2026年のフィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)第3戦、中国大会(カップ・オブ・チャイナ/中国杯)は、11月6日(金)~8日(日)に中国・深圳(しんせん)で開催されます。
日本からは、男子の三浦佳生選手・佐藤駿選手、女子の千葉百音選手・山下真瑚選手・渡辺倫果選手、ペアの「ゆなすみ」こと長岡柚奈/森口澄士組が出場予定です。
海外勢も、今季CSでハイスコアを叩き出しているロシア勢、GPS初戦で優勝したメテルキナ/ベルラワ組、フィアー/ギブソン組、ミラノ五輪金メダリストのミハイル・シャイドロフ選手など、注目選手が揃っています。
また、今大会は全日本選手権・全日本ジュニア選手権への進出がかかる西日本選手権と日程が重なります。
今回は中国大会の競技日程や放送・配信情報、全4カテゴリの出場選手のSB(シーズンベスト)・PB(パーソナルベスト)一覧と見どころに加え、西日本選手権との比較スケジュール、全日本への通過予定人数もまとめました。
見どころから読みたい方は、目次の見出しをクリックすると該当箇所へ移動できます。
2026年グランプリシリーズ全体の情報はこちら

2026GPS中国大会出場者一覧(ISU公式)
2026GPS中国大会リザルト(ISU)
※リザルトページは滑走スケジュールや採点詳細などが見られます
スケジュール(日本時間で記載)
中国大会は、日本時間の11月6日(金)午後3時45分、アイスダンスのリズムダンス(RD)から競技が始まります。
中国と日本の時差は1時間。今回は日本時間で午後から夜にかけての競技が多く、比較的ライブ観戦しやすい時間帯です。
| 日程 | 開始予定時刻(日本時間) | カテゴリ |
|---|---|---|
| 11/6(金) | 15:45~17:03 | アイスダンスRD |
| 17:25~18:54 | 女子SP | |
| 20:00~21:05 | ペアSP | |
| 21:25~22:54 | 男子SP | |
| 11/7(土) | 15:30~17:02 | アイスダンスFD |
| 17:30~19:17 | 女子フリー | |
| 19:40~20:58 | ペアフリー | |
| 11/8(日) | 14:00~15:48 | 男子フリー |
| 19:00~21:00 | エキシビション |
今回はエキシビションも開催されます。男子フリーだけ日曜日に行われるため、土曜日の競技終了後から翌日まで少し間が空くスケジュールです。
中国大会と西日本選手権のスケジュール比較
中国大会と同じ週末、11月5日(木)~8日(日)には、福岡市の「アクシオン福岡」で西日本選手権/ペア予選会も開催されます。
両大会を追いかけたい方向けに、競技日程を比較してみました。時刻はすべて日本時間です。
11月6日(金)
| 時刻 | 中国大会 | 西日本選手権 |
|---|---|---|
| 9:25 | Jr女子SP 9:25~12:40 | |
| 12:55 | ペアSP 12:55~13:06 | |
| 13:15 | 女子SP 13:15~16:15 | |
| 15:45 | アイスダンスRD 15:45~17:03 | |
| 16:30 | 男子SP 16:30~18:50 | |
| 17:25 | 女子SP 17:25~18:54 | |
| 20:00 | ペアSP 20:00~21:05 | |
| 21:25 | 男子SP 21:25~22:54 |
11月7日(土)
| 時刻 | 中国大会 | 西日本選手権 |
|---|---|---|
| 9:00 | Jr男子SP 9:00~11:55 | |
| 12:10 | ペアフリー 12:10~12:25 | |
| 12:35 | Jr女子フリー 12:35~15:50 | |
| 15:30 | アイスダンスFD 15:30~17:02 | |
| 16:05 | 女子フリー 16:05~19:30 | |
| 17:30 | 女子フリー 17:30~19:17 | |
| 19:40 | ペアフリー 19:40~20:58 |
11月8日(日)
| 時刻 | 中国大会 | 西日本選手権 |
|---|---|---|
| 9:00 | Jr男子フリー 9:00~12:15 | |
| 12:30 | 男子フリー 12:30~15:30 | |
| 14:00 | 男子フリー 14:00~15:48 | |
| 19:00 | エキシビション 19:00~21:00 |
※「Jr」はジュニア。西日本選手権はシニアの表記を省略しています。
※競技進行により前後する可能性があります。表彰式・公式練習は省略しています。
出典:ISU公式タイムスケジュール・11月2日版(PDF)
出典:西日本選手権・公式詳細日程10月25日版(PDF)
西日本選手権の通過予定人数&関連リンク
西日本選手権終了時に全日本選手権・全日本ジュニア選手権進出が確定する選手の数は、下記の通りです。
【シニア】
男子 7名
女子 6名
【ジュニア】
男子 12名
女子 15名
このほか、シニア男子の友野一希選手・山本草太選手、シニア女子の三宅咲綺選手・山下真瑚選手・松生理乃選手は免除対象。ジュニア女子の岡万佑子選手・岡田芽依選手はシード選手です。
※全日本ジュニアからは、シニアの全日本選手権への推薦枠もあります。
さらに、東日本&西日本選手権で通過枠に入らなかったシニア選手と、全日本ジュニアで推薦を受けなかった選手について、それぞれの大会のSP・フリー合計得点を比較して、全日本の出場者が男女各30名になるまで得点上位者が追加されます。
2026西日本選手権/ペア予選会リザルト
フジスケ「全日本への道」
フジスケ「全日本ジュニアへの道」
GPS中国大会の放送予定&配信情報
中国大会は、男女シングルだけでなくペアも地上波で放送されます。
さらに、BS朝日のマルチチャンネル(152ch)では男女シングルとペアの計6競技が生中継される予定です。
解説&実況担当者
中国大会は、町田樹さんと荒川静香さんの登板はありません。
<男子シングル>
【解説】佐野稔
【実況】山崎弘喜
<女子シングル>
【解説】八木沼純子
【実況】草薙和輝
<ペア>
【解説】高橋成美
【実況】斎藤康貴
放送予定(BS朝日の生中継)
中国大会はBS朝日のマルチチャンネル(152ch)で、男女シングルとペアのSP・フリーが生中継されます。
通常の放送に比べて画質は落ちますが、ライブでテレビ観戦できるのは嬉しいですね。
| 放送日時 | 放送内容 | 放送局 |
|---|---|---|
| 11/6(金)17:25~ | 女子SP・ペアSP・男子SP(生中継) | BS朝日152ch |
| 11/7(土)17:30~ | 女子フリー・ペアフリー(生中継) | |
| 11/8(日)14:00~ | 男子フリー(生中継) |
放送予定(地上波)
テレビ朝日系列では、男女シングルとペアの地上波放送が予定されています。ただし、今回は3番組とも一部地域を除く放送です。
私が住む関西は、今季これまでのGPS2大会は日曜午後に放送があったのですが、今回は地上波放送無しです。
まぁBSで生中継してくれてるんだから当然といえば当然なのですが、地上波しか視聴習慣のないライトファンは放送に気づかないでしょうね…。

