いで大きなミスが続き、何ともイヤな空気感に包まれたリンクに最終滑走者として登場した千葉百音選手

昨季ボストンワールドで大喝采を浴びたドナ・サマーのプログラムで、不穏な空気を一掃。なんと77.27ものハイスコアでPBを更新しました。

彼女のPBはCS大会である今年の木下グループ杯で出した73.11。とてもクリーンな演技に見えたので、「75点前後行くかも?」とは思いましたが、いきなり4点以上も跳ね上がるとは。

彼女はルッツの踏切エッジが不明瞭だとして「!」マークがつくことが多かったですが、今回はついておらず。ある意味非の打ちどころのない採点表になったがゆえのPBでした。

まさかの大崩れから始まったフリー

今季はずっと安定した演技を見せていた千葉百音選手。フリー演技開始前、私は彼女の表彰台を全く疑っていませんでした。

今季見せてきたような演技をすれば、GPF初金メダルを手にする可能性は高いだろう。後は彼女のウィニングランを見守るだけ。冒頭のトリプルフリップからのコンビネーションジャンプがキレイに入った段階で、「これでメダルは確実だろう」とすら思いました。

ループとサルコウでまさかの…

なのに次のトリプルループを跳んだ瞬間、明らかにずれた回転軸を見て「?」と思った瞬間に転倒。次のトリプルサルコウも跳びあがった時点で「ダメだ」とわかるジャンプで、まさかの2連続転倒。

2回以上転倒してしまうと、ルール上PCS(演技構成点)の上限値も8.75までに抑えられます。この時点で表彰台は厳しくなったと思いました。

見事だった後半の立て直し

しかし、彼女はここから立て直していったのがさすがでした。ステップだけはレベル3でしたが、後半はいつものようなクリーンな演技。前半のエッジ系ジャンプの連続失敗は、悪夢でも見ていたのだろうか?と思うくらい

場内モニターに流れていたリプレイ映像では、転倒ジャンプは素人目で見ても回転が足りていませんでした。転倒ジャンプは二つともダウングレード。後半クリーンにまとめたおかげで132.95というハイスコアは獲得できましたが、本来なら150点近くを狙える選手です。あの2転倒は余りにも痛かったです。

SP首位⇒フリー6位 という珍しい結果に

GPFで首位スタートした選手がフリーで6位に沈むという、なかなかない事例となりました。総合5位は、彼女が目指した順位ではなかったでしょう。

何が彼女の調子を狂わせてしまったのかわかりませんが、これが五輪やワールドでなくて本当によかった。
これが貴重な経験となったと捉えるしかないですね。

数多くの好演技が見られた名古屋GPFが、まさかこんな終わり方を迎えようとは思いもしなかったです…

昨年のGPF女王、アンバー・グレン選手(米国)の「まさか」

アンバー・グレン選手は私にとって「今季のチャンピオンシップ大会で一番応援したい選手」です。

長く実力を発揮しきれなかった選手が、経験値を積んでその弱点を克服していくのを見守るのは私は好きです。彼女が25歳になってから安定した演技ができるようになってグランプリシリーズ初優勝、GPF女王になって以来、私は「彼女に一度はチャンピオンシップ大会でのメダルを手にしてほしい」とずっと願っています。

ボストンワールドではその夢が叶わなかったので、「今季こそ」という期待が強いのです。

まさかのアクセル要素抜けで始まったSP

それだけに、SPの冒頭でトリプルアクセルがシングルにすっぽ抜けてしまったのは衝撃でした。

6分間練習では確か2回、美しいトリプルアクセルを下りていました。何故本番でこんなことに…と。

せめてダブルアクセルにできていればダブルアクセルのぶんの点は入ったのですが、シングルアクセルだとSPの規定要素を満たしていないことになってしまい、点が全く入りません。

トリプルアクセルが最大の得点源なだけにこれはあまりに痛い出だし。66.85とSP6位でのスタートとなりました。

まさかのフリー1番滑走

翌日のフリーでは、昨季GPF優勝者がまさかの1番滑走。

幸いフリーではクリーンなトリプルアクセルを下りられました。後半若干疲れたかな?という印象で、最後のループはギリギリの着氷。(アンダーローテーション「<」判定)他にもステップやスピンでのレベル取りこぼしがありました。

得点は144.65、PBにあと4点ほどには迫りました。しかしSPの出遅れが響き、総合では4位と表彰台には届かず。

この大会が厄落としになって、五輪やワールドで良い演技を揃えられるよう願います。

「まさか」のSP5位から立ち上がった坂本花織選手

GPFではどうも調子が良くない印象がある坂本花織選手

過去の実績&今季の成績からいって彼女の五輪代表はほぼ内定といってもいい状態なので、今回は「全日本に向けたよい調整ができればいい」くらいの気軽な気持ちで見守っていました

