入江陵介選手の引退インタビュー記事を通して感じた宇野昌磨選手との共通点&ファンの立場で今、想うこと

サブリンク練習にリンクインする宇野昌磨選手

2024世界フィギュアスケート選手権が開催されたモントリオールから帰国後、最初に投稿した モントリオール滞在記<番外編1>2024世界フィギュア観戦から帰国してまもない今の心境に、「今私の頭の中をぐるぐるしていること」は下記の3種類だと記しました。

  • 宇野昌磨選手の演技について感じた気持ち
  • 宇野昌磨選手の進退について、自分はどうあってほしいのか
  • 今大会の報道について思うこと

一つ目の「宇野昌磨選手の演技について感じた気持ち」については、先月末に投稿したモントリオール滞在記<番外編2>2024世界フィギュアスケート選手権での宇野昌磨選手の演技を通じて感じたことで一旦まとめたつもり。めちゃくちゃ長い文章になってしまいましたが(苦笑)。

三つ目の「今大会の報道について思うこと」については、今日、卓球の石川佳純選手や水泳の入江陵介選手の引退報道について感じたことと合わせて、noteに投稿してみました。

問題がね~二つ目の「宇野昌磨選手の進退について、自分はどうあってほしいのか」なんですよ。

この週末で「スターズオンアイス」が終わって、ゴールデンウィークの「プリンスアイスワールド」横浜公演が始まるまでの期間に宇野昌磨選手が来季どうするかについての発表がありそうな気もする。そこがはっきりしないと、彼が主体になっているアイスショー「The Ice」の宣伝も打ちにくいでしょうし。

表明がもっと後になる可能性もあるけれど、「いつ何が発表されてもおかしくない」時期に入ってしまう。

「いやちょっと待って。どういう選択になっても受け入れるつもりとは言ってるけど、私まだ心の準備できてない。お願いだからもう少し待って…」という心境です(苦笑)。

進退についての発表がある前に今の自分の混乱した気持ちを文字にして記録しておきたいな~と思っていたんだけれど、これが難しくて。

ぐだぐだした感情を書き連ねることはできそうだけれど、「結局何を書いたところで、私の身勝手な願望や無責任な憶測をまき散らすだけで何の意味もないのでは…」と思えてきてしまうんです。ワールドの演技への感想と違って、書いたところで実際どうなるかがわからないことにはスッキリ気持ちが整理されるわけでもないだろうし。

モントリオールから帰ってから、宇野昌磨選手自身やステファン・ランビエールコーチ等の過去&最近の発言をあれこれ振り返っては、「こういうことを言っていたからには現役を続けたい気持ちがあるんじゃないか」「いやこういうことを言ってるのなら、気持ちは限界なのかもしれない」とぐるぐる考えてしまう日々。「現役続行」「休養」「引退」、どの選択肢もありえそうな材料がそれぞれにあり過ぎて、どんな心の準備をしていいのか自分でも正直よくわからない。

noteにも書いたけれど、「引退を決めるのは本人」なので周囲があれこれ言うことで変な空気感を醸成するのはよくないことだと私は思っています。だから人目に触れるこういうところで自分のエゴに満ちた願望なり推測なりは書くべきじゃないのでは?と思えてきて、結局大したことは書けずにいます。

自分でも「どっちなんだろう」と気持ちが揺れ動くのがイヤになり、あれこれ考えるのは辞めてもう自分の希望だけ考えてりゃあいいんじゃないの?という気もしてきたし。なのでここ数日はワールドの観戦記をしたためたり、来年のボストンワールド観戦関連の各種手配に逃避したりしていました(苦笑)。

そんな中で今日読んだ記事。

THE ANSWER スポーツ文化・育成&...
「僕は金メダルに届かない選手」悩み傷ついた18年間 それでも日本競泳界に入江陵介は不可欠だった 競泳五輪メダリストの入江陵介(34)が現役を引退した。16歳で日本代表入りしてから18年間、08年北京から21年の東京まで4大会連続五輪出場を果たし、3個のメダルを獲得した...

これを読んだら入江陵介選手と宇野昌磨選手とに共通点を感じてしまって、私は再び宇野選手の進退についてしばし考え始めてしまいました。

二人が似ているなと思ったところは…

*同世代のスター選手に比べて闘争心が薄そうに見えること
(彼らなりの強い闘争心はあったと思うので、あくまでも「そう見える」という意味)
*「金メダルにあと一歩及ばない」成績が多かったこと
*強く引っ張っていくタイプではなく、「みんなで頑張ろう」というスタイルのリーダーであること
*「多くの人に支えられている」と周囲への感謝を常に口にしていること
*「強さ」と対称的な「優しさ」「儚さ」があること


「二人に共通点がある、だから何?」と言われたら、何が言いたいのか自分でもよくわからないのですが…

「“やりすぎまでよくやったな”と言ってあげたいです」ーと現役生活を振り返っている入江選手のことばを読んで、「彼と共通点が多いように感じられる宇野選手が引退を表明するときには、入江選手と同様に『よくやったなと自分を振り返ってくれればいいなぁ」…となんともいえぬ「うらやましさ」をほんのり感じた ってことでしょうか?


私が入江選手を長年熱心に応援してきたファンだったら「パリ五輪で彼を応援したかった」ーと残念で哀しい気持ちも感じるだろうし、「うらやましさ」って言葉はなんかちょっと違う気がするんですけど、他にいい言葉が思いつきません。

どういう選択になっても、彼の決意を歓迎できる自分であろうと思います。

明日はあれこれ考えることなく、素直にStars on IceのCS生放送を楽しもうと思います!

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