BS視聴環境のない方には、ちょっと残念な編成情報かもしれません
| 放送日時 | 放送内容 | 放送局 |
|---|---|---|
| 11/6(金)深夜2:45~ | 男女SP・ペアSP | テレビ朝日系列(一部地域除く) |
| 11/7(土)深夜3:30~ | 女子フリー・ペアフリー | |
| 11/8(日)深夜1:55~ | 男子フリー |
お住まいの地域で放送されるかどうかは、地域別の番組表をご確認ください。
CSテレ朝チャンネル2でも後日放送
CSテレ朝チャンネル2では、11/30(月)午前8時から中国大会の放送が始まります。
現時点では、11/30に女子SP、男子SP(10:30~)の放送が予定されています。
全競技・全選手の演技を基本的に会場音のみで放送し、一部は副音声で実況・解説も楽しめます。
その他の競技の放送日時など、詳細は公式サイトやCSテレビ番組表をご確認ください。
配信情報
テレビ朝日の有料配信
テレビ朝日では、NHK杯を除くGPシリーズ各大会とGPファイナルの全競技ライブ配信チケットを販売しています。
2026年のチケット料金は、GPシリーズ各大会が1,500円、GPファイナル全日程が3,000円、全配信セットが6,200円、特典付き全配信セットが6,700円です(いずれも税込、別途システム手数料220円)。
購入期限は2027年1月3日(日)23:59、アーカイブ視聴期限は1月4日(月)23:59です。
ISU公式YouTubeチャンネルの配信(無料)
ISU(国際スケート連盟)の公式YouTubeチャンネルでも、大会のライブ配信が行われます。ただし日本国内からの視聴には地域制限がかかるため、通常は見ることができません。
視聴可能な海外地域のVPNを利用すれば基本的には見られますが、近年はVPN経由のアクセスが制限されるケースもあるので、最新の状況には注意が必要です。ただし今季は今のところ問題なく視聴できています。