しかし、2022トリノGPFのような表彰台落ちを心配する展開になるとは思ってもいなかったです。

SPでの、まさかのダブルルッツ

6分間練習を見る限り、調子は良くはなさそうでしたが、特別悪そうにも見えずでした。

「後半のトリプルフリップのコンビネーションジャンプがキレイに入るといいな」と思い演技を見始めたら…まさかのダブルルッツ。不意打ちの衝撃に私を含め、周囲の観客から息をのむ音が聞こえました。

1本目のトリプルルッツのエッジエラーを心配したことはありましたが、回転が抜けないかと私が不安を感じるのはいつも後半。前半で抜ける心配をしたことは近年一度もありませんでした。SPの単独ジャンプは3回転以上である必要があるため、ダブルルッツだと0点になってしまいます。

私が心配していた後半のトリプルフリップ-トリプルトゥループは加点付きの美しいジャンプでしたが、動揺があったのかその後のスピンとステップでレベルを取りこぼします。最後のレイバックスピンはさすがにレベル4をとってきましたが、それでも69.40。

ミスがあっても70点台は常に出して来た印象の彼女にとってはかなり低い得点。彼女比ではかなり低いスコアになってしまいました。

フリーで雪辱を

フリーでは第1滑走にアンバー・グレン選手、第2滑走に坂本花織選手が出て来る流れに改めて前夜の波乱が思い出されました。女子シングルのトップ選手がSPで大きなミスをする確率はかなり低いため、「まさかの滑走順」だったと言えます。

しかし、坂本花織選手はフリーではさすがの演技を見せました。後半のダブルアクセルからのコンビネーションジャンプのファーストジャンプがシングルになってしまいましたが、今回はスピン・ステップはオールレベル4。失点は最小限で抑えました。

フリーの得点は149.40、総合は218.80。最終的にフリー1位となる得点を出しましたが、SPでの得点差もあるので、後続選手が好演技をすれば抜かれる可能性が高そうです。

なので私は、演技直後は「2022トリノGPFと同様、表彰台を逃しただろう。でも今後に続くよい形でフリーを終えられてよかった」と思っていました。

中井亜美選手

シニアデビューシーズンが五輪開催年に重なるという、「生まれた年回り」に恵まれた中井亜美選手GPFでどこまで上位に食い込めるかは、ミラノ五輪代表選考においては注目されるポイントでした。

SP「道」は3位発進

6分間練習のとき、アンバー・グレン選手も渡辺倫果選手もトリプルアクセルを下りていましたが、私は中井亜美選手の6分間練習では一度もトリプルアクセルを下りたのを見られずじまい。

なので少し不安に思いながら冒頭のトリプルアクセルを見守りましたが、残念ながら着氷が大きく乱れました。でも、回転不足なし&転倒なしなら、トリプルアクセルは点が多く残ります

中井亜美選手がステップアウトしたトリプルアクセルで得た得点は4.69。
千葉百音選手とアリサ・リウ選手のダブルアクセルは4.34、坂本花織選手は4.53。

トリプルアクセルは転倒リスクが大きいですが、回転不足なしで着氷ができれば、ジャンプ前後に小技を入れた美しいダブルアクセルより高い点が出るというのは大きいです。

また、彼女は他の全ての要素を高いクォリティでまとめられるのも強みです。SPの得点は73.91、もしトリプルアクセルが加点付きでクリーンに決まっていたら80点近い点が出せる計算になります。

フリーものびのびとした好演技で2位!

フリーの6分間練習でもトリプルアクセルが決まっていたようには見えなかった中井亜美選手。(見逃しただけかもしれませんが)しかし、本番ではトリプルアクセルを見事に決めました

ミスらしいミスは前半のトリプルルッツでのわずかな着氷乱れのみ。あとは後半のトリプルフリップ-トリプルトゥループのコンビネーションジャンプのセカンドジャンプで「q」を取られた程度で、スピン・ステップは安定してレベル4を揃えてきました。

スケーティングに定評がある選手が多く滑る中で、彼女の滑りが全く見劣りがしなかったことには驚きました。繋ぎの部分などはまだシンプルではありますが、とても気持ちのいいスケーティングです。

私は全日本や全日本ジュニアなどで彼女の演技を何度も現地で見ているのですが、今回が一番滑りの良さを実感できました。

所作などにはまだ若干のジュニアっぽさが残るものの、後半の生気に満ち溢れた表現は少女らしい溌溂さと生命力に満ちていました。

フリーの得点は146.98、総合220.89。GPSフランス大会の総合スコア227.08には及びませんでしたが、フランス大会が決してまぐれではなかったことを証明

GPFで日本人最上位の銀メダルを獲得し、五輪代表選出の可能性がかなり高くなりました。

終始リラックスしていた様子のアリサ・リウ選手(米国)