私は例年、ISU公式配信の海外VPN経由視聴を選択しています
一番経済的ですし、英語ですが実況つきで楽しめるのが魅力
英語が苦手でも、自動字幕や翻訳機能を使えば意外と楽しめます
「テレ朝の有料配信とISU公式配信、自分にはどちらが向いてるかチェック」には、こちらの記事をどうぞ

VPNを利用した観戦方法の詳細、おすすめのVPNサービス情報はこちらの記事でどうぞ

私の見どころ<男子シングル>
ここからは男子⇒女子⇒ペア⇒アイスダンスの順に、出場予定選手のSB・PBと注目選手情報を紹介します。
出場予定選手のSB・PB一覧
まず男子12名の一覧です。今季SBは11月1日時点のISU公式統計を基準にしています。
| 選手名(国名)※敬称略 | 今季SB | PB |
|---|---|---|
| ウラジスラフ・ジキジ(AIN2) | 312.79 | 312.79 |
| エフゲニー・セメネンコ(AIN2) | 292.09 | 292.09 |
| チェン・ユードン(中国) | 196.60 | 237.70 |
| パン・チーミン(中国) | ― | 217.34 |
| ニカ・エガーゼ(ジョージア) | 262.65 | 273.00 |
| 三浦佳生(日本) | 247.96 | 281.53 |
| 佐藤駿(日本) | 255.92 | 292.08 |
| ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン) | 272.75 | 291.58 |
| ソ・ミンギュ(韓国) | 251.07 | 255.91 |
| ウラジーミル・サモイロフ(ポーランド) | 220.05 | 240.83 |
| ルシウス・カザネツキ(米国) | 210.60 | 225.85 |
| ジェイコブ・サンチェス(米国) | 212.60 | 241.74 |
フランス大会2位の三浦佳生&3位のソ・ミンギュ、GPF進出は?
第3戦中国大会は、今大会がGPS2戦目となる選手が何名もいます。その一人が三浦佳生選手。初戦のフランス大会ではSPでジャンプミスが出たものの、フリーで巻き返し、総合247.96点で銀メダルを獲得しました。

中国大会でも表彰台に乗れば、グランプリファイナル(GPF)進出が近づきます。前回2位ですので、できれば2位以上が欲しいところ。
フランス大会で3位だったソ・ミンギュ選手(韓国)も、GPF進出の可能性があります。
9月の木下グループ杯では251.07点、フランス大会でも244.90点を出しています。どちらの試合でも大きめのミスが出てこの点。
フリーは4回転サルコウ1種2本の構成ですが、4回転3種以上入れて来る選手たちを抑え、木下グループ杯のフリーでは1位を獲得しています。

ただ、もともとこの大会には日本勢に加えミハイル・シャイドロフ選手、ニカ・エガーゼ選手(ジョージア)など4回転を3種類以上跳ぶ選手が数多くアサインされていました。
そこに、中国の開催国枠1枠の返上と、怪我による欠場が続いたことから、300点前後のSBを持つロシア選手が2名も追加エントリー。
三浦佳生選手とソ・ミンギュ選手のGPFへのハードルはかなり上がってしまったと言えます。そのハードルをクリアして、GPFにたどり着けるでしょうか?
AINのジキジ&セメネンコ、今季SBは驚異的な高得点
男子では、AIN(中立アスリート)として出場するロシアのエフゲニー・セメネンコ選手とウラジスラフ・ジキジ選手が大きな注目を集めそうです。
9月上旬に東京・辰巳で開催された「木下グループ杯」で3位に入ったのがセメネンコ選手、優勝したのがジキジ選手です。

その後、セメネンコ選手は9月下旬のネペラ メモリアルで292.09点をマーク。ジキジ選手は10月のデニス・テン メモリアルで312.79点という歴代4位の高得点を出しています。
しかしながら、ジキジ選手のデニス・テン メモリアルでの採点については、甘すぎるとの批判が飛び交いました。

私も演技を観ましたが、この点数の演技だったか?といわれると納得はいかなかったです。この二人にこの点差から想像されるような実力差はないと思います。
両選手はタイプの異なるスケーターですが、3~4種類の4回転ジャンプをコンスタントにプログラムに組み込める選手。
実力は伯仲していますし、二人ともGPS2大会のアサインが決まっていますので、GPF進出の可能性もあります。
AINの二人が、有力選手が数多く出場するGPS大会でどのような評価が出るのかも興味深いところです。
佐藤駿は今季GPS初戦、シャイドロフは巻き返しを狙う
中国大会には、ミラノ五輪男子シングルのメダリストが2名揃っています。
ミラノ五輪銅の佐藤駿選手は、中国大会が今季のGPS初戦です。PBは292.08点。高難度ジャンプを入れて来るロシア勢2名と真っ向から戦えるポテンシャルの持ち主です。
セメネンコ選手とジキジ選手とは木下グループ杯で既に対戦しており、この時は佐藤駿選手が総合255.92点で銀メダル、二人の間に入りました。
ミラノ五輪金のミハイル・シャイドロフ選手(カザフスタン)にも注目したいところ。
シャイドロフ選手は9月のネペラ メモリアルで272.75点を出していたものの、GPS初戦のフランス大会では珍しくジャンプミスが相次ぎ、206.55点。まさかの10位で今季のGPFの可能性は事実上なくなりました。


ちなみに、中国大会に出場する男子12名のうち7名は、木下グループ杯に出ていたメンバーです
木下グループ杯の同窓会かよw…って感じです
私の見どころ<女子シングル>
出場予定選手のSB・PB一覧
こちらが中国大会の女子12名。現時点で確認できた今季SBとPBを整理しました。
| 選手名(国名)※敬称略 | 今季SB | PB |
|---|---|---|
| アレクサンドラ・イグナトワ(AIN2) | 226.01 | 251.73 |
| オルガ・ミクティナ(オーストリア) | 173.79 | 198.77 |
| チャン・ルイヤン(中国) | 155.40 | 179.76 |
| チュウ・イー(中国) | 157.14 | 174.00 |
| アナスタシヤ・グバノワ(ジョージア) | 202.82 | 211.19 |
| ララ・ナキ・グットマン(イタリア) | 202.74 | 205.12 |
| 千葉百音(日本) | ― | 228.47 |
| 山下真瑚(日本) | ― | 203.06 |
| 渡辺倫果(日本) | ― | 213.14 |
| イ・ヘイン(韓国) | 190.55 | 225.47 |
| アリーナ・ボニーロ(米国) | 159.79 | 183.59 |
| ソフィー・ヨリーン・フォン・フェルテン(米国) | 175.64 | 197.41 |
千葉百音、今季GPS初戦でどこまで仕上げてくる?
日本女子の中心となるのはミラノ五輪4位、2026世界選手権銀の千葉百音選手です。
PBは228.47点。今季は7月に右足首を捻挫したのが原因で調整が例年より遅れ、出場を予定していた木下グループ杯は欠場しています。

中国大会が今季初の国際大会となるだけに、ジャンプの安定感や演技全体の仕上がりが気になるところです。
SPの「007」はどのくらい進化しているでしょうか?今季フリーの初披露も楽しみです。
イグナトワがAINとしてGPSに復帰
今回の女子で大きな注目を集めそうなのが、アレクサンドラ・イグナトワ(トゥルソワ)選手です。
9月上旬の木下グループ杯では、フリーで4回転ルッツを決め、2位でした。

10月に出場したデニス・テン メモリアルでは、SP77.39点、フリー148.62点、総合226.01点と、今季SBを更新しています。
今季は4回転ルッツに加え、4回転トゥループもプログラムに組み込むことを目指しているとのこと。
11月3日付のSport24の報道によると、本人は4回転2本構成での練習を重ねているものの、中国大会で1本にするか2本にするかは現地で判断すると話しています。
今大会ではどんなジャンプ構成で臨むのかも見どころの一つです。
彼女は来週のスケートアメリカにも出場予定。2週連続でのGPS出場というハードなスケジュールとなります。
フランス大会2位グバノワ、3位グットマンのGPF争い
女子のGPF進出争いで注目されるのが、アナスタシヤ・グバノワ選手(ジョージア)とララ・ナキ・グットマン選手(イタリア)です。
ともにフランス大会で表彰台に上がり、中国大会が2戦目となります。