アリサ・リウ選手は相変わらず、リラックスした雰囲気でほぼノーミス演技をSP・フリーとも揃えてきました。演技中に観客にあまり不安を抱かせない安定感はさすがです。

SP昨季プロ継続もセカンドループ投入

今季用新SPの使用曲のミュージシャンに殺人容疑がかかったことから、急遽昨季プロに戻さざるを得なくなった彼女。昨季いったん完成形を見たSPはボストンワールドの時ほどではなかったものの、GPS大会時より仕上がってきた印象でした。

後半のトリプルルッツ-トリプルトゥループのセカンドループは、私からは中国大会のときより回っているように見えたので「認定されるかな?」と期待しました。しかしながら「q」がつき、加点は消えてマイナス0.42点。それでもPBを更新する75.79が出ました。

SPは今後もこのままじゃないかと思います。五輪では「セカンドトリプルループを大きく加点がつくレベルまで上げて来れないかな?」と楽しみにしています。

ゴールドの衣装が映えたフリー

彼女は何か突出して加点を稼げるエレメンツがあるわけではないのですが、とにかく穴がありません。ボストンワールドは「マイナス要素のないエレメンツの積み重ね」で優勝を勝ち取りました。

フリーでは冒頭のトリプルルッツ-トリプルトゥループのセカンドジャンプに「q」が付いた以外は、クリーンにまとめました。
ボストンワールドや国別対抗戦での完全ノーミス演技には及ばず、フリー得点はPBスコアを約4点下回る146.70。

今大会女子シングルでSP・フリー通じて大きなミスが一つもなかったのは彼女だけ。SP2位&フリー3位という「総合でまとめる力」での優勝でした。

優勝確定後の、なごむひととき

千葉百音選手の思わぬ失速で優勝が決定した瞬間のアリサ・リウ選手は若干複雑そうな表情に見えました。

しかし、会場中のデジタルサイネージが優勝を祝福するゴールドのキラキラに包まれると、ジャージの前を開けて「私の衣装と一緒よ!」というかのようにアピールする姿はキュートでしたね。この会場演出は本当にきれいでした!

ISU配信より引用

そして、その後の優勝者インタビューで「私、今やりたいことがあるんです」と言い出し、入場時に演奏されていた大太鼓を叩くことを所望。千葉百音選手の想定外の演技を経て少し微妙だった会場の空気を和らげてくれました。

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女子シングル総合での振り返り

昨季のGPFとのスコア比較で見えること

2024GPFの優勝スコアは212.07に対し、今回は銅メダルでも218.80。6位だった渡辺倫果選手も207.14と、昨年のGPFであれば表彰台に乗れるスコアです。

2024GPF女子シングル最終結果
2025GPF女子シングル最終結果

昨季GPFのジャッジは回転不足にかなり厳しい印象だった一方、今回は緩めに感じられたので、安易に数字だけを比べられるものではありません。(女子はそれなりには取っていたけれど、それでも昨季よりは緩めでした)

しかし、五輪を控えていて全員プログラムの仕上がりが早いということもこの結果に繋がっているのでは?と思います。トリプルアクセルを投入した選手が一人から三人に増えたこともあるでしょう。

アリサ・リウ選手がトリプルアクセル練習映像を公開!

五輪では、トリプルアクセルを跳ぶ選手が更に増えそうです。

こちらはアリサ・リウ選手が先日Instagramで公開したイーグルからのトリプルアクセルを跳んでいる動画です。

彼女は現在手直し中といわれる「レディー・ガガ」の新プロを全米選手権で披露するのでは?と言われています。その時にトリプルアクセルを入れて来る可能性はありそうです。

トリプルアクセルを入れてもなお、クリーンな演技を保てたら最強かもしれません。

一方、トリプルアクセルを入れることで彼女の強みである「安定したクリーンな演技」が損なわれるリスクも大いにあります。

このほかにも五輪でトリプルアクセルを入れてきそうな女子選手は、ロシアから個人資格で出場するアデリア・ペトロシアン選手、ソフィア・サモデルキナ選手などもいます。ペトロシアン選手は4回転トゥループも入れて来るかもしれません。回転不足なしで跳ぶのはちょっと大変そうですが…

トリプルアクセルなどの高難度ジャンプ投入に挑む選手、それに対して完成度の高い濃密な演技で対応する坂本花織選手・千葉百音選手らはどこまで立ち向かえるか?

「クリーンな演技対決」もそれはそれで魅力がありますが、私はやはり「挑戦」の結果次第で大きく変動する試合が好きなので、五輪シーズンの女子シングルは見ごたえがありそうです。

GPF観戦記、なんとか全カテゴリぶんを全日本前に書き終えられました。
エキシビションは…気が向いたら書くかもしれませんが、書ける自信がありません。

GoldenSkateのInstagramアカウントが、「2025-26 Grand Prix Final | Gala」でたくさんのエキシビション演技写真を投稿してくれています。思い返すにはそちらを検索するのがおすすめです!

楽しかった4日間でした
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GPF会場IGアリーナ前方席から見た場内全景

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