この二人、今季の点数が本当に同じくらいでして。
| 選手名※敬称略 | フランス大会順位 | 総合得点 |
|---|---|---|
| アナスタシヤ・グバノワ | 2位 | 202.82 |
| ララ・ナキ・グットマン | 3位 | 202.37 |
グバノワ選手はSBがフランス大会の202.82点。グットマン選手は9月のロンバルディア杯で記録した202.74点がSB。二人の今季の試合の点数は、ほぼ差がありません。中国大会で再び両選手の接戦が見られる可能性もありそうです。
特に初戦2位のグバノワ選手は、今回も表彰台上位を確保できればGPF進出にかなり近づきます。
山下真瑚&渡辺倫果も出場
日本からは山下真瑚選手、渡辺倫果選手も出場します。
山下真瑚選手は6シーズンぶりのGPS大会出場。
第2戦のカナダ大会では、23歳でGPS初出場となった三宅咲綺選手が注目を集めました。

山下真瑚選手も彼女と同じ23歳。6シーズンぶりにGPSカムバックを果たした彼女にも、是非スポットライトが当たってほしいと思っています。

フリーの「ボレロ」が世界のフィギュアスケートファンにお披露目されるのが嬉しいです
渡辺倫果選手はPB213.14点。トリプルアクセルを武器にする選手で、本来ならば十分表彰台を狙える実力のある選手ですが、今季は腰を痛めているらしく、その回復状況が少し気がかりです。

二人とももう現地入りしていると思いますが、今回、毎日新聞社の吉田航太カメラマンや日刊スポーツの長久保豊記者が、取材ビザが下りず中国渡航を断念したとSNSで報告しています。今大会は日本メディアによる現地情報や写真が減りそう…。
ちなみに吉田カメラマンが過去の中国大会で撮影した懐かしい写真がこちら。
2023年フィギュアGP中国杯のエキシビジョンは、友野一希選手と共に宇野昌磨さんと山本草太選手、なかなか豪華でした。 【写真特集•28枚】フィギュアGP中国杯 エキシビション | 毎日新聞 https://t.co/IxxvK8tIJk
— 吉田 航太 (@kotayoshidapic) June 7, 2025

こんな写真が減るってことですからね…
せっかくエキシビションまで開催される大会だというのに残念過ぎます
私の見どころ<ペア>
出場予定選手のSB・PB一覧
ペアは8組が出場予定です。
| 選手名(国名)※敬称略 | 今季SB | PB |
|---|---|---|
| ミーシナ/ガリャモフ組(AIN2) | 206.31 | 239.82 |
| アコポワ/ラフマニン組(アルメニア) | 176.51 | 190.46 |
| デスロッシャーズ/スラッシャー組(カナダ) | 149.19 | 162.90 |
| ジャン/ファン組(中国) | 167.54 | 196.29 |
| メテルキナ/ベルラワ組(ジョージア) | 215.83 | 225.20 |
| 長岡柚奈/森口澄士組(日本) | ― | 209.13 |
| リュウ/ベダール組(米国) | 165.70 | 168.27 |
| プラザス/フェルナンデス組(米国) | 162.57 | 183.17 |
「メテベル」VS「ミーガリ」|五輪メダリスト同士の対決!
ペアの優勝候補の一角は、ミラノ五輪・世界選手権銀の「メテベル」ことアナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラワ組(ジョージア)です。
GPSフランス大会では、ロシアの強豪ペア「ボイコズ」ことアレクサンドラ・ボイコワ/ドミトリー・コズロフスキー組(AIN)と対決し、204.65点で優勝しました。

今大会では再びロシアの強豪ペアと対決します。「ミーガリ」ことアナスタシア・ミーシナ/アレクサンドル・ガリャモフ組は北京五輪の銅メダリスト。五輪メダリスト同士が相まみえます。
「メテベル」は今大会も優勝すれば、GPF進出が確定。表彰台に乗れば進出の可能性はかなり高くなるでしょう。
一方、「ミーガリ」もGPS2戦目が決まっているので、ここで優勝してGPF進出の可能性を高めておきたいところでしょう。
ただ、彼らのアサインが決まったのは先月末。フィンランドのビザが下りたとの情報はまだありませんし、政治的な状況からビザ申請が難航しそうなのは気になるところです。

ゆなすみ、今季初戦!
今大会には、昨季四大陸選手権銅、世界選手権4位の「ゆなすみ」こと長岡柚奈/森口澄士組(ゆなすみ)が出場します。
結成以降、急成長を遂げてきた「ゆなすみ」は、「りくりゅう」の引退により日本のトップペアとなりました。

しかし、今季序盤の彼らはとんでもない苦難続き。
世界選手権後に長岡柚奈選手の右足の疲労骨折が判明。回復を待ってようやく練習再開した矢先に長岡柚奈選手が交通事故に遭い、今度は左足を骨折。9月の木下グループ杯も棄権せざるを得ませんでした。

この中国大会が、今季の彼らの初試合です。当然SPもフリーも初披露。
SPはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。クラシック音楽に初挑戦です。
フリーは、エレクトロニック音楽にオーケストラの要素を取り入れた、映画音楽のように壮大でドラマティックな楽曲。振付はブノワ・リショーさんが担当しています。
Instagramに投稿された動画ではそのごく一部が見られます。凄く楽しみ!
PBは209.13点。表彰台を狙える実力は十分あります。しかし、短期間でどこまで十分な練習を積み、調子を戻せているかはまだわかりません。
今季の新プログラムを国際大会でどう披露するのか、こちらも楽しみにしたいところです。
私の見どころ<アイスダンス>
出場予定選手のSB・PB一覧
アイスダンスは10組が出場予定です。
| 選手名(国名)※敬称略 | 今季SB | PB |
|---|---|---|
| リン/ガオ組(中国) | ― | 143.97 |
| レン/シン組(中国) | 150.85 | 158.67 |
| シャオ/フー組(中国) | 155.40 | 157.43 |
| タシュレロワ/タシュレル組(チェコ) | 185.66 | 196.39 |
| スマート/ディーク組(スペイン) | 197.22 | 206.37 |
| ドゥムジョ/ル=メルシェ組(フランス) | 178.55 | 192.15 |
| フィアー/ギブソン組(英国) | 201.17 | 215.19 |
| デイビス/スモルキン組(ジョージア) | 208.67 | 208.67 |
| ブラッティ/サマービル組(米国) | 178.03 | 190.86 |
| ペイト/バイ組(米国) | 169.26 | 191.20 |
スケカナ優勝のフィアー/ギブソン組、連戦での2連勝なるか?
今大会のアイスダンスでは、「フィアギブ(ライラルイス)」ことライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組(英国)が優勝候補の一角です。
前週のスケートカナダでは総合201.17点で優勝。中国大会でも2位以上を確保できれば、GPF進出が決定的になります。

スケカナから2週連続の出場、なかなか大変そうですがどんな演技を見せてくれるでしょうか。
フランス大会2位のデイビス/スモルキン組も登場
フランス大会で銀メダルを獲得した「デビスモ」ことダイアナ・デイビス/グレブ・スモルキン組(ジョージア)も、中国大会がGPS2戦目です。

地元ジョージアで開催されたトリアレティ杯では208.67点と高得点を記録しました。
ただ、彼らはCS大会以降はスコアを更新できないことがここ何年も続いています。フランス大会では193.93点でした。今大会では再び200点台に手が届くでしょうか?
スマート/ディークも表彰台争いへ
「スマディク」ことオリヴィア・スマート/ティム・ディーク組(スペイン)も表彰台候補です。
二人は過去2シーズン、映画「DUNE 砂の惑星」を基にした個性的なFDで評判を一気に上げました。
こちらは去年のスケアメ3位の時の写真です。

今季もRDはゾンビダンス、FDでは「エニグマ」の曲を使ったユニークなプログラムで攻めてきています。

他には、タシュレロワ/タシュレル兄妹(チェコ)や、ブラッティ/サマービル組(米国)、ドゥムジョ/ル=メルシェ組(フランス)なども気になります。
また、試合で見る機会が少ない中国のアイスダンスチームが3組も見られるのも楽しみです。世界観が印象的なプログラムを見せてくれることが結構あるんですよね。
第3戦中国大会開幕まであとわずか。
スケオタが6週間にわたってGPS大会を追う日々もようやく折り返し地点に差し掛かりました。果たして今大会でGPF進出を決める選手は、どれだけ出るでしょうか